猫泥棒と木曜日のキッチン の商品レビュー
九つの、物語 が面白かったので借りてみたけれどちょっと期待はずれでした。 最後まで、みずきの心の動きにあまり寄り添えなくて いわんとしてることが読み取れなかった。
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本好きのいつも可愛らしい常連さんの女の子に教えてもらった作者の、近くの図書館にたまたまあった本。 けれど、ページをすいすいめくり、途中泣きそうになり、読後感も良かった。 もしかしたら、十年前くらいに読んでいたら、もっとヒットしたかもしれないけれど、作者が言いたいことはよく分かった。
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母子家庭で母親が家出した環境で、動物虐待などと立ち向かう話。 主人公は女の子で、その娘を手助けする少年が出てくるのだが その子がなかなか良い味を出している。 純粋というか、一生懸命生きているというか。 環境は本当に最低なのに主人公のメンタルが強くて危機感を感じなかった。 めそめそぐだぐだされるより遥かに私の好みなのだが、 その分内容のメリハリが・・・と思ってしまう。 頁数的にはこんなものかな? 氏の作品は今後おすすめがあるようなので、楽しみに読み進めていこうかな。 ネタバレだが、 二人がしちゃう動機がとても本能的で好み。
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猫を救うことで、無意識に自分自身も救っているんだろうなあ。理不尽なことに対して、理不尽だと叫べないから。
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ある日突然母親が家を出て行ってしまい、姉弟は家に取り残された。 高校生の姉みずきは母親の失踪にもあわてず、家事をこなし、小学生の弟の面倒を見るなど、年齢にそぐわぬ老成ぷりを見せるが、一つの事件が彼女にある行動決意をさせる。 命に向き合う高校生の物語…なのだろうか。 正直、主人公...
ある日突然母親が家を出て行ってしまい、姉弟は家に取り残された。 高校生の姉みずきは母親の失踪にもあわてず、家事をこなし、小学生の弟の面倒を見るなど、年齢にそぐわぬ老成ぷりを見せるが、一つの事件が彼女にある行動決意をさせる。 命に向き合う高校生の物語…なのだろうか。 正直、主人公みずきの心の動きが今ひとつ共感できないため、あまり楽しめなかった。 一つ一つの設定や背景がかみ合わない感じ。
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みずきとコウそして健一くん。三人の、大人にはできない、子どもの(といってもみずきと健一くんはある程度大人の節度がある)日常がすごくほほえましい。きっともう今の私にはそういた正義とか持てないだろうなぁーと汚れた自分がいた(笑)。猫に対しても、母親に対しても、自分の考えを持って接し生...
みずきとコウそして健一くん。三人の、大人にはできない、子どもの(といってもみずきと健一くんはある程度大人の節度がある)日常がすごくほほえましい。きっともう今の私にはそういた正義とか持てないだろうなぁーと汚れた自分がいた(笑)。猫に対しても、母親に対しても、自分の考えを持って接し生きるみずきと健一くんはある意味で大人なのかもしれない。さらさら読める本。
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この本が弟の学校の課題図書になっていたのでびっくり。とうとう橋本紡が課題図書とかに選ばれるようになってしまったのね・・・
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猫の轢死シーン等あり、うっと思ったが本著では主人公の綺麗さが際立つ。 子どもだけ残して家出をした母親や責任を果たそうとしない猫おばさん。身勝手な大人に囲まれながらも強くある子どもたち。猫を助けるために不法侵入もしたり上手に生きているわけではないけれど彼女たちは必死で真っ直ぐ。 大...
猫の轢死シーン等あり、うっと思ったが本著では主人公の綺麗さが際立つ。 子どもだけ残して家出をした母親や責任を果たそうとしない猫おばさん。身勝手な大人に囲まれながらも強くある子どもたち。猫を助けるために不法侵入もしたり上手に生きているわけではないけれど彼女たちは必死で真っ直ぐ。 大人もしっかりしなきゃね。
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あんまり低評価は書きたくないけどこれはう〜ん、、、って感じでした。ほのぼのするには猫が殺される題材もイマイチだし、読んだ後一体みんなどんな気持ちになってるの?って感じました。
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あるがままの現実を受け入れつつ、時には自らの感情に自分自身が振り回されながら、生きていく。それでいいんだと思った。それが人生なんだと。 最近、自分の感情のコントロールが上手くいかないことが多くて、そんな自分が嫌になってた私には、ちょうどよい刺激でした。
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