すごい本屋！ の商品レビュー

井原万見子【著】

2013/12/16

すごい本屋というハードルを越えてくる本屋の本。

地域密着で過疎化に悩む村の中にあるイハラハートショップ。
絵本を児童に読み聴かせ、読書と遠足を組み合わせ、子どもに読書のおもしろさを伝え、子どもから、学校にこの本を図書館にいれてほしいという発言があり、本屋に依頼がくる。

社会貢献をして、子どもという未来の希望を大切にしていたら、お金が勝手に回る。
東京にも足を運び、面白い企画、本などを身につけ、地元に還元する。

一人の行動力と人との心の繋がりが、
１つの本屋を通じて、世界を動かす。
子ども達の世界も広がる。

子ども達の笑顔のためには、大人はお金も労も惜しまない。
なにもないからこそ、なにかを創れる。
そんな自虐ともとれる謙虚な姿勢が、彼の人を惹き付けるパワーだ。

2018/12/16

本屋さんに職業体験に行ったら
こんな感じかな
本を仕入れて並べているだけじゃない
色々な作業と仕組みがあって
…そして、この本屋さんには
都会にはない何かがある　

何もないなら、
何かを見つけて実行していく、
それは、周りにも勇気を与えて
動かしていけるんですね

2013/02/07

JR和歌山駅から約2時間の山の中にある、本屋さんの挑戦の日々。下絵・原画展の企画をしたり、作家さんを読んでトークショーを開いたり、東京まで交渉に行ったり…並大抵のことではないと思いますが、本を愛する気持ちと本の素晴らしさを届けたいという気持ちがあったからこそ実現したと素直に思える諸々が綴ってあります。本以外の物も置いている理由にも納得。本当の意味での地域活性って、こういうことを言うのだと思います。投げた石が水面になって広がるような。ちょっと残念だったのが、事あるごとに自分のお店を「小さな本屋でも…」というように形容している箇所が散見されたこと。大きさも、場所も、関係ないと思います。良いモノに人は集まるし、魅力を感じるもの。もっと自信を持って、胸を張ってほしいと思います。すごい本屋さん、いつか足を運びたいです。イハラハートショップ！

2012/12/23

本当にすごい本屋さん！
都会の大型書店でもなく、過疎化が進んでいる様な地域の本屋さん。
それなのに都市部の大型書店に負けないくらいの企画や棚！

amazonや電子書籍の影響が大きくなる中で、こういう本屋さんに頑張って欲しい！

2012/01/08

読んで良かったです。
大切にする事、素直になること
少しずつ少しずつできるところからすすむこと。

『周回遅れの最前線』という言葉非常に印象的でした。

2011/10/09

田舎にある本屋さん。

ちっちゃいんだけど、地元と密着した本屋屋さんの奮闘記♪

なんか読んでで気持ちがほっこりします(^^)

2011/07/07

田舎の村にある、小さな本屋さん。
そこにはメインの本があり、パンがありおやつがあり…。
本文で、訪れた人が「本も生活必需品」と言っていましたが
確かにそうですｗ

嬉しい事、楽しい事。
こんな本屋さんがあれば、いつだって通い詰めそうです。
やる気があれば、何かしようと思えば
どんな事だってできると思えました。

そして最後に…曲を聞きながら、という曲名に
ひとりにやっとしてしまいましたｗ

2011/02/28

ガッツだぜ

「イハラ・ハートショップ」何の店だ？それは住人約100人の山奥の小さな本屋さん。地域にはお店がないので、食品や日用雑貨も一緒に売っている。そんな本屋さん店長の、アクティブな挑戦の日々。実際行きましたが本当にいいおばさんでしたw

2010/12/11

毎日考えて行動して行くことで、
生き生きとして、喜ばれてフィードバックもある。
普通の仕事や地味な仕事も、こうして自分にとって掛け替えのない物にしていくことがでくる。

2010/12/02

最近どこの本屋に行っても特色が無くて、本屋はネットで充分とか思う人もいるだろうけど、本屋にも自分の想いを込めて頑張っている人がいるんだなぁと眼を開かされます。今度和歌山に来るまで言ってみようと思うけど、私の好きな本は置いてないような気もします。私も私の理想とする本屋を創ってみたい。宝くじが当たったら…