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恋文の技術 の商品レビュー

4

520件のお客様レビュー

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    162

  2. 4つ

    177

  3. 3つ

    108

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  5. 1つ

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2025/01/12

三島由紀夫さんの手紙についての文章を読んだ後、気になって読んでみました…  く、くだら面白い… 京都と石川の間を物凄い量の手紙が、行き来しているのだな…  タイミングなのかもしれないけれど、実際の場所にも行ってみたくなります。

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2024/12/06

森見登美彦らしい、バカバカしさ満載の手紙集!と思いながら読み始めたけど、思ったより最後きれいに?まとまってしまってびっくり。 あと、予想通り、これを読んでも恋文の技術は身につかなさそう笑

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2024/11/13

まるで純文学のようなステキなタイトル。送った手紙だけで構成されているのに相手からの返事やその時の出来事がどんどんイメージできるのがスゴい。途中、守田くんがあまりにもカワイソだったり、森見先生自身が大胆不敵にも登場したりと想像を超える内容でしたが、最後の最後にいいモノ読ませてもらっ...

まるで純文学のようなステキなタイトル。送った手紙だけで構成されているのに相手からの返事やその時の出来事がどんどんイメージできるのがスゴい。途中、守田くんがあまりにもカワイソだったり、森見先生自身が大胆不敵にも登場したりと想像を超える内容でしたが、最後の最後にいいモノ読ませてもらったなとちゃんと思わせてくれるのが匠の技という感じ。主人公守田一郎は面倒だけどなんだかんだ皆に愛されてる。森見作品の中でもかなり好きです。 能登の七尾市、和倉温泉、のとじま水族館などが出てくる。行きたくなるよね。

Posted byブクログ

2024/10/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白!!!!!声あげて笑いながら読んだ。 能登半島の研究所に飛ばされた院生の守田一郎が、恋文の技術をすべく半年間の滞在中に色んな人と文通する。守田一郎の文面だけがひたすら続くんだけど本当におもろい。 なんでもないことをつらつら書いた手紙って良いなあ。手紙なんて書かなくなった世の中だからこそ誰かにあててわざわざ手紙書きたいなあと思った。

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2024/07/15

読了後、ああ、この本のほとんどが守田一郎の手紙で構成されているのだなあ、と思うとなぜこうも風景がありありと浮かぶのか不思議であった。しかし森見さんは最後にだーっと収束するような話が好きですね。僕もです。小説その後、赤い風船を飛ばすのはきっと平和に終わらない、オオツカ・ヒサコ大王が...

読了後、ああ、この本のほとんどが守田一郎の手紙で構成されているのだなあ、と思うとなぜこうも風景がありありと浮かぶのか不思議であった。しかし森見さんは最後にだーっと収束するような話が好きですね。僕もです。小説その後、赤い風船を飛ばすのはきっと平和に終わらない、オオツカ・ヒサコ大王がくるのだからね。守田一郎の純情な恋がうまくいくことを祈ってます。だが、「人間、恋が実っちゃおしまいだ。」

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2024/02/29

往復書簡だけ(といっても9割が能登半島で研究中の守田君から関係各所への手紙)で春から秋にかけてのドタバタがわかる、手紙の技術がすごかった! 相手によって変わる手紙上での態度もまた面白い。 作中に作家の森見登美彦も出てきて、メタさと自虐がじわじわきた笑 恋の行方は上手くいったの...

往復書簡だけ(といっても9割が能登半島で研究中の守田君から関係各所への手紙)で春から秋にかけてのドタバタがわかる、手紙の技術がすごかった! 相手によって変わる手紙上での態度もまた面白い。 作中に作家の森見登美彦も出てきて、メタさと自虐がじわじわきた笑 恋の行方は上手くいったのかしら?

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2023/12/22

最初はくだらない手紙のやり取りに思えたけれど、読み進めるうちに温もりを感じ始めた。今時のLINEとか、チャットで要件を手軽に伝えるやり取りではなく、言葉を紡いで相手に語りかけ、相手からも同じように語りかけてくれる返信を待ち、それを読む楽しさに、懐かしさと憧れさえ感じた。

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2023/08/19

うわー!これはおもしろかった! 今までにない全編手紙での構成。 よくもまぁ、これだけの手紙でストーリーを作り出せたものだ。 主人公の守田がいろんな人に手紙を書く。 ほとんど同じ内容について書いてても、宛名が違うだけでこうも書き方を変えられるのかと。 そして手紙だけでこれだけクス...

うわー!これはおもしろかった! 今までにない全編手紙での構成。 よくもまぁ、これだけの手紙でストーリーを作り出せたものだ。 主人公の守田がいろんな人に手紙を書く。 ほとんど同じ内容について書いてても、宛名が違うだけでこうも書き方を変えられるのかと。 そして手紙だけでこれだけクスッとさせてくれるのもすごい。これはとってもお気に入りの1冊になった。

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2023/05/06

三島由紀夫のレター教室も好きですが、森見さんの恋文修行もいいです。 さわやかで青くて、若いっていいなー。としみじみ思います。 登場人物、全員好きです。 そして、守田くんの恋が実ることをお祈りしています。

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2023/01/04

主人公が周囲の人々に宛てた書簡のみで構成された珍しい作品。 その上主人公が青春を謳歌している大学生なので 文体がなんとなく格好をつけているというか、若干暑苦しい(笑)ので少し読みにくさがあるかもしれない。 しかしそういう部分は数行すっ飛ばしても問題ない。 慣れれば楽しく読める作品...

主人公が周囲の人々に宛てた書簡のみで構成された珍しい作品。 その上主人公が青春を謳歌している大学生なので 文体がなんとなく格好をつけているというか、若干暑苦しい(笑)ので少し読みにくさがあるかもしれない。 しかしそういう部分は数行すっ飛ばしても問題ない。 慣れれば楽しく読める作品だと思う。

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