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私立探偵・麻生龍太郎 の商品レビュー

3.6

46件のお客様レビュー

  1. 5つ

    3

  2. 4つ

    19

  3. 3つ

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2011/02/09

最後の短編以外は少し物足りなかったかなぁ。最後のは色々な事件が絡み合って面白かったのだけど。それにしても麻生と練の別れが切ない。

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2010/02/17

『CARRY oN』は謎解きがはちょっと駆け足だったような気がする。 いつか、緑子、花咲、麻生、山内のカルテット物を読んでみたい。

Posted byブクログ

2009/10/04

好きなのに…好きなのかな。変わっていないのに、変えてしまったと思っている。光の加減で色が変わって見えるアレキサンドライトの二面性に例えて、練は何を言いたかったのかな。麻生さんは自分の狡さに気付いていないよね。RIKOシリーズもあるし、練が傘を”借りて”行ったのは”終わってない”と...

好きなのに…好きなのかな。変わっていないのに、変えてしまったと思っている。光の加減で色が変わって見えるアレキサンドライトの二面性に例えて、練は何を言いたかったのかな。麻生さんは自分の狡さに気付いていないよね。RIKOシリーズもあるし、練が傘を”借りて”行ったのは”終わってない”ということだけど。すごく贔屓目だということは分かっているけれど、練の繊細な部分がいつ彼を壊してしまうか心配。あ〜何だかモヤモヤする。これ読んだら二人の関係がどんなだったか分からなくなったので『聖なる黒夜』から出直します。いつ再読できるか分からないけど…^^;

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2009/10/04

今回の話の前の話ということになる『聖なる黒夜』はよかったが、今回はちょっと微妙だったかな。  麻生が探偵をはじめていろんな事件を解決して…というようなもの。  練の登場を心待ちにしてる人はかなり肩すかしをくらうだろう。  とにかく「麻生…!もっと頑張れおまえはっ!」と喝を入れたく...

今回の話の前の話ということになる『聖なる黒夜』はよかったが、今回はちょっと微妙だったかな。  麻生が探偵をはじめていろんな事件を解決して…というようなもの。  練の登場を心待ちにしてる人はかなり肩すかしをくらうだろう。  とにかく「麻生…!もっと頑張れおまえはっ!」と喝を入れたくなる部分が結構あった。  事件に対してはすごいのに練のこととなると…

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2009/10/04

この作品の中で何か1つの事件を解き明かしていく訳ではなく、いくつかの独立した事件を探偵麻生龍太郎が謎解きしていく。 強いて言えば最後の事件は、柴田さんが得意とする「複数の事件を巧みな構成で絡ませていき、最後に1つの真実を導き出す」話になっている。 ミステリだけに限って感想を書く...

この作品の中で何か1つの事件を解き明かしていく訳ではなく、いくつかの独立した事件を探偵麻生龍太郎が謎解きしていく。 強いて言えば最後の事件は、柴田さんが得意とする「複数の事件を巧みな構成で絡ませていき、最後に1つの真実を導き出す」話になっている。 ミステリだけに限って感想を書くとなると、少しだけ肩すかしな印象。 いや、面白いことは面白いし、よくまとまっていて相変わらず「読ませて」くれるのだが、警察にいた頃のような同僚との助け合いも見られないので麻生がただの天才にしか見えない(まあ、天才設定なのでこんなこと言っても仕方ないが…(笑))。 主人公至上主義っぽく見えてしまうのが少しだけ残念だった。 しかし、この作品の魅力はやはり練との”関わり”や”すれ違う心”の部分。 ここに凝縮されていると思う。 どうして愛し合っているのに、背を向けてしまうのか。 じれったい麻生に嫌気が差す人も多いと思う。 私も少し歯がゆい思いをしている。 この2人にはどうにか、幸せになってもらいたい。

Posted byブクログ

2009/10/04

09/06/08読了。 山内の事件の冤罪を知り退職した麻生は私立探偵になっていた。短編集。 あんまり好きじゃないからかもしれないけども、正直麻生と山内の関係とかあんまいらないような…。いやでもこの二人の関係が本筋になっていくのかなあ。聖なる〜は結構好きだったんだけどなあ…。

Posted byブクログ

2009/10/07

う〜ん……ミステリは最初から期待してなかったんだけど、著者はミステリ指向だったのか…? そこらにズレがあるのかも。 ミステリとしては浅いし、麻生とレンの関係もあんまり描いてないもんなァ…。 収穫は、麻生の先輩との過去がほーーーッんの、少おッし、仄めかしてあったこと位だろうか。

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2011/07/28

再読。 二人がものすごくラブラブしているのに辛い。とても辛い。 「振り向かずに、練は歩いて、遠ざかる」 --- 時系列的に、「聖なる黒夜」のあとにあたる。探偵になったばかりの麻生をメインとした連作だが、基本的に練との絡みがある。 後のハナちゃんのシリーズから、二人の関係は予想...

再読。 二人がものすごくラブラブしているのに辛い。とても辛い。 「振り向かずに、練は歩いて、遠ざかる」 --- 時系列的に、「聖なる黒夜」のあとにあたる。探偵になったばかりの麻生をメインとした連作だが、基本的に練との絡みがある。 後のハナちゃんのシリーズから、二人の関係は予想できるのですが辛い…。ああでもかっこよかった…。 「俺は、変わらない」練は呟くように言った。「変われない」

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2009/10/04

よく考え込まれた短編集だった。いわゆる難しいトリックに走る推理小説とは一線を画し、人間味のあるものであった。

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2009/10/07

刑事を辞めた後、私立探偵になった麻生の連作短編集。 さすがに一人で事務所を切り盛りしていることもあり、それぞれの事件に派手さはない。 でも、どの作品も麻生の人間らしさが出ていて、劇的に「面白い!」とは言えないが、味がある作品になっていると思う。 このあと、「Riko」シリーズに私...

刑事を辞めた後、私立探偵になった麻生の連作短編集。 さすがに一人で事務所を切り盛りしていることもあり、それぞれの事件に派手さはない。 でも、どの作品も麻生の人間らしさが出ていて、劇的に「面白い!」とは言えないが、味がある作品になっていると思う。 このあと、「Riko」シリーズに私立探偵として、登場するわけだが、人間関係も含め、もう一度読み直したくなった。

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