読んでいない本について堂々と語る方法 の商品レビュー
タイトルに魅かれ購入。「読んでいない本について堂々と語る方法」をフランスの大学教授が語る。 著者は「読んでいない本を語る」ことを推奨している。そう、「ある本について的確に語ろうとするなら、ときによっては、それを全部は読んでいないほうがいい。いやその本を開いたことすらなくていい。...
タイトルに魅かれ購入。「読んでいない本について堂々と語る方法」をフランスの大学教授が語る。 著者は「読んでいない本を語る」ことを推奨している。そう、「ある本について的確に語ろうとするなら、ときによっては、それを全部は読んでいないほうがいい。いやその本を開いたことすらなくていい。」と説く。 ぼくは幸か不幸か、人まえで本について話をすることはない。が、本ではないが、思い出したエピソードがある。それは島田紳助さんが話しをしていたお話。紳助さんは、テレビなどでプロ野球についてコメントを求められることがある。紳助さんはそのときプロ野球に詳しくなかった。だけど、詳しいと思われたかった。ではどうしたか。「好きな選手はだれですか?」ときかれたとき、どう答えるか。間違っても「松井です」とか「イチローです」とか誰でも知っている選手を挙げてはいけない。1軍にギリギリいる微妙な選手を挙げる。そして、その選手の高校時代や2軍での苦労話や活躍したエピソードを語る。これで、「あっ。そんな目立たない選手のことも詳しいんだ」と思わせ、それによって「野球、詳しいんだ」と思わせる。 まったくもって紳助さんらしい考えだ。 ちょっとこの本の趣旨とは違うかもしれないが、通じるものがあると思った。 本書は、220ページほどの量なのですぐに読めてしまうが、巻末に10ページ程度の訳者あとがきがある。ここだけ読んでもこの本を読んだといえると思う。
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この本を読んでの感想は、洒落が効いてるなーだ はい、知る人ぞ知るバイヤールであーる 受け取り方は様々にできる本だとは思うが、公式の作品紹介にあるような読まずとも読書感想文が書けるようになる本ではなかった 作品紹介下手くそか いやでも、受け取り方は様々とか言った手前、その受け...
この本を読んでの感想は、洒落が効いてるなーだ はい、知る人ぞ知るバイヤールであーる 受け取り方は様々にできる本だとは思うが、公式の作品紹介にあるような読まずとも読書感想文が書けるようになる本ではなかった 作品紹介下手くそか いやでも、受け取り方は様々とか言った手前、その受け取り方も認めないとダメか 「読書」って面白いなー あとなんか、バイヤールによれば、レビューを読んで自分も読んだ気になるのは「あり」らしいので、このレビューを読んだ人はバイヤールについても堂々と語ろう!(手がかり少ないレビューで申し訳ないけどw)
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本を読んだ、というのは曖昧なこと。ぜんぜん読んだことない本、流し読みした本、人から聞いた本、読んだが忘れてしまった本。最後の一つなんて読んだけど忘れてるんだから読んだと言えるのかたしかに疑問である。ならばたしかに読んだか読んでないかよりも、その書物との関係において、自分の意見を述べられるということが大切だというのもわかる。 世にある本を全て読むのなんて物理的に不可能だし、読みたいと思った本を全部読むことさえもこのままじゃ到底できないなと最近思っていたけれど、この本を読んでちょっと気持ちが楽になった。 エアプでいいんじゃん。
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ゆる言語学ラジオ発端で手に取りました。 死ぬまでに読みたい本を全て読むことはできないという絶望感に直面していた矢先、渡に船とばかりのタイトル。 思った以上に骨太だったし、読み応えはあったのだけれども書物との適度な距離感とテクスト至上主義みたいな作者や作品の意図と違う言質は許され...
ゆる言語学ラジオ発端で手に取りました。 死ぬまでに読みたい本を全て読むことはできないという絶望感に直面していた矢先、渡に船とばかりのタイトル。 思った以上に骨太だったし、読み応えはあったのだけれども書物との適度な距離感とテクスト至上主義みたいな作者や作品の意図と違う言質は許されないのだと怯えていた自分には新たな観点を与えてくれた。 完璧な読書なんてそもそも定義できないし、人はそれでなくても忘れていく生き物なので、自分の内なる書物からバーチャル書物へと敷衍していくことになんら罪を感じる必要はないと諭された気分。 第3章の心構えで述べられている批評の創造性というのは、批評に対する認識を転換してくれた。作品ありきの批評で二字的な産物だと思ってたけれど、作品はモチーフに過ぎず、自己の解放と言った側面が本質なのだとは。批評のネガティブなイメージが刷新された。 個人的にも、読んでない本や忘れてしまった本に対して創造性を駆使して恥じらいなく付き合って、他人に開示していこうかという、今後の読書に対するマインドが深化しました。
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本のタイトル的に、何と書こうが、ホントに読んだのか?と疑われそうな本。実際、斜め読み。 世の中の本のうち、実際に読める本は、国会図書館蔵書数4560万点(毎年70万点くらい増えていく)のうち、一生かけても数千冊。 1万分の1すら覚束ない。 基本的には、殆どの本は読めてない訳で...
本のタイトル的に、何と書こうが、ホントに読んだのか?と疑われそうな本。実際、斜め読み。 世の中の本のうち、実際に読める本は、国会図書館蔵書数4560万点(毎年70万点くらい増えていく)のうち、一生かけても数千冊。 1万分の1すら覚束ない。 基本的には、殆どの本は読めてない訳で、本を読んでないこと恥じる必要はないんだろう。(原題には、堂々と、というフレーズは無いよう。) でも、わずか1万分の1であれば、折角ならば、あたりの本に巡り合いたい、と思うので、ブクログのようなサービスはとてもありがたい。
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別役実先生の「けものづくし」(流、◎)を思い出した。 流し読み推奨。訳者あとがきに唆されて深掘りしてはいけない。
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本書を読むまでは、読んでない本にコメントはできないだろうと思っていたが、逆に本を読むことで著者の考えに影響されて自分の感想を言えなくなるのはなるほどと思った。 読書の目的が、<内なる書物>を充実させることにあるのもなるほどと思った。 今後、読書をする際には内容を覚えようとするのではなく、自分の中のネットワークを拡げる様に読んでいきたい。
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内容が難しく、同じことを繰り返し語っていて長い。訳者あとがきの方がスッキリわかりやすい。 結局、タイトルにあるような「語る方法」は書かれていないし、帯にある「これ一冊あれば~もう怖くない!」という言葉は方法がわかるから怖くないのではなく、本を読んでいなくても怖がらずに語ろうという...
内容が難しく、同じことを繰り返し語っていて長い。訳者あとがきの方がスッキリわかりやすい。 結局、タイトルにあるような「語る方法」は書かれていないし、帯にある「これ一冊あれば~もう怖くない!」という言葉は方法がわかるから怖くないのではなく、本を読んでいなくても怖がらずに語ろうという心構えのことで……嘘ではないけど肩すかしを食らった気分。
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本は最初から最後まで読まないといけないとか、読んだ本の内容を忘れてしまうことに罪悪感を覚えたりとか、それらは全て読者という行為を神聖視していたせいだったのかもしれない。 その本の全体を見渡すことができたその時点で読書と言えるなら、もっと楽に本と付き合っていけそう。
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ハウツーものかと思ったらまさかの小説だったので驚いた。ラストでヒロインが死ぬ場面はめちゃくちゃ泣けた。
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