涙の理由 の商品レビュー
人間が涙を流す理由とは? 二人の結論「自分だけの涙」こそがかけがえのない価値であるということ。 自分は、一生のうち何回自分だけの涙を流せるだろうか。 一生懸命に生きようと思える本でした。
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メモ→ https://twitter.com/lumciningnbdurw/status/1406576333526757378?s=21
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泣くことがデトックスのように扱われる昨今。泣くために泣ける本を読む朗読会などもあるという。涙が人の心を解きほぐす一つの手段であることは認める。しかしここで問われる涙の「質」はそれではない。意外にも脳科学では「涙」について研究が進んでいないという事実も面白かった。
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なぜ泣いたかを伝えるのは自分の1番大切なものを人に見せること。 人間の文化では分泌するものを恥ずかしがる。 だから人前で泣くことは恥ずかしい、でも恥ずかしいからこそ大切にしたい。 最近の映画や小説では泣かせる、泣けるものが増えている。泣けるってなんだ?泣くに可能系がつくものなのか?? 結論、涙は自分だけのものを流せば良い。みんなが泣いているから泣かなくてはいけない。1億人の涙など薄すぎる。 自分の経験の中で、自分にしかないタイミングで、自分の心からの涙を流せば良い。 涙にも種類が膨大にある。結局深い涙は辛い苦しいことを乗り越えた先にあること。 最近は逃げればすぐに楽を手に入れられる。しかしそんな時に流す涙なんかたかが知れている。 2006年に書かれたこの本を2019年に読んだ今、13年も前だが、今と人間の状況はあまり大差がないように感じて今の日本はこの頃から既に始まっていたのだと感じる。 自分だけの経験と涙をこれからも大切にしたい。
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冒頭から、担当編集者が途中で退社したのだが、3年ぐらい書けてようやくできました、と。どうなってんだ。要するに対談集だが、テーマはいわゆる「泣ける」コンテンツの氾濫についてなのだがパッとしないし、なんじゃこりゃという気がした。
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図書館で借りた本。 脳科学の茂木健一郎氏と、重松清さんが涙について、2年間で5回対談した内容が書かれている。 涙とは。量産的に泣くものではなく、空気を読んで泣くものでもなく。 自分の人生で積み上げたパーツが、ある日・ある瞬間にパシっとはまった瞬間にあふれるものだと言う。 絵本の「ヘレン・ケラー」の読み聞かせでも泣けてしまうほど涙腺が弱くなってしまった自分の涙は、軽いなと感じました。
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「涙を流すとき、脳では何が起こっているのだろう」というテーマに興味をひかれて読んでみたけど、私が期待した内容ではなくて残念。 興味深い内容もあったけど、最終的には脳科学者と感涙作品が得意な作家が上から目線で浅い涙と深い涙を勝手に分類して自己解決した印象を受けた。 ただ単に私がこの作家の作品に良い印象を持ってないから穿った見方をしてしまっているのかも…。
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茂木さんが河合先生の対談の本と比べると、対談らしく茂木さんのご意見がたくさんあります。河合先生の時は気を遣ってか、あまり主張しない謙虚な人という印象だったけどそれはやはり相手が河合先生だったからかぁ… 重松清は大好きだったけど、見る目が少し変わった 2人も結局大衆に対しての上...
茂木さんが河合先生の対談の本と比べると、対談らしく茂木さんのご意見がたくさんあります。河合先生の時は気を遣ってか、あまり主張しない謙虚な人という印象だったけどそれはやはり相手が河合先生だったからかぁ… 重松清は大好きだったけど、見る目が少し変わった 2人も結局大衆に対しての上から目線の無意識の言動が垣間見れました。。 世か中もタイタニックも私だって泣かない おっしゃりたい涙の質があるのはよく理解できますが、、、 個人の人の涙(感動)に関して、そんな言い方しなくてもと少し思う表現がところどころありました。 1人で原稿を書いているのであれば、慎重になるのでもう少し違う表現になっていたと思うけれど 、気の合う2人が対談となるといささか調子に乗ったのでしょうか、謙虚そうでも結局は少し大衆をバカにしている気持ちも心にはあるんだなぁと読んでしまいました。 重松清に冷めた感情がうまれました。 少し残念です
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この二人で対談か〜、ちょっと興味ある!と思い 借りました。 人が涙する理由を ふたりが話す。 けど、深い! ちょいちょい 深すぎて 言ってる意味が わからんときがあった。。。(^^;; けど、対談形式なので、 まあ するすると読めました。
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図書館借覧。 だから私は、あの頃買った"セカチュー"を読んで泣けなかった、泣かなかったんだと、この対談を読んで理解した。 自分だけの涙も多分私はすでに出会っている。それを大事にして行きたい。 読書に乗るために最初の方を読み飛ばしてしまっているので、もう一度読...
図書館借覧。 だから私は、あの頃買った"セカチュー"を読んで泣けなかった、泣かなかったんだと、この対談を読んで理解した。 自分だけの涙も多分私はすでに出会っている。それを大事にして行きたい。 読書に乗るために最初の方を読み飛ばしてしまっているので、もう一度読み直す予定。
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