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恋文の技術 の商品レビュー

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521件のお客様レビュー

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2016/09/19

また赤くて丸いぞ。そしてかわゆい。 往復書簡ものか、と思いきや、守田くんの書く手紙だけで構成される珍しいつくり。例によって黒髪ショートを籠絡せんと頑張るダメちゃんの話であったが、お手紙とはなんぞ、という重いような軽いような考察となっており、何故に理系の大学院に行ったのか、と問いた...

また赤くて丸いぞ。そしてかわゆい。 往復書簡ものか、と思いきや、守田くんの書く手紙だけで構成される珍しいつくり。例によって黒髪ショートを籠絡せんと頑張るダメちゃんの話であったが、お手紙とはなんぞ、という重いような軽いような考察となっており、何故に理系の大学院に行ったのか、と問いたくなる程度に文化的考察であったよ。 森見登美彦先生が出てきて、まあ自分を先生扱いだわ、と思ったら、主役同様地に落としてきた。お友達含めダメちゃんの盛り合わせ状態でやっぱりいつも通りッ!

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2016/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

守田一郎の手紙で構成されている、とにかく、笑える要素たっぷり。 ピュアな守田くんがいいです。 おっぱい連呼がまた笑えます。

Posted byブクログ

2016/02/07

初めての森見登美彦。 迷い人の大学院生、守田一郎が知人や家族などとの文通をすることで恋文とは何か、手紙を書くとはどういうことなのかを自覚していくお話。 普段は回りくどくユーモラスに文を書く守田も、時には真剣味を感じさせたり、いつも怒る先輩や、守田をいじめることに快感を覚える女性に...

初めての森見登美彦。 迷い人の大学院生、守田一郎が知人や家族などとの文通をすることで恋文とは何か、手紙を書くとはどういうことなのかを自覚していくお話。 普段は回りくどくユーモラスに文を書く守田も、時には真剣味を感じさせたり、いつも怒る先輩や、守田をいじめることに快感を覚える女性に対しても、誰にでも良い所を見つける長所がある。 どんな相手でも、すぐさまメロメロにするような技術を学べる本ではないけれども、読み終えると身近な人にでも手紙を書いてみようかと思わせる魅力がこの本にはある。

Posted byブクログ

2016/02/06

おもしろいなーと思いながら読み進め、途中中弛みしたけど、最後はうまいことまとめましたねってカンジかな

Posted byブクログ

2016/01/22

森見氏の本の中でたぶん一番好き。読むととにかく手紙が書きたくなる。ひたすら守田一郎氏があらゆる人に手紙を書いているだけ……なんだけど、相手の手紙がなくとも内容が想像できるのが楽しい。失敗書簡集で爆笑したあとのラスト2章はぐっと来る。そうだ、手紙を書こう。

Posted byブクログ

2016/01/16

全ての文章が守田一郎の書いた手紙で構成されているというもの。 失敗書簡集には笑った笑った。電車の中では読めない!阿呆過ぎて。 守田は阿呆なんだろうけど、憎めないなぁ。私も守田と文通したい。

Posted byブクログ

2015/10/05

相変わらずの男子中学生が考えるような思考の主人公。 久々に氏の本を読んでみて、つくづくくだらないと思いつつ、現代の作家では誰が好きと訊ねられれば、迷うことなく森見さんを選ぶだろう・・・ 独特の言い回しや回りくどさ、この世界観がとてつもなく魅力的だ。 大塚先輩絶対王政への反抗、パ...

相変わらずの男子中学生が考えるような思考の主人公。 久々に氏の本を読んでみて、つくづくくだらないと思いつつ、現代の作家では誰が好きと訊ねられれば、迷うことなく森見さんを選ぶだろう・・・ 独特の言い回しや回りくどさ、この世界観がとてつもなく魅力的だ。 大塚先輩絶対王政への反抗、パソコンを奪い大塚先輩への要求のくだりは、最高に笑えた。 他にはおっぱい事件における妹の一言、「お兄ちゃんには絶望しました」は、その後何度も出てくるが、場面が想像でき楽しかった。 強いていえば、最期の大文字山の守田に対する大塚先輩のイタヅラが見てみたかった、というのは贅沢というものか。

Posted byブクログ

2015/10/04

やるじゃないですか守田さん 物事の本質は言葉で表さなくていいんですよね 日常の言葉にも愛が詰まってるんですよね。いやいや教訓を求めてはいけませんか。 お得意の阿呆大学生かと思いきや 最後!こんなにも美しく儚いものになるとは…

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2015/08/25

主人公が書くお手紙(文通)によってお話しが進んでいくっていう斬新な本! お手紙だけやけど、文通相手がちゃんと見えるし、文通相手は1人じゃないから、普通の物語と同じように、登場人物を想像する事ができる。 おもしろーい!! 片思いの感じも、めっちゃ可愛くて、ガンバレ!って応援した...

主人公が書くお手紙(文通)によってお話しが進んでいくっていう斬新な本! お手紙だけやけど、文通相手がちゃんと見えるし、文通相手は1人じゃないから、普通の物語と同じように、登場人物を想像する事ができる。 おもしろーい!! 片思いの感じも、めっちゃ可愛くて、ガンバレ!って応援したくなっちゃう。 なんとも可愛らしく楽しい本でした♡

Posted byブクログ

2015/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白かった! 京都の男子大学生が能登半島の根っこの町から 知り合いに手紙を送りまくるというレター形式小説 勉強も恋も上手く行かない主人公、守田一郎がなぜか 後輩や家庭教師の元生徒にアドバイスをしまくり 先輩のパソコンを盗んだりと「馬鹿馬鹿しいな!」という 事件がどんどん起こって最後はちゃんとロマンチックで感動的

Posted byブクログ