ブレイクスルー・トライアル の商品レビュー

伊園旬【著】

2010/03/26

技術の粋をつくしたIT研究所に侵入し、ミッションをクリアすれば1億円が手に入る一大イベントが開催されることになった。元IT企業の社員チームや、ひょんなことから紛れ込んだダイヤモンド強盗犯グループなどが参加を表明。生体認証や警備ロボットをはじめ、数多のセキュリティが設置された難攻不落の要塞を攻略するのはどのチームなのか。第5回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。

ふむふむ。
もしかしたら、こういう世界になるかもしれない・・・
ドラえもんではないけれど、世の中確実に何かが変わっていってるのは事実ですよね。
それがどのように進むのか？
そして、それがいい結果になるのかどうか？
それは時間だけが解決してくれることでもあるのですが・・・
１０年後はどうなってるだろう。。。
いい世界を作っていきたいものです・・・

2010/03/22

繋がりがありそうで期待するも最後にありきたりな繋がりがあるだけで予想通り

でも何も考えずに読むにはいいかも

2010/03/27

セキュリティ厳重な建物に進入して、指示された物を持ってくる事が出来れば、1億円もらえる。
てっきりハイテクの深い話かと思っていたら、あまりハイテクの話も無くて登場人物の描写も浅いです。
全てが中途半端で、この本が著者のデビュー作品みたいですが、余程の事がない限り今後は読む機会は無いと思います。

2010/03/20

まぁまぁ面白かった。ストーリーは悪くないというか、こういう類のミステリーというよりも、アクションっぽいというか、ミッションインポッシブルみたいな感じのものを久しぶりに読んだからそう思ったのかも・・・

ただ各登場人物の背景がちょっと安っぽいというか、浅かったかも。

他の作品に期待です。

2010/03/17

サイエンスのところはリアルだけど、ストーリーがフィクション？
フィクション部分が中途半端というか、突き抜けてないというか。。

2011/09/12

うーん。人が死なないアクションで私の好きなタイプの話ではあるのですが、全体的に惜しい！！このミス大賞は当たり外れが激しいというか、ハズレが多いなあ・・・この話、おもしろくなりそうな要素をいっぱい含んでいるし、もっとテンポを早くして、人物をもっと魅力的にしたら・・・って考えてしまいます。イメージしているドタバタな感じのアクションというのはわかるのだけど、文のテンポがのろい感じで、アクションが生きてないんだよなあ・・・もったいない。映画化とかしたら、面白そうなのに。他の人に書き直して欲しいと思ってしまうとってももったいない作品でした。

2010/02/05

ものすごく軽快なのであっという間に読み終えることが出来る。ライトノベル感覚で、読み捨て娯楽小説として非常に良かったです。名前がちょっと出るだけのキャラクターとかがいて、もっと掘り下げてくれても良かったのにな～とも感じた。

2010/01/30

リアリティがないのに、妙に賢くみせるこういう小説は苦手だ。
入るのが不可能という建物の管理人が老人一人。同時侵入した3組はお互いが潰しあわなければ、前組突破できたのでは？フィクションなので、いちいち粗を探すつもりはなかったが、あまりにも。。。

2010/01/29

第5回「このミス大賞」受賞作品。

IT研究所への侵入に成功すれば、多額の報酬が得られる
というゲームに、主人公の門脇と丹羽が挑戦する。
両者には、それぞれの思惑がある。
その思惑を果たすべく、学生時代のコンビ復活と相成る。

物語を面白くしている要素は2点。
1点目は、研究所という極めて狭い空間の中でのゲーム。
逃げ場のなさ、閉塞感等が緊張感を増すのに一役買っている。

2点目は、門脇・丹羽コンビを含めて、目的の異なる3チームが
この研究所に侵入をしていること。
加えて管理人草薙と娘の梓・梓の恋人の梁本という4者が
前面衝突していく。
目的が違うからこその妙も色々な箇所で出てくる。

更に、護衛ロボットとハルもスパイス的にいい味を出している。

激しい銃撃戦が起こったり、研究所が○○したりと、
文字だけでなく、ビジュアルでも見てみたい気持ちになる。

ミステリーという内容ではなかったが充分に楽しめる上、
続編をも感じさせる終わり方もこの作品では好印象。

多人称視点で描かれているため、個人的には伊坂作品を
彷彿とさせる内容だった。

2010/01/24

第5回『このミステリーがすごい!』大賞 大賞受賞作
ということと、
IT要塞を攻略せよ！という帯が気になったから。

話のテンポはすごくよくて、どんどん読み進めてしまう感じ。
ちょっと中心登場人物に影がありすぎるのが気になったけど。

ライバルのキャラクターも立ってたのに、最後の方では流れてしまった形で、
勿体ないなーと思った。

IT要塞を攻略とのことで、「ブラッディマンデー」みたいなのをちょっと想像してたけれど、そうではなくて、最新技術のセキュリティが施された建物に潜入するということだった。

最新技術は面白いと思ったし、今後はこんな風になっていくのかなぁという想像を掻き立てられてちょっとわくわくした。

ミステリーっぽくはないけれど、スムーズに読めて、面白いかった。