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すごい本屋! の商品レビュー

3.7

30件のお客様レビュー

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2023/05/08

書店関係のムック本を読んだときに和歌山の山間の村にある書店の事が書いてありました。その名も「イハラ・ハートショップ」本屋さんぽくない名前ですが、村の雑貨屋さんも兼ねた本屋さんです。 そんな村の本屋さんが絵本の原画展や色々なイベントを企画している事は知っていて、さぞやる気満々のやり...

書店関係のムック本を読んだときに和歌山の山間の村にある書店の事が書いてありました。その名も「イハラ・ハートショップ」本屋さんぽくない名前ですが、村の雑貨屋さんも兼ねた本屋さんです。 そんな村の本屋さんが絵本の原画展や色々なイベントを企画している事は知っていて、さぞやる気満々のやり手なんだろうと思いましたが(やり手ではありますが)情熱と色々な人の協力で達成した事なんですね。 とても読みがいのある、ジンとする本でした。

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2023/01/25

和歌山市に来て、イハラ・ハートショップの近くを何回も通ったけれど、知らなかった。著者の井原万見子さんの講演会があるので、楽しみ。

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2021/10/11

和歌山県旧美山村にある「イハラ・ハートショップ」というお店の店長さんが書いた本。本屋だけど醤油などの生活用品も売られている。なぜ山奥でお店を開いているのか。著者の伯父が大阪で書店を経営しており、地元である美山村でも子どもたちが本を手に取れる環境を整備したいと思ったのが始まり。大阪...

和歌山県旧美山村にある「イハラ・ハートショップ」というお店の店長さんが書いた本。本屋だけど醤油などの生活用品も売られている。なぜ山奥でお店を開いているのか。著者の伯父が大阪で書店を経営しており、地元である美山村でも子どもたちが本を手に取れる環境を整備したいと思ったのが始まり。大阪てお店を開く時も、予定地に1週間立って交通量を調べ、そのデータをトーハンに提出したぐらいなのに、山奥で店を開くにはトーハンの会議を通らないといけなかったそうな。この本ではトーハンの担当者に対して感謝の言葉が述べられているが、別の本では「トーハン天皇」と書かれている。 その後著者が店を引き継ぎ、精力的に活動を展開したエピソードが書かれている。週1の休みの前日に夜行バスに乗って東京まで行き、出版社に直談判しに行ったというのがすごい。しかも自分のためではなく、村の子どもたちのため。絵本のエスキース展に始まり、原画展、編集者の授業、作家の読み聞かせや講演会。私は作家の講演会を聞いたことはないけど、作り手と触れ合うことで子どもの好奇心が刺激された様子を読んで、小さい頃から文化に触れることは大切だし、自分の仕事で関わる講演会の開催にも意味が感じられた。 また、アリス館の社長がイハラハートショップを訪れた時に本が日用品と一緒に並べられている様子を見て「本はパンや醤油と同じ日用品なのだ!」と書いたのが印象深い。 この店長がすごい。学校の選書のために1人で見本を持って学校を回ったり。イベント開催前はメディアにきちんと情報提供したり、お世話になった人にはこまめに連絡をしていて、こういう人だから人との縁が繋がっていくんだな。見習いたい。

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2020/12/05

和歌山県日高川町(旧美山町)のイハラ・ハートショップは、住人約100人という山奥にある小さな本屋。村の人にとって必要なものを、と考える店長は、周辺に店がないため食品や日用品も売りつつ、子どもたちに本の世界を伝えるため、原画展や作家のサイン会などさまざまなイベントを企画し一つずつ実...

和歌山県日高川町(旧美山町)のイハラ・ハートショップは、住人約100人という山奥にある小さな本屋。村の人にとって必要なものを、と考える店長は、周辺に店がないため食品や日用品も売りつつ、子どもたちに本の世界を伝えるため、原画展や作家のサイン会などさまざまなイベントを企画し一つずつ実現していきます。人と人の絆によってコミュニティとしての本屋の可能性が大きく広がっていく、温かな奮闘記。【㉚和歌山県】

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2020/03/01

2015.8.10 ひとりでもやろうと思えばここまでできるのか。街の人や子供のためと思う熱くて強い愛情が全体から伝わる。たくさん本屋があるより、大きな本屋があるより、こういう本屋さんが地域にある方がよっぽど幸せだ。この地域の子どもにはすごくいい影響を与えると思う。本屋が地域の最前...

2015.8.10 ひとりでもやろうと思えばここまでできるのか。街の人や子供のためと思う熱くて強い愛情が全体から伝わる。たくさん本屋があるより、大きな本屋があるより、こういう本屋さんが地域にある方がよっぽど幸せだ。この地域の子どもにはすごくいい影響を与えると思う。本屋が地域の最前線で走れること、教えてもらった。

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2015/03/12

自分の為でなく、村の人たちの為、子どもたちの為の本屋 本屋のイメージとは違うけど、いろんな人がそこで憩い、大切な一冊に出会える素敵な場所

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2015/01/22

「うちの村にも、本屋があったらええんやけど…」そんな村の人たちの声に応えてできた山奥の本屋さん。まわりにはほかにお店がないので、お味噌や洗剤も売っています。村の子どもたちに本の世界を知ってほしいと、今日も絵本をかついで読み聞かせに走り、楽しいイベントを企画します。「かいけつゾロリ...

「うちの村にも、本屋があったらええんやけど…」そんな村の人たちの声に応えてできた山奥の本屋さん。まわりにはほかにお店がないので、お味噌や洗剤も売っています。村の子どもたちに本の世界を知ってほしいと、今日も絵本をかついで読み聞かせに走り、楽しいイベントを企画します。「かいけつゾロリ」の原ゆたかさんをイノシシと出迎え、昆虫少年と今森光彦さんをお宮の森で対面させる…。子どもたちの目が輝きだしたら、大人も動き出す。本屋さんほど素敵な商売はない。 ------- まさに上記説明どおりの作品。 想いがあれば、いろいろなことが出来るんだなぁ。 人を大切の思う気持ちと、感謝の心を常に忘れないところが 随所ににじみ出ていて、それがこの人の魅力なんだと感じた。

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2014/10/07

[ 内容 ] 「うちの村にも、本屋があったらええんやけど…」 そんな村の人たちの声に応えてできた山奥の本屋さん。 まわりにはほかにお店がないので、お味噌や洗剤も売っています。 村の子どもたちに本の世界を知ってほしいと、今日も絵本をかついで読み聞かせに走り、楽しいイベントを企画しま...

[ 内容 ] 「うちの村にも、本屋があったらええんやけど…」 そんな村の人たちの声に応えてできた山奥の本屋さん。 まわりにはほかにお店がないので、お味噌や洗剤も売っています。 村の子どもたちに本の世界を知ってほしいと、今日も絵本をかついで読み聞かせに走り、楽しいイベントを企画します。 「かいけつゾロリ」の原ゆたかさんをイノシシと出迎え、昆虫少年と今森光彦さんをお宮の森で対面させる…。 子どもたちの目が輝きだしたら、大人も動き出す。 本屋さんほど素敵な商売はない。 [ 目次 ] 第1部 山の本屋の春夏秋冬(本屋の日常風景;本屋の仕事、いろいろ;本屋さんとの交流) 第2部 山の本屋の事件簿(『こんとあき』エスキース展;『ねずみくんのチョッキ』原画展;「かいけつゾロリ」原ゆたかさんサイン会;後路好章さんの「言葉の授業」;今森光彦さんのおはなし会;宮西達也さんのお絵かき会;御坊ライオンズクラブ「児童書選書会」;『ねずてん』原画展;都築響一さんトークイベント) [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]

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2014/02/23

この本屋さんは本当にすごいです。何がすごいって、店長さんの行動力がすごいです。いろいろなことが成し遂げられるには結局は人と人とのつながりが必要なんだなーと感じました。 でも、ベースには、その本屋以外では本が入手しにくく、人が本を求めているという環境がある。 都会では当たり前に本が...

この本屋さんは本当にすごいです。何がすごいって、店長さんの行動力がすごいです。いろいろなことが成し遂げられるには結局は人と人とのつながりが必要なんだなーと感じました。 でも、ベースには、その本屋以外では本が入手しにくく、人が本を求めているという環境がある。 都会では当たり前に本が手に入る環境があって、本のよさをすすめる・広めるというのはかえって難しいんじゃないかと思いました。

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2013/12/20

山奥の、商店が何もないところに本屋を作った方の記録。本屋には、食品や日用品も置いている。「周回遅れの最前線」なんてかっこいいキーワードなんだろう。本屋を通じて、読み聞かせなど教育面で子どもたちに関わっていく。理想の1つだなぁ。あたたかくなる1冊。

Posted byブクログ