夜は短し歩けよ乙女 の商品レビュー
第1章はあれよあれよと登場人物が出てくるわ話の方向性が掴めないわ、言い回しが独特だわで諦めのあの字が過ぎったけれど、突如展開される非現実的な世界観に引き込まれていった。特に第3章の点と点が繋がっていく感覚は爽快だった。「ワァ…!」とちいかわになった。
Posted by
中学二年生の頃初めて読んだ時の衝撃が忘れられない。私が森見登美彦作品を読み始める"きっかけ"になった本だ。 森見登美彦の癖のある文体と奇想天外な脳内、何故森見登美彦の描く大学生はこんなにも愛おしいのか... 大学二年になった今でも、何回と読み直している人生...
中学二年生の頃初めて読んだ時の衝撃が忘れられない。私が森見登美彦作品を読み始める"きっかけ"になった本だ。 森見登美彦の癖のある文体と奇想天外な脳内、何故森見登美彦の描く大学生はこんなにも愛おしいのか... 大学二年になった今でも、何回と読み直している人生のバイブルの様な作品。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読むの一体何回目だろうか、、、 いつまで経っても主人公が切ないし、 黒髪の乙女はオモチロイまま 自分の中でこんなに褪せない作品もないかも知れない ずっと思うわけじゃないけど、なにか読みたい 確実に気持ちがいいものが読みたいって思う時に思い出す作品 お酒を延々飲んだり鯉が竜巻に攫われたり 古本市で絶対に負けられない戦いを制したり 素敵な出会いをしたり 日常って周りをよく見ればそれこそオモチロイことばっかりなんじゃないかなって思う 退屈な日々をどう感じるか、退屈なままダラっと過ごすかオモチロくするかは自分次第 お友だちのお見舞いを優先するところと お昼をもりもり食べるところ 竜巻の果てに出会ってちゃんと手を伸ばすところ じんわりずっと好き
Posted by
ハイテンポカオス。摩訶不思議な世界観で、夢が現実かもよくわからないまま物語が展開されます。独特な文体や京都の古風な魅力など、雰囲気で楽しめる要素が豊富でした。腐れ大学生の捻くれ具合や相変わらず毅然としている樋口師匠がとても面白かったです。
Posted by
豊富な語彙と固い言い回しで、どこかの文豪を彷彿とさせる独特な文体。ファンタジーと現実世界が融合したユーモラスな世界観。森見登美彦の作品は初めて読んだが、非常に「らしさ」が感じられ、おともだちパンチ、ナカメ作戦、オモチロイ、、など数々の楽しい表現に魅了された。また、個性溢れる愉快な...
豊富な語彙と固い言い回しで、どこかの文豪を彷彿とさせる独特な文体。ファンタジーと現実世界が融合したユーモラスな世界観。森見登美彦の作品は初めて読んだが、非常に「らしさ」が感じられ、おともだちパンチ、ナカメ作戦、オモチロイ、、など数々の楽しい表現に魅了された。また、個性溢れる愉快な仲間たちや奇怪なエピソードが、思わぬ形で繋がっており、点と点が線になるような感覚を楽しむことができた。登場人物はそれぞれ何者なのか?なぜそのようなことが起きた?等々、多くの謎が残っているものの、そんな奇想天外な不思議さ、訳のわからなさがまた面白い。京都の地名が多く出てくるため、地理感覚があったらより楽しめたのだろうと悔やまれる。
Posted by
以前読んだ時はキャラの濃さに胸焼けしてしまった記憶がありますが 今回は黒髪の乙女かわいい!と思いながら読むことができました。 みょうちくりんな登場人物が次々と出てきて繰り広げられるドタバタ劇。 そのごちゃごちゃ感が、大学生らしいというか。 なんだかちょっと懐かしくなりました。
Posted by
可愛い装丁とタイトルからは想像も出来ないくらい、奇想天外で摩訶不思議な物語。 夢か現実か、何なのか全然わかんないし、どこをどう進んでいるのか突拍子もない展開なんだけど、なんか読んじゃう。 なぜか止まらない。 好き嫌いハッキリ分かれる世界観かなと思うけど、私は大好きでした。
Posted by
とても好き。読んでいて心躍りました。そして、あの頃の自分は、とうしてピュアな感情を置き去りにして穿ってしまったのかを悔いました。 もしかしたら身近に樋口さんや羽貫さんはいたのかもしれない。
Posted by
パート毎に先輩と彼女どちら目線で話しているのか見分けるのに苦慮し、作品の魅力を十分に味わえなかった。
Posted by
AmazonUnlimitedで読了。昔流行ってなーと思いつつまだ読めていなかったので読みました。世界観が独特で読む人によってはハマらないかも。「ファンタジー」「青春」「京都」のミックスした内容で、わたしは舞台である京都大学近辺に住んだ経験があるため面白く読めました。登場人物はク...
AmazonUnlimitedで読了。昔流行ってなーと思いつつまだ読めていなかったので読みました。世界観が独特で読む人によってはハマらないかも。「ファンタジー」「青春」「京都」のミックスした内容で、わたしは舞台である京都大学近辺に住んだ経験があるため面白く読めました。登場人物はクセのある人間ばかりで、自分にはない感性を披露してくれています。こんなふうに日常を感じられたらいいなーと少し羨ましくなりました。
Posted by