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ダブル・ファンタジー の商品レビュー

3.3

248件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    67

  3. 3つ

    92

  4. 2つ

    31

  5. 1つ

    12

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2021/10/13

今は、楽しくていい。後、10年後、45~6才までもギリギリOKと思う。60才過ぎた奈津を見てみたい。

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2021/08/05

村山さんのYA本のファンで、どの本も面白い。 実は、どうかな?と思っていた。 やっぱり、凄い!さすがだ。 大人の男女の気持ちの微妙さと狡さが、村山さんの文章によって、物語から恋の真実が語られる。 恋が覚めるとき。なんとも言えない後味が心に広がる。

Posted byブクログ

2021/06/09

長い話だったが、一気に読めました。 とりあえず感想は、すごい、、です。 主人公の行動、気持ち、分からなくもないですが、実際こんなに次から次へと、というか、同時に? 自分で抑えていたものが、溢れ出して、欲望のままになるのって、怖いなと思いました。 内面の奥底のもぞもぞ蠢く自分の...

長い話だったが、一気に読めました。 とりあえず感想は、すごい、、です。 主人公の行動、気持ち、分からなくもないですが、実際こんなに次から次へと、というか、同時に? 自分で抑えていたものが、溢れ出して、欲望のままになるのって、怖いなと思いました。 内面の奥底のもぞもぞ蠢く自分の本当の姿に気付いていたとしても、それを解放するのが幸せなのか、目を瞑ってそこそこの幸せで満足するのか、 私は前者は絶対に選べないです、、 主人公が、夫に対して気持ちがなくなったことを自覚する描写はとても共感してしまいました。 言い合いすら面倒で、相手に期待しなくなると言い返す必要もなくなる。 夫婦関係のあきらめ、の部分がとてもリアルでした。

Posted byブクログ

2021/05/15
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

2021.5.5文庫本にて読了。 説明 内容紹介 女としての人生が終わる前に性愛を極める恋がしてみたい。35歳の脚本家・高遠奈津の性の彷徨が問いかける夫婦、男、自分自身 内容(「BOOK」データベースより) 奈津・三十五歳、脚本家。尊敬する男に誘われ、家を飛び出す。“外の世界”に出て初めてわかった男の嘘、夫の支配欲、そして抑圧されていた自らの性欲の強さ―。もう後戻りはしない。女としてまだ間に合う間に、この先どれだけ身も心も燃やし尽くせる相手に出会えるだろう。何回、脳みそまで蕩けるセックスができるだろう。そのためなら―そのためだけにでも、誰を裏切ろうが、傷つけようがかまわない。「そのかわり、結果はすべて自分で引き受けてみせる」。

Posted byブクログ

2021/01/30

以前に読んでいたかな?くらいの再読。恋愛体質というよりやりたい体質なのか。全く共感できませんが、性に奔放かつ忠実で、男も女もない今の時代ならこんな女性もいていいのかな。ただ、やることを前提に行ってて、面倒だからやってやるっていう発想がよくわからない。でも坊主の時の下りは笑えてしま...

以前に読んでいたかな?くらいの再読。恋愛体質というよりやりたい体質なのか。全く共感できませんが、性に奔放かつ忠実で、男も女もない今の時代ならこんな女性もいていいのかな。ただ、やることを前提に行ってて、面倒だからやってやるっていう発想がよくわからない。でも坊主の時の下りは笑えてしまった。

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2020/08/29

W/Fダブル・ファンタジー 著作者:村山由佳 文藝春秋 タイムライン http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698

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2020/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

私の拙い恋愛経験では、読み下すのが難しい作品でした。 相手に求めるものが、男性と女性では大きく異なることを主人公であるナツのそれぞれの恋愛で浮かびあがらせています。今更ながら、その差は大きくて、現実世界でも、差を埋めようと思う方が間違いのような気がします。 仕事は割り切ってやれるので、学生時代に相手にハッキリとモノが言えない人でも、社会人を長くやっていけば克服するできるものですよね。これは、私の実体験でもあります。なので、ナツがプライベートでだけ、はっきりと言えなかったところはよくわかる気がします。 情事の描写が細やかすぎて、官能小説みたいでしたが、ここまで描かないとこの小説は成り立たない、そんな気がしました。 しかし。。。 人としてもよくできていて、それでいて夜も完璧に自分にフィットしている人。そんな人はなかなかいないですよねー。 ドラマ化もされているようですが、こんなの映像化できるん?Netflixとかだったら良かったのに。 あと、女性目線での感想を知りたいので、他の方のレビューをこの後読みたいと思います。

Posted byブクログ

2020/06/15

読むのが止まりませんでした。 何だか自分の心を読まれているような、そんな共感できる言葉が沢山ありすぎて、目が回るようでした。 旦那との関係の時も、志澤や岩井や大林との関係の時も、ナツが感じた気持ち、男達の行動、とてもよく分かります。 終わることのない男女間の欲望がとても人間味に満...

読むのが止まりませんでした。 何だか自分の心を読まれているような、そんな共感できる言葉が沢山ありすぎて、目が回るようでした。 旦那との関係の時も、志澤や岩井や大林との関係の時も、ナツが感じた気持ち、男達の行動、とてもよく分かります。 終わることのない男女間の欲望がとても人間味に満ちていて、自由を手に入れても孤独が尽きず、どれだけ欲すれば乾きが癒えるのか。 性について深く気づかずにいれば幸せなのかも知れない世界でもあります。 結局、「どこまでも自由であることは、こんなにもさびしいことだったのかー。」 きっと何年経っても、この一言に尽きます。

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2019/08/26

小川洋子と並んで文体が滑らかだ。甚だ女性目線であるにもかかわらずスルスルと入ってくる。ボーカリストでいうところの「地声が良い」作家だからだ。小川が矢野顕子とするならこちらはおおよそ竹内まりやといったところか。 まあまあのボリュームがある作品だし、とにかく女性からのフェミニンな視点...

小川洋子と並んで文体が滑らかだ。甚だ女性目線であるにもかかわらずスルスルと入ってくる。ボーカリストでいうところの「地声が良い」作家だからだ。小川が矢野顕子とするならこちらはおおよそ竹内まりやといったところか。 まあまあのボリュームがある作品だし、とにかく女性からのフェミニンな視点に終始するが、なぜかページターンが早い。思わず読んでいて声が出てしまうシーンもある。なかなかどうして、サスペンシヴなのだ。 鴨川での生活ドキュメント「海風通信―カモガワ開拓日記」は既読で、さらにその後この作品通りの道を歩んでいることを知っていたため、妙に生々しい。というかその分淫靡に読んでしまう。術に嵌ったというべきか。

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2019/06/04

ちょっと興味があって読んでみた。 水川あさみ主演でドラマ化もされたらしいです。 なかなか面白かった。

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