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蜜蜂のデザート の商品レビュー

3.3

85件のお客様レビュー

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2009/10/04

「このミステリーがすごい!」の大賞受賞者待望の2作目 特筆すべきは、 読んでいて目に浮かぶような圧倒的な食事シーンの描写。 料理について、紙上の文字だけでこれほどまでに表現できるというのは、正直信じられない。 それだけでも一度読んでみる価値あり。 ミステリーは、最後まで謎やら...

「このミステリーがすごい!」の大賞受賞者待望の2作目 特筆すべきは、 読んでいて目に浮かぶような圧倒的な食事シーンの描写。 料理について、紙上の文字だけでこれほどまでに表現できるというのは、正直信じられない。 それだけでも一度読んでみる価値あり。 ミステリーは、最後まで謎やら疑問が残る部分はありますが、 レストラン「ビストロ・コウタ」を舞台にしたシリーズ作品でもあるので 今後の続編も期待です。

Posted byブクログ

2009/10/12

柴山幸太は、神戸でフレンチスタイルのビストロを営む料理人。店はいつも賑わっていたが、誰もが料理の味を絶賛する一方で、デザートの感想を語ってくれない。不満を抱いた彼はデザートに力を入れようと、持ち前の探究心で新感覚スイーツの開発を目指すが、そのために思わぬ事件に巻き込まれることに…...

柴山幸太は、神戸でフレンチスタイルのビストロを営む料理人。店はいつも賑わっていたが、誰もが料理の味を絶賛する一方で、デザートの感想を語ってくれない。不満を抱いた彼はデザートに力を入れようと、持ち前の探究心で新感覚スイーツの開発を目指すが、そのために思わぬ事件に巻き込まれることに…。ひとりの女の人生を狂わせた、とあるパティスリーで発生した食中毒事件。その裏には何が隠されているのか?次々と起こる事件は何を物語っているのか?華やかなパティスリー界の舞台裏で繰り広げられるパティシエたちの葛藤と、「食の安全」を問う「ビストロ・コウタ」シリーズの第2弾。 面白かったです!前回の「禁断のパンダ」よりもおどろおどろしくなくて、私はこっちのほうが好きかもです。犯人が最後の最後までわからなかったし、ちょっと切ない結末ながらもよかったです。相変わらず料理の描写は美味しそうでした。

Posted byブクログ

2011/10/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

デビュー作『禁断のパンダ』で第6回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した著者の第2弾。 デビュー作『禁断のパンダ』は、食を扱ったグルメ・ミステリにもかかわらず、グロテスクな真相が隠されていて、かなりの不快感を抱いた。可愛らしい表紙絵に似合わない残酷な内容に驚いた。残酷さばかりが目立ち、ミステリとしては消化不良を感じたものだった。 それに比べ第2弾の本書は、多くの面で格段に進歩している。こちらの方がずっといい。料理の描写の上手さはさすが。 ミステリ面では、読者を焦らし唸らすテクニックである、伏線や誤導罠などの貼り方が向上している。 ただ個人的に気になったのは、描かれた犯罪が食品に毒を盛るものだったこと。2作続けて食べ物に施す犯罪には、ちょっと食傷。 ミステリに残酷な場面は避けられない。よくわかっている。食自体を犯行材料に使わない、日常ミステリだったらいいなぁ、というのがささやかな個人的な希望だ。

Posted byブクログ

2009/10/04

ストーリー的には前作をはるかに超えていて、読後の「だまされた感」も爽快なんですが、前作同様デザートに関する蘊蓄が多すぎてげんなりします。もう少しバランスを整えて欲しかった。

Posted byブクログ

2009/10/04

相変わらず、料理の細かい描写にうなされちゃう!!勉強になるなー(*^。^*) 拓未さんの経歴がすごい!

Posted byブクログ