the TEAM の商品レビュー
面白かった!! 短編なので連続ドラマを観てるみたいに飽きずにサラリと読めました。 不法進入や詐欺はアカン!けど、応援してしまう。ラストも素敵でした。
Posted by
面白かった。連作短編でひとつひとつの話がしっかりとしているので読んでいて安心感がある。キャラクター達もそ面白いので、続編またはスピンオフでなんかあったら面白いかも。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
逃走本能が勝つと、読書が進む。 そんな時に読んだ一冊でした。 物語は、霊媒師・能城あや子とその「霊媒」を支える人たちを中心に進む物語。 霊視の力で相談者のことを言い当てているのかと思いきや、彼女の背後には、彼女を支えるための少数精鋭の調査チームが付いている。 その調査チームが時には依頼者の部屋に侵入し、盗聴器を仕掛け……依頼者の秘密を探り当て、それをさも、霊媒でわかった事実のように、口にする。 完全にインチキです(笑)。 でも、そこに悪意はない。 確かに勝手に侵入されるのは気持ち悪いものだけれど、それによって依頼者が前に進めるのであれば構わないのかなあ……と思ったりもしてしまうけれど、物語はそんな感傷的ではありません。 ただ、有りの侭に「こんなことがあった」と書いてあるだけ。 霊媒師は決して「いいこと」をしようと思っているわけではないし、騙して不要にたくさんのお金を儲けようとしているわけではない。 そして去り際も鮮やか。 感傷も何もなく、コミカルさだけに徹した文章はなかなか素敵だと思いました。 何か感動的なことが起こるわけではないけれど、読む本、としてはいいのではないかな、と思います。
Posted by
どんな「チーム」かと思いきや、何も見えていない人を霊媒師に仕立て上げるための「チーム」だった。 インチキはいけません。
Posted by
霊導師の能城あや子を取り巻くチーム。 その霊能力ならぬ、調査能力はすごい! 人は誰もが悩みを抱え、藁をもつかむ思いで何かにすがりたい時もある。 正しいことばかりではないし、ハラハラドキドキしたけれど、一つの短編を読み終える度に何やらホッとスッキリするものがあった。 2015.3...
霊導師の能城あや子を取り巻くチーム。 その霊能力ならぬ、調査能力はすごい! 人は誰もが悩みを抱え、藁をもつかむ思いで何かにすがりたい時もある。 正しいことばかりではないし、ハラハラドキドキしたけれど、一つの短編を読み終える度に何やらホッとスッキリするものがあった。 2015.3.8
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
かなり久々の井上夢人。 いやー井上さんらしい感じで非常に良かった。面白かった。 詐欺師は詐欺師だけど、勧善懲悪で悪者は報いを受け、騙された人は傷つかない。 とても素敵なニセ霊媒師チーム。 痛快痛快。 姿を消してしまったこのチームの今後が気になる。
Posted by
感想はブログでどうぞ http://takotakora.at.webry.info/201501/article_1.html
Posted by
盲目霊導師能城あや子は、招霊木を振るだけで真実を見抜き悩みを解決。悪を暴く。その人気番組の裏には最強のチームが!?八話連作短編集。帯の「通勤電車で読みたい文庫NO.1」に引かれて。サクサク読めて、気分よく、スッキリ。稲野辺俊郎は勝ったのか負けたのか。嫌いになれない、常識人でいい奴...
盲目霊導師能城あや子は、招霊木を振るだけで真実を見抜き悩みを解決。悪を暴く。その人気番組の裏には最強のチームが!?八話連作短編集。帯の「通勤電車で読みたい文庫NO.1」に引かれて。サクサク読めて、気分よく、スッキリ。稲野辺俊郎は勝ったのか負けたのか。嫌いになれない、常識人でいい奴なんだろうな。このチームが今どうしているのか。また活躍する姿を見てみたい。 「調査対象の乗った車がファミリーレストランの駐車場に入っていくのを見て、草壁賢一は思わず「サンキュー、サンキュー」と呟いた。」
Posted by
2014.10.27 期待していた以上に面白かった。短編はあまり得意じゃないので、連作とはいえ短編集でここまでグイグイ読める作品はこれが初かもしれない(米澤穂信さんの古典部シリーズは全く肌に合わなかった)。 ますます井上夢人さんのファンになってしまいました。 どのお話も自称霊...
2014.10.27 期待していた以上に面白かった。短編はあまり得意じゃないので、連作とはいえ短編集でここまでグイグイ読める作品はこれが初かもしれない(米澤穂信さんの古典部シリーズは全く肌に合わなかった)。 ますます井上夢人さんのファンになってしまいました。 どのお話も自称霊能者の能城あや子の霊視の依頼人たちをめぐるテンポの良い痛快なミステリなのですが、その中でも特に『雨虎(あめふらし)』で草壁賢一が福森邸に家に進入するシーンにはドキドキ、ゾクゾク、ハラハラさせられました。怖い話が大好きな私には大好物なお話でした。 小野不由美さん著『ゴーストハンター』シリーズが好きな方には自信を持ってオススメできる小説です。
Posted by
非常に面白い本だった 一章ごとが短いのでさくさく読むことができた 草壁は鍵を容易に開けてしまうが、彼にはどんな過去があったのか気になる
Posted by