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パラドックス13 の商品レビュー

3.6

471件のお客様レビュー

  1. 5つ

    84

  2. 4つ

    149

  3. 3つ

    156

  4. 2つ

    31

  5. 1つ

    10

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2009/10/07

数学者の調べにより、数日後のある時間より、13秒間時間が飛ぶ事が分かる。 何が起こるかはわからないが、分かっていることは、その13秒間に絶対に死んではいけない。 その絶対に死んではいけない時間に死んでしまった人が平行世界に飛ばされ、オイオイドウナッチャウンダヨという話。 500ペ...

数学者の調べにより、数日後のある時間より、13秒間時間が飛ぶ事が分かる。 何が起こるかはわからないが、分かっていることは、その13秒間に絶対に死んではいけない。 その絶対に死んではいけない時間に死んでしまった人が平行世界に飛ばされ、オイオイドウナッチャウンダヨという話。 500ページ近くある本だけど、面白くて一気に読んだ。 ラストもまとまってると思う。

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2014/08/14

『パラドックス13』 -東野圭吾- ○ P-13現象によって世界に取り残された人間達が生き残るために、殺伐とした世界で生活していくことになる。 漂流教室と少々重なる点あり。 ある出来事に巻き込まれるまでの序章が面白いと思えなかったが、だんだんと巻き込まれていく展開が東野さ...

『パラドックス13』 -東野圭吾- ○ P-13現象によって世界に取り残された人間達が生き残るために、殺伐とした世界で生活していくことになる。 漂流教室と少々重なる点あり。 ある出来事に巻き込まれるまでの序章が面白いと思えなかったが、だんだんと巻き込まれていく展開が東野さんらしくぐいっと引き込まれていった。 ただ、終わり方が納得いかない。 兄はなぜ死ななければいけなかったのか。 そしてあの地獄のような世界を生きぬいた記憶をどうして消してしまったのか。

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2009/10/04

結構な厚さの本だったので、それと私の苦手な(人類滅亡とかそういう系)ジャンルだったので もしかしたら最後まで読めないかも・・・と思ってたけど、ぐいぐい読んじゃいました。 非現実が現実になってしまった時、人間はどうなってしまうんだろう。考えさせられることが多い作品でした。 で、手元...

結構な厚さの本だったので、それと私の苦手な(人類滅亡とかそういう系)ジャンルだったので もしかしたら最後まで読めないかも・・・と思ってたけど、ぐいぐい読んじゃいました。 非現実が現実になってしまった時、人間はどうなってしまうんだろう。考えさせられることが多い作品でした。 で、手元にはまだ読んでいない「名探偵の掟」。 東野ワールドの広さを楽しめそうです。

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2009/10/04

んーーいろんな読み方や楽しみ方ができるとは思うけど、 個人的には、「期待してたほどでは・・・」 えーーっっっ 結局どういうこと? 何それ? ッテカンジ

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2009/10/07

面白かった。壮大なスケールの中に悲しみと切なさが入り混じり、読後も余韻が続く。 数秒という短い時間の中で、生か死かの運命が決まる。 誰もが、それこそ本当に命がけで挑む。自分の決断の正しさを信じて。 最後の最後まで、結末がどうなるのかがわからず夢中で読み進めた。 命の存在は運命によ...

面白かった。壮大なスケールの中に悲しみと切なさが入り混じり、読後も余韻が続く。 数秒という短い時間の中で、生か死かの運命が決まる。 誰もが、それこそ本当に命がけで挑む。自分の決断の正しさを信じて。 最後の最後まで、結末がどうなるのかがわからず夢中で読み進めた。 命の存在は運命によって定められているのだろうかと思いをめぐらせずにはいられなかった。

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2009/10/04

きっと映画になるだろうな〜と思わせるような壮大なスケールのSF小説。 3月13日午後1時13分13秒、突然自分たち以外の人間が消滅する。(・・・というか、自分たちだけが別の世界にワープしてるんだけど) だんだん崩れていく大都会東京で、なんとか生き延びようと互いに協力し、励ましあう...

きっと映画になるだろうな〜と思わせるような壮大なスケールのSF小説。 3月13日午後1時13分13秒、突然自分たち以外の人間が消滅する。(・・・というか、自分たちだけが別の世界にワープしてるんだけど) だんだん崩れていく大都会東京で、なんとか生き延びようと互いに協力し、励ましあう生存者十数名。 さまざまな困難に直面し、その都度話し合いがもたれる。通常の倫理観が通用しない異常な世界の中で、正しいこととはなにかと改めて考えさせられる道徳本のようだ。 ノンキャリ巡査の冬樹が主人公になっているが、リーダー格は彼の兄の誠哉。東大出身警視庁のエリートだ。生きることは不可能と思われる異様な世界でなんとか自分たちの生活を築こうとみんなを励ます。彼がいなければ生き残れる人がこれほど多くは残らなかったでしょう。すばらしいリーダーシップで弱った人たちを引っ張っていく。・・・・少々理想に走りすぎて、最後には女性陣に総スカンを食うが。 ・老婦人が頭を強く打って意識不明の重体になり、その夫が彼女の安楽死を望む局面。 ・食いしん坊の太一が赤ん坊のミルクを盗み食いしてしまったときの対応。 ・途中でインフルエンザにかかったやくざに出会い、仲間に入れるか入れないかの判断。 ・うちわでレイプ未遂した小峰の処分と今後の話し合い。 大きな自然災害との戦いと人間としての葛藤の極限状態で気の遠くなるような旅を始めようとする。 ラストはどうなるのかと気になって気になってしかたがない。 最後のページを開いてみたくなる衝動を抑えながら読みました。

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2009/10/04

21年6月 パラドックスでした。時空間をテーマにしていて壮大っ。どこからこんな発想が。善悪の価値観って不思議なものですね。確かに世の中は多数決と、マイノリティーの選択とで構成されてるなーと改めて納得しました。おもしろかった♪ 

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2009/10/04

SF好きで物理好き、そして東野圭吾さんもスキなので、 評価が甘くなっているのでしょうか。 と、自分の満足感を振り返ってしまうくらい、 amazonでは辛口コメントも多いようです。 かなり楽しかったですけどね。 個人的に東野圭吾さんの作品から暫く離れていたので、 先入観なく楽しめた...

SF好きで物理好き、そして東野圭吾さんもスキなので、 評価が甘くなっているのでしょうか。 と、自分の満足感を振り返ってしまうくらい、 amazonでは辛口コメントも多いようです。 かなり楽しかったですけどね。 個人的に東野圭吾さんの作品から暫く離れていたので、 先入観なく楽しめたのもよかったのかなと思います。 難癖をつけてみるなら、各人物のキャラクターをもっと肉付けしてほしかった。 あとはもっとみんな錯乱していいと思う。 リーダー格の誠哉が最後まで理性的なのはいいとして、 他の人たちが大人しいなあという気もする。 最後は確かに予想通りかなというオチでしたが。 多世界解釈、パラレルワールド・・・。 面白い。

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2009/10/04

冒頭で行われる、重大会議。 これが、政府のお偉いさんがたも、理解しがたい事実なのだという設定なので なかなか移入できず、読み進むのに時間がかかったけれど。。 場面が移り変わり、刑事が犯人を追いかけるシーンへ。。 さらに場面は移り変わり、 とてつもない、廃墟と化した「東京」へ・...

冒頭で行われる、重大会議。 これが、政府のお偉いさんがたも、理解しがたい事実なのだという設定なので なかなか移入できず、読み進むのに時間がかかったけれど。。 場面が移り変わり、刑事が犯人を追いかけるシーンへ。。 さらに場面は移り変わり、 とてつもない、廃墟と化した「東京」へ・・・ ビルは倒壊、地面は突起したり、崩れたり。 おまけに天候も不順。 人が、いない・・・ やがて、見つかる人と人。 しかし、あまりに少ない人数。 「自然」が起こす、巨大な異変。 心を通わせ、力を合わせて、なんとか生き延びる。 が、それが、どういう事実なのかを知ることになる 元刑事管理官、誠哉。 冷静沈着、物事を一歩は慣れてみることができ、 的確な判断を瞬時に行うことが出来る誠哉。 その全く反対の弟、冬樹。 その世界は、たった13秒間の間に起きた、ブラックホールのしわざで起きた 時間のひずみ。。。 果てしなく続く過酷な状態での生き方。 これまでの「常識」が通じない世界。 最後には、いったい何が起きるんだろう・・・・ と、とてもSFチックなストーリーで、 目新しい東野圭吾作品でした。 いつものミステリーな、大ドンデン返し的なものではなかったけれど たくさんのメッセージのこもった作品だったな〜

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2009/10/07

運命の13秒。 突然人のいない世界に放り出された男。 終始面白かったし、ラストもうまくできてはいるけれど もうひと盛り上がりほしかったような気も・・。 これは映像化は難しいだろなー。 すごくチープになってしまいそう。 【図書館・初読・6/8読了】

Posted byブクログ