クラウドの衝撃 の商品レビュー
クラウド・・・インターネットそのものが計算処理(Computing)を担うということ グーグル検索による演算をどこの施設で行っているかは気にしない。すんなり利用している コンセントにプラグを差し込むのと同じくらい簡単に、インターネットに接続するだけで、必要なITリソースが利用...
クラウド・・・インターネットそのものが計算処理(Computing)を担うということ グーグル検索による演算をどこの施設で行っているかは気にしない。すんなり利用している コンセントにプラグを差し込むのと同じくらい簡単に、インターネットに接続するだけで、必要なITリソースが利用できる
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初心者にもとてもわかりやすい一冊。 ICTをすこしかじっているけど、クラウドの実務経験がないとかイメージがまだ弱い、というようなひとにオススメ。あっという間に読めました。
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2009年に出版された本ではあるが、2012年現在に読んでも十分参考になる本だと思う。 いわゆる”クラウドコンピューティング”のWhatについて十分に記述がなされており、企業における利用例や導入におけるリスクなど、具体的な記述も参考になる。 それでいて読みこなすのにそこまで労力は...
2009年に出版された本ではあるが、2012年現在に読んでも十分参考になる本だと思う。 いわゆる”クラウドコンピューティング”のWhatについて十分に記述がなされており、企業における利用例や導入におけるリスクなど、具体的な記述も参考になる。 それでいて読みこなすのにそこまで労力は不要であり、丁寧な記述に好感が持てる。 とりあえずクラウドについて知りたい人にお勧めできる一冊だ。
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3年前(2009年出版)の書籍とは思わせない内容。 出版から3年後の今読んでみて日本のITが米国より遅れていることを実感できる一冊。今読んで納得できる内容ばかりだが、当時読んでも理解できなかった、話半分にしか受け取れなかった、かもしれない。 ネットブックの隆盛についてはタブレッ...
3年前(2009年出版)の書籍とは思わせない内容。 出版から3年後の今読んでみて日本のITが米国より遅れていることを実感できる一冊。今読んで納得できる内容ばかりだが、当時読んでも理解できなかった、話半分にしか受け取れなかった、かもしれない。 ネットブックの隆盛についてはタブレットの出現によって個別技術については少し違った事態になってきているが、基本的な考えは的中していると言っていい。 クラウドに関するビジネスに取り組む上で理解しておくべきことが書かれており、一読の価値はあった。
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クラウドという言葉が昨今ほど流行る少し前に読んだ一冊。 仮想化技術の動向やGoogleの技術などITの潮流となるような内容を学ぶことができた。
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この時点でバズワードの羅列に走らずに、ここまで平易にまとめられていたのは、やはりクォリティが高いのではないかと。読んだ当時はわかりませんでしたが。
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2009年頃のちょっと昔のクラウドについて述べられた本。 こういう本を読むと、NTTはやっぱり海外のIT企業に追いつけないと 思ってしまう。 Googleでは1800台のサーバが1単位として運用されていて、 1年目に1000台が壊れるらしい。 部分的な不良を含めての数字だとは思...
2009年頃のちょっと昔のクラウドについて述べられた本。 こういう本を読むと、NTTはやっぱり海外のIT企業に追いつけないと 思ってしまう。 Googleでは1800台のサーバが1単位として運用されていて、 1年目に1000台が壊れるらしい。 部分的な不良を含めての数字だとは思うが、 日本人の感覚からすれば壊れ過ぎ。 壊れてもいいから、できるだけ安いサーバを使っているのだろう。 富士通の部長さんと話したときに、 壊れてもいいから安いサーバが欲しいと言ったら、 そんなものはない。売り物にできない。と言っていた。 事実そうなんだろうが、それではダメだろう。 この本にも同じような言及があるが、 『イノベーションのジレンマ』という本には、 大企業は既存顧客・既存ステークフォルダのために、 ビジネスを高価格・高品質な方にシフトさせていき、 身を滅ぼすという法則が書かれている。 この本を読んで、 NTTや富士通は、そういう方向に向かっていることを再認識した。 ----- 他の人のレビュー http://web-tan.forum.impressrd.jp/e/2009/04/28/5186 http://www.phas.jp/2009/03/post_148.php
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TVコマーシャルでも「クライド」という言葉が流れている今日この頃。「クラウド」が何時までも雲の向こうでは面白くないので、読み漁っているクラウド関連の本の一つ。少し前に読んだ『クラウド化する世界』は、ビジネス面が主であったが、本書は、ビジネス面+技術面で理解することができた。 クラ...
TVコマーシャルでも「クライド」という言葉が流れている今日この頃。「クラウド」が何時までも雲の向こうでは面白くないので、読み漁っているクラウド関連の本の一つ。少し前に読んだ『クラウド化する世界』は、ビジネス面が主であったが、本書は、ビジネス面+技術面で理解することができた。 クラウドサーバの専門家からすると物足りないかもしれないが、サーバ仮想化Xen、分散処理技術MapReduce、Hadoop、エラー忘却型コンピューティングを支えるSawzall、Dynamo、分散ストレージBigTable、GFS、Webアプリ・フレームワークDjango、そのプログラミング言語Pythonのクラウドサーバを実現する上での位置づけが理解できた。 しかし、登場するクラウド関連企業が、ほぼ米国企業であり、日本企業が無いのは判ってはいるが、今後、ますます付加価値が機器+組込ソフトからクラウド上のサービスに移る中、日本企業はなんとかしなければならないと痛感する。また、スケールメリットによるコスト力で、従来のパッケージソフトやHDDに対して、クラウド上のソフトやストレージの利用コストの安さは利用者としては嬉しいが、クラウドを利用する毎に、お金が海外に流れていくと思うと、セキュリティ面も含めデータセンターの国内設置等を推進していくべきだと思った。
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世に「クラウド・コンピューティング」という言葉がメジャーになりつつあった頃に、読んだ本です。 クラウドには、HaaS(またはIaaS)、PaaS、SaaSといった種類があることもきちんと説明しているし、クラウドの歴史や代表的なサービスの紹介もされており、「クラウドとは一体何?」...
世に「クラウド・コンピューティング」という言葉がメジャーになりつつあった頃に、読んだ本です。 クラウドには、HaaS(またはIaaS)、PaaS、SaaSといった種類があることもきちんと説明しているし、クラウドの歴史や代表的なサービスの紹介もされており、「クラウドとは一体何?」という疑問に答えるのに最適な一冊ではないでしょうか。 (終)
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クラウドの中は雷鳴が轟く。今この時代がコンシューマー向けクラウドサービスから、エンタープライズ向けへと成熟している真っ只中にいることが、よくわかる。各社凌ぎを削り、将来への投資を惜しまず競い合っている一方、課題も多いがコンシューマーは緩やかに受け入れている。特に黒船を待つだけの日...
クラウドの中は雷鳴が轟く。今この時代がコンシューマー向けクラウドサービスから、エンタープライズ向けへと成熟している真っ只中にいることが、よくわかる。各社凌ぎを削り、将来への投資を惜しまず競い合っている一方、課題も多いがコンシューマーは緩やかに受け入れている。特に黒船を待つだけの日本では。 残念ながら当社は、サーバーの拡充を検討しなければならない程のITサービスを提供しているわけではないため、クラウド化する必要性はさほど感じない。従業員の目の前におかれているPCの活用用途はほぼコンテクストだが、コアコンピタンスはマーケティングノウハウ。よってと言うのも変な話だがミッションクリティカルは残念ながら人材である。その点が強さにも弱さにもなる。ノウハウが個々に蓄積されてしまう傾向が強い。その為社としてはPaaS同じく、従業員にしていて十分な性能と環境を与えねばならない。アーカイブすらできていない企業に未来はあるのか? 雇用条件が低下すれば優秀な人材から流出して行く。それも社の資産であるはずのノウハウと共に。必ずしもクラウドを活用する必要はないが、ナレッジセンターの開設と、将来に向けた業務フローの改善が急務である。 またそのナレッジを活用したBtoCサービスは創造できないだろうか、、、。その時こそクラウドであることは間違いない。
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