女たちは二度遊ぶ の商品レビュー
さまざまな男女の(生活というより)生態を描いた短編集。 あまり深く読むものではなく、写真週刊誌や女性週刊誌に7ページくらいで載っている漫画を読むような軽快な感じで読みたい。 暗部の生態を描いている話がおおいので、全体的に退廃的な印象を抱く。女性を主題としてもっと幅広く様々な要素を...
さまざまな男女の(生活というより)生態を描いた短編集。 あまり深く読むものではなく、写真週刊誌や女性週刊誌に7ページくらいで載っている漫画を読むような軽快な感じで読みたい。 暗部の生態を描いている話がおおいので、全体的に退廃的な印象を抱く。女性を主題としてもっと幅広く様々な要素を散りばめた方が対比的にひとつひとつの話が際立ったのではないだろうか。
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【そう、まるで出逢わなかったような出逢いだったからこそ、何年も経ってから、とつぜん懐かしく思い出すこともあるのだ。】 芥川受賞作家の吉田修一さんの本。 正直受賞作は何が面白いのかわからなかったのだが、 最近になってめきめきと秘めていたものを 作品として吐きだしてる感じが...
【そう、まるで出逢わなかったような出逢いだったからこそ、何年も経ってから、とつぜん懐かしく思い出すこともあるのだ。】 芥川受賞作家の吉田修一さんの本。 正直受賞作は何が面白いのかわからなかったのだが、 最近になってめきめきと秘めていたものを 作品として吐きだしてる感じがする。 BeeTVでドラマ化されたこの作品は、 平凡なようでちょっと変わった女たちとの恋愛短編小説。 どの女も、この街のどこかにきっといるような、 どんな女の中にも潜んでいるような人物ばかり。 何も始まりもせず、 ただふらりと現れては、終わっていく。 最初から何もなかったみたいに。 だからこそ心に残る。 なぜだかもう一度読み返したくなる、そんな小説です。
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すごいタイトルだな…と思って手にした本でした。 確か、docomoのBeeTVでドラマ化されていたもの。 短編集なんだけど。。。どの話も全然違くて、それでいて切なくなったり、あ・・・こういう女子って意外と結構多いねん(´・ω・`)とかとか。 吉田修一さん、けっこうリアルに近い感覚...
すごいタイトルだな…と思って手にした本でした。 確か、docomoのBeeTVでドラマ化されていたもの。 短編集なんだけど。。。どの話も全然違くて、それでいて切なくなったり、あ・・・こういう女子って意外と結構多いねん(´・ω・`)とかとか。 吉田修一さん、けっこうリアルに近い感覚を与えてくれるタッチだなと思います。 たまには短編集もいいですね。
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11の話を集めた連絡の短編集。 「○○の女」という題名でほとんど統一されている(一話だけ「最初の妻」、と最後が女ではなく妻になっている)。 どしゃぶりの女、殺したい女、自己破産の女......。そういった女性とのひと時が短編に綴られている。 何となく、吉田修一本人の体験ではないか...
11の話を集めた連絡の短編集。 「○○の女」という題名でほとんど統一されている(一話だけ「最初の妻」、と最後が女ではなく妻になっている)。 どしゃぶりの女、殺したい女、自己破産の女......。そういった女性とのひと時が短編に綴られている。 何となく、吉田修一本人の体験ではないか、という感じを強く感じる。 吉田修一は「悪人」だけを読んだことがある。 短編を読むのは初めてだったけれども、短編もうまいものだと思う。 吉田修一の他の作品も読んでみようか、という気になった短編集だった。
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古本で見つけて再読。 ん~。話はほんとに日常の積み重ね。 吉田さんだからの日常の短編集。 話は残らないけど、何気ないシーンの描写が好き。 だからこれを映像化したのはどうなのだろう。 土砂降りの女とゴシップ雑誌を読む女が好き。 でも吉田さんは長編の方が好き。 ...
古本で見つけて再読。 ん~。話はほんとに日常の積み重ね。 吉田さんだからの日常の短編集。 話は残らないけど、何気ないシーンの描写が好き。 だからこれを映像化したのはどうなのだろう。 土砂降りの女とゴシップ雑誌を読む女が好き。 でも吉田さんは長編の方が好き。 2012、2、9
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いろんな女がいるけれど翻弄される男が悪い、という結論。 逆に、そに女でも誰かが気にしてくれるならもう少し気を抜いて生きてもいいんだー、と思った。
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図書館で借りてきた本の一冊。BeeTVで話題になってて、読んではみたいけど買う勇気はないラインの本だった。 色々な女達が描かれた一冊。ただし、なんだかさらっと終わっていってしまいすぎて物足りない感が。。でも、世の中にはたくさんの女がいて、その一部を少しだけ垣間見るといった意味合いでなら、これくらいの軽さの方がいいのかもね、なんて思う。
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BeeTVドラマの原作。 キャッチフレーズは「愛されるより、忘れられない女になる」。 僕はauだからBeeTVは観れないけれど、もしdocomoユーザだったら、このドラマのためだけに会員になるかも。主題歌が安室奈美恵というのもいいなぁ。 小説は、 「どしゃぶりの女」 「自己破...
BeeTVドラマの原作。 キャッチフレーズは「愛されるより、忘れられない女になる」。 僕はauだからBeeTVは観れないけれど、もしdocomoユーザだったら、このドラマのためだけに会員になるかも。主題歌が安室奈美恵というのもいいなぁ。 小説は、 「どしゃぶりの女」 「自己破産の女」 「平日公休の女」 などのタイトルの短編集。 吉田修一の書く話は全然救いがなくて、それが好きなのだけれど、最終話の 「最初の妻」 は、とても和やかな話。
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言うなれば堕落した、何かが欠けた女たちと、同じような(後書きでは作家デビュー以前の作者を彷彿させるとあった)男の物語 個人的に、あまり馴染めぬまま男と女のめくるめく生活が流れていった、感じ。 ハード版の装丁が好きだった(というか気になってた)ので、その分なんだかがっかり
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『悪人』に続き、吉田修一の作品2つめ。 あんまり好きになれず(。・・) というか意味があんまりわからない。 どしゃぶりの女、泣かない女の2つだけはまだなんとかいい話やった。
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