クラウド・コンピューティング の商品レビュー
「クラウド・コンピューティング」をわかりやすく解説している。 サービス化、ボーダレス化、オンライン化というキーワード毎にその意味と実例を挙げて説明し、歴史や課題にも触れている。何箇所か違和感を感じたところがあったが、平易な言葉と身近な実例でわかりやすく書かれている。単なる用語解...
「クラウド・コンピューティング」をわかりやすく解説している。 サービス化、ボーダレス化、オンライン化というキーワード毎にその意味と実例を挙げて説明し、歴史や課題にも触れている。何箇所か違和感を感じたところがあったが、平易な言葉と身近な実例でわかりやすく書かれている。単なる用語解説ではなく、一歩踏み込んでいるところも良い。
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これから広がるであろう古い概念で新しい言葉"クラウド"について述べた作品。言葉を定義することによりマーケットが広がる。ということもあるだろう。今後のクラウドに期待。且つ利用していく。
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[ふわっとの向こう側]今やありとあらゆるところで目にするようになった「クラウド」という言葉。急速に広まったクラウド技術とその概念をIT初心者にとってもわかりやすく解説するとともに、クラウドが有する可能性や幅広い利用法について紹介した一冊です。著者は、家電やネットワークについて詳し...
[ふわっとの向こう側]今やありとあらゆるところで目にするようになった「クラウド」という言葉。急速に広まったクラウド技術とその概念をIT初心者にとってもわかりやすく解説するとともに、クラウドが有する可能性や幅広い利用法について紹介した一冊です。著者は、家電やネットワークについて詳しく、フリーランスライターとして活躍されている西田宗千佳。 技術として既に使ってはいても、「じゃあなんなんだ」と言われると説明に困る概念の一つだと思うのですが、具体的な事例やおこりから説明してくれているため、デジタルに弱い(自分のような)人でもサクッと読める内容になっています。本書を読むと、ここ数年でのデジタル分野での進化が一足飛びに起こったことを再確認させられました。 理論的な側面にとどまらず、クラウドを利用すると何がどのように便利になるのかということも合わせて解説してくれるため、実践的な、日常的なレベルでも役に立つのが本書のもう一つの魅力。新しい技術に対する「受容力」が年々落ちてきていると自分では感じていたのですが、本書のおかげで少しデジタルに対する柔軟な頭を取り戻せたような気がします。 〜クラウド・コンピューティングとは最初から一定の方向性を持った「技術」ではなく様々な技術動向が結果としてある「塊」として姿を現した「現象」なのである。〜 なんとも新書っぽい新書でした☆5つ
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写真やデータはDropboxやGoogledriveに預け、音楽はストリーミングでスマホから聴く・・・。 そんなことが当たり前の2015年の今日において、この本に書かれているのは何も目新しいことではありません。 それはこの本が2009年の出版されたためであり、仕方がないともいえる...
写真やデータはDropboxやGoogledriveに預け、音楽はストリーミングでスマホから聴く・・・。 そんなことが当たり前の2015年の今日において、この本に書かれているのは何も目新しいことではありません。 それはこの本が2009年の出版されたためであり、仕方がないともいえると思います。 しかし、当時から2009年からクラウドコンピューティングだと世間で騒がれていたのであろうことを考えると、本格的に”クラウド”を実感できるようになってきたのはここ2~3年ではないだろうかという気がする。 著者は本書の最後にマス向けと処理能力を求める人向けのでパソコンは文化していくだろうと語っているが、最近のタブレットなどの登場がそれを象徴しているようで著者の先見の明を感じさせる。
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4年前の本としては先進的で今読んでも的を射ている感じを受けるが、やはりIT業界の4年間というとかなり古臭さも感じる。 一番バズっていた時期のクラウドはロマンもあるしワクワクしていたことに気づいた。 また、WEB2.0からの流れについて書かれているのも良い。 クラサバ、P2Pとの違...
4年前の本としては先進的で今読んでも的を射ている感じを受けるが、やはりIT業界の4年間というとかなり古臭さも感じる。 一番バズっていた時期のクラウドはロマンもあるしワクワクしていたことに気づいた。 また、WEB2.0からの流れについて書かれているのも良い。 クラサバ、P2Pとの違いも解りやすい。
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ソフトウェアのツールからサービスへの移り変わりを実感。 クラウドの意味がボンヤリしていたから読んだのだが、実際のところボンヤリしたものがクラウドだと。 最近騒がれてるクラウドだが、昔から同じような考えは存在し(クラウドなどの言葉は当然なかった)、あたかも新しい風潮のように騒ぐなと...
ソフトウェアのツールからサービスへの移り変わりを実感。 クラウドの意味がボンヤリしていたから読んだのだが、実際のところボンヤリしたものがクラウドだと。 最近騒がれてるクラウドだが、昔から同じような考えは存在し(クラウドなどの言葉は当然なかった)、あたかも新しい風潮のように騒ぐなとオラクルCEOのラリーエリソン氏が言う。まさにその通り。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
パソコンの歴史がよくわかる。 クラウド=雲だったのか~、から ローカルのパソコンでデータを保存するのでなく、 コンピュータの向こう側にデータがあるという考え方。
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近ごろITの勉強をしているよので、理解しやすかった。 まとめ クラウドという言葉自体は最近もので、なんだかそれ自体新しい概念のような気がしてしまうが、「クラウドの考え方はパソコン以前への回帰」という意見があるのも本書を読めば納得できる。 パソコンが、ソフトとデータを自分の元...
近ごろITの勉強をしているよので、理解しやすかった。 まとめ クラウドという言葉自体は最近もので、なんだかそれ自体新しい概念のような気がしてしまうが、「クラウドの考え方はパソコン以前への回帰」という意見があるのも本書を読めば納得できる。 パソコンが、ソフトとデータを自分の元で管理できる、自分だけのコンピュータを目指して発展してきたのに対し、クラウドはGoogleやMicrosoftなどの特定の企業にデータが集中していく。 元々のデータのあり方へ回帰している。 新しい概念ではないが、なぜいまここまでブームになっているのか。それは、スマホの発達によりデータがリモートにあっても場所に依存せず、パソコンで行うときと大差なく操作が行えること。また個々のウェブアプリの進化。そしてこの現象に名前がつけられ、それぞれの企業、また消費者の見る方向性が一致したことによる。 ---------------------------------------------- 分かりやすかったが、古い本なので、やはりIT系の本は新しいものを読まないとだめだなーと思った。
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【読んだ目的】■流行の本のようなので読んでみることにした■クラウド・コンピューティングというのが流行みたいなので 読んでみることにした【印象に残ったポイント】■クラウド化の恩恵を浴するGoogle ・Chrome、Gmail・・・いずれもそのサービスそのものよりも 競合他社も巻...
【読んだ目的】■流行の本のようなので読んでみることにした■クラウド・コンピューティングというのが流行みたいなので 読んでみることにした【印象に残ったポイント】■クラウド化の恩恵を浴するGoogle ・Chrome、Gmail・・・いずれもそのサービスそのものよりも 競合他社も巻き込んで世の中をネット側に引き込むところが主眼点■マイクロソフトもクラウドを意識している ・サーバOSでの覇権を狙う■クラウドは技術ではなく現象である ・米オラクル、ラリー・エリソンCEO曰く、 「コンピューター業界は、女性ファッション業界よりも流行嗜好が強い唯一の業界だ。 (略)クラウド・コンピューティングという点についていえば、当社の宣伝文句の他に 何が変わるのか理解できない」【感想】■SaaSとかなりかぶっているように思える。■クラウドはまだビジネスとして成熟しきっていないようだ。 ・SLAの観点から ・機密情報、個人情報保護の観点から ・キャズム越えはまだ
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■クラウド 1.家電はアイフォンのようにソフトのアップデートで寿命がのびる。 2.クラウドが生み出す「流動化する世界」。必要な時に必要なだけのコストを払う。 3.大企業の雇用が派遣社員の利用で流動化し、コスト構造が変化したことと同じような流れが、情報システムでも起こる。 4.メモ...
■クラウド 1.家電はアイフォンのようにソフトのアップデートで寿命がのびる。 2.クラウドが生み出す「流動化する世界」。必要な時に必要なだけのコストを払う。 3.大企業の雇用が派遣社員の利用で流動化し、コスト構造が変化したことと同じような流れが、情報システムでも起こる。 4.メモ:フォトストレージサービスFlickr。
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