美丘 の商品レビュー

石田衣良【著】

2010/07/19

ドラマ化ということでドラマの第一話を見たら、もう既に美丘に感情移入してしまい涙がボロボロ。
思わず翌日に本屋で購入してしまいました。
結構早く読み終わりました。
うぅーん･･･私はドラマの方が好きだなと思いました。(吉高効果？w)
。。。

2010/07/11

一気に読んだ本。すごく切ないのに、涙は出なかった。美丘が生き抜いた感があったからかな・・・？強くなれるといいね。

2011/11/04

一気に読んでしまった。最初はうーん、って感じだったんだけど終盤号泣。終わり方もベタっぽくて逆に好感持てたよ。号泣。
難病で恋人が死ぬはなしなんて、とばかにしてたけど、さすが石田衣良。すごいね、やるね。
ドラマはみなくてもいいや、満足

2010/07/07

石田衣良の小説は好きなんだけど、どうしても脳に筆者自身がちらついて恋愛小説は今まであんまり読めなかった。で、美丘。相変わらずきれいやなあと。年齢制限がある気がする。たぶんそのうち読めなくなる。
美丘の生き方だったり太一の心だったり、共感する面はいっぱいある。この人の描く人間はなんでこうも魅力的なんだろう。やたらと涙腺の緩いわたしは後半は常に泣いてた気がする。
だけど「自分は永遠じゃない」と気付くにはやっぱり不治の病を持ってこないといけないんだろうか。こんなきれいな文章を書く人でも結局そうなのかってちょっと空しくなった。

2010/07/04

美丘は、作者が思っているほど魅力がない女性ではない。
だから、プロローグは不要。
プロローグがなくても、成り立つストーリーテラーならよかったのに・・・残念

2011/10/15

　　作者独特の静かで客観的な語り口がそのまま主人公の言葉になって、熱くならない分、むしろ熱情が感じられる。
　いつか深淵に落ち込むことが解っていながら、馬鹿げたことに奔り、軽やかに笑おうとする。
　「恋」というのはこういうものだというのを突き付けられたような気がする。
　主人公と同年の人が読めば「うん」と思うだろうし、ある程度の年齢を経ていれば羨ましい眩しさだと思う。

　数回読むうちに感想が変わってきた。
　ドラマも見た。
　が、ドラマでは不十分。
　ただ「生きる」という一事であって、その大枠の中でこの恋愛が主人公たちにとってどういうものであったのかという物語。恋愛小説というより青春小説だと思う。

2010/06/30

石田衣良さんの本だったし　ドラマ化されると知って読んでみた

大学生の恋愛物語だったのでおばさん的には若すぎてぴんとこなかった

皆さんのレビューを読んでみると皆さん絶賛してる
単に私が年と経験を重ねたから感動しなかったのか
すでにピュアな部分がなくなってるのか？
感性がずれてるのかもしれない

余談ですが　この美丘役、吉高由里子さんって女優さんが演じるそうですが
ワタシ的にはさんまちゃんの娘っ子のいまるちゃんがイメージぴったりな感じがした

2010/06/27

フロイトはトラウマを重視しますが、アドラー心理学においてはトラウマの影響は限定的です。ある人の人格を決定するのは、過去よりもその人の希望や将来の目標であると考えたのです。人格を決めるのは、過去ではなく未来だと。

愛情なんて、別にむずかしいことではまったくない。相手の最期まで、ただいっしょにいればそれでいい。それだけで、愛の最高の境地に達しているのだ。ぼくたちはそれに気づかないから、いつまでも自分が人を愛せる人間かどうか不安に感じるだけなのである。

数秒で空の遥か高みから舞いおりて、この汚れた大地にクラッシュする。それが、ぼくたちの命なのだ。空を埋め尽くす雨のしずくのひと粒ひと粒が、ぼくたちなのだ。どんな場所に落ちるか、どんな風に砕け散るか。なんの予想もできないまま、風にまかれてほんの数秒を生きる。それが人の一生である。 　　

美丘、かっこいい。

2010/06/18

切ないラブストーリーだった

石田衣良さんの本で
はじめてイイって思った本かも

最後のシーン
印象に残りました

2010/06/15

勢いがある若者の恋愛。
こんな恋がしてみたい。美丘のように自分を持って生きてみたい。でも、それは、自分の寿命がわかっているから出来ることなのかもしれない。明日は何があるかわからない。だから今日を精一杯生きる。見習わなくては。