私立探偵・麻生龍太郎 の商品レビュー

柴田よしき【著】

2012/12/23

　デジャ・ヴュは携帯連載時に読んでいました。あとは初読み。
　しかし何より、麻生と練との関係に目がいってしまいます。書き下ろしのエピローグが切なかった。「アレキサンドライトは光によって色が変わるんじゃなくて、変えられてしまうんだってことをお前はわかってない」みたいな練の台詞。理不尽な運命に翻弄されてきた練が言うと、重たすぎるほどの説得力。
　もっかい、マドンナ＆ダイアナ読もうかな。

2009/10/04

麻生と練、二人の別れが最後のエピローグで描かれる。それとは関係なく私立探偵としての麻生が活躍する話。私立探偵になって少し麻生のイメージが変わった気がする。というよりその後の方を先に読んでいるせいか？

2009/10/07

警察を辞め、私立探偵となった麻生の元に出所した練がやってくるところから、練が組の盃を受けるまで。

結局、この二人の関係はまだ解決はしていない。
悲しいことで、とても痛い。
リコシリーズで、決着がついてくれると良い。

2009/10/07

麻生シリーズは
「所轄刑事・麻生龍太郎」「聖なる黒夢」本作
「聖母の深き淵」「月神の浅き夢」となるらしい。
緑子シリーズ、花咲シリーズも含めて
全て読み返したくなった。

『デジャ・ヴュ』が秀逸。

【図書館・初読・3/16読了】

2009/10/07

聖なる黒夜の続編。
うーん。所轄刑事のほうが面白かったようなきがしなくも無い。
あと、最後の物語が色々と盛りだくさんだったので、どうせなら巻数分けても良かったなーという感じでした。

2011/09/17

「聖なる黒夜」直後の麻生と練に会える短編、中編集。今は刑事を辞めて探偵となった麻生のところに持ち込まれた事件を読みながら…それに練と麻生の恋愛模様がタマにスパイスの如くピリッと効いてくる感じ。短編、中編合わせて４つのお話が収録され、エピローグで練と麻生が読者サービスされている（笑）麻生は依頼人の依頼に従い、タイムカプセルを追いかけたり、濡れ衣を着せた事件の真相を探ったり、逃亡犯の容疑を晴らしたり盗まれた宝石を探したりと大忙し。そのせいで麻生は練はいつもすれ違いで読者をやきもきさせてくれる（笑）ゲイが駄目な方は要注意だが、緻密に入り組んだミステリーが楽しめる。