バスジャック の商品レビュー
最初の話でびっくりしましたが、読み終わったあとにはとてもあたたかい気持ちになりました。この人の、だんだんと真実を明かしていくが全部は明かさない感じの文体、結構気に入りました。
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まぁまぁ面白い。 直前に読んだせいもあるのか? 村上春樹の「東京奇憚集」と似てる。 20090309
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不思議な物語をさも当たり前の世界かのように書いている小説。それぞれが面白かった。ミステリーあり、ファンタジーあり。個人的には動物園が一番良かった。語り口が好き。 2014.12
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ちょっと不思議な話がつまった一冊。二階扉はどこでもドアみたいなものでしょうか。記憶が相手と違ったら怖いですね。でも写真とか毎回撮っておいてこれは覚えてる?とかお互いに確認するのが楽しそうかもしれないです。バスジャックはまさかの公認でちょっとした命がけのツアーですね。送りの夏は終わ...
ちょっと不思議な話がつまった一冊。二階扉はどこでもドアみたいなものでしょうか。記憶が相手と違ったら怖いですね。でも写真とか毎回撮っておいてこれは覚えてる?とかお互いに確認するのが楽しそうかもしれないです。バスジャックはまさかの公認でちょっとした命がけのツアーですね。送りの夏は終わらせずに一緒に過ごしていくのはいつまでも痛みが薄れず、決心もつきにくく辛いだろうと思います。
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【本の内容】 今、「バスジャック」がブームである―。 バスジャックが娯楽として認知されて、様式美を備えるようになった不条理な社会を描く表題作。 回覧板で知らされた謎の設備「二階扉」を設置しようと奮闘する男を描く「二階扉をつけてください」、大切な存在との別れを抒情豊かに描く「送...
【本の内容】 今、「バスジャック」がブームである―。 バスジャックが娯楽として認知されて、様式美を備えるようになった不条理な社会を描く表題作。 回覧板で知らされた謎の設備「二階扉」を設置しようと奮闘する男を描く「二階扉をつけてください」、大切な存在との別れを抒情豊かに描く「送りの夏」など、著者の才能を証明する七つの物語。 [ 目次 ] [ POP ] 本屋大賞候補作家で、映画『となりまち戦争』の作者・三崎亜記さんの短編集『バスジャック』を紹介します。 最短3ページの短編を含むもので、あまりの出来のよさに三崎さんにお願いしてその3ページをコピーして店頭で配布したぐらいの出来でした。 勿論その3ページを読んだお客様のほとんどが即購入に結びついたことはいうまでもありません。 嘘っぽいですって? いえいえ名前を出して書いているので嘘はつけません。 自信もあります。 ぜひご自分の目でご確認下さい。 これだけ透明でさわやかで後味のいい短編集はめったに有りません。 内容を書くとネタばれになるので書きませんが、期待してください。 [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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いつもの三浦作品な感じで、荒唐無稽な設定を真顔で語る短編集、みたいな。 絶賛、とまではいかないが、でも嫌いじゃないぜ、こういうの。といった感じです。 表題作の「バスジャック」は、バスジャックがブームになるという世界観。 バスをジャックするのにルールがあり、乗客たちはそれを観客の...
いつもの三浦作品な感じで、荒唐無稽な設定を真顔で語る短編集、みたいな。 絶賛、とまではいかないが、でも嫌いじゃないぜ、こういうの。といった感じです。 表題作の「バスジャック」は、バスジャックがブームになるという世界観。 バスをジャックするのにルールがあり、乗客たちはそれを観客のごとく楽しむ。バスジャックには運転手と前ドアを監視する「シテ」がいて、最後尾の席で銃を持つ「ツレ」、火薬の入ったバッグと起爆装置を持つ「地謡」、バスジャックの要件を満たしているかチェックする「後見」がいる。能か。 各種の決まり事を備え、「誰もがバスジャックに参加するための周辺整備」がされる。 ひとことで言えば世界観を探るおもしろさかと思う。それがどんな世界を前提に書かれたものなのかは読み進めなくてはわからないからだ。 だから『バスジャック』でいえば、「え、バスジャック!?」と思った直後に、「あ。していいんだ」と思い直す。それしていい世界なんだ、と。 そういうおもしろさはあるけれど、★4と3で迷いつつも3にしたのは、以前読んだ短編集の中の1編と、同じ設定の短編があったから。前述の通り、この人の作品は世界観を探るおもしろさだと思っているので、最初から知っている世界観が出てしまうとちょっと残念。プラスアルファがあればよかったんだけれど、ちょっと物足りなかったかな。 でも、こんなバスジャックなら私もしてみたい。
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三崎亜記作品初読。 不思議な世界観。 読みにくいわけではないので時間はあまりかからず読了。 私にはあわないかな。 他の作品もこんな感じなのかなあ。。。
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となり町戦争は?だったけどこれは進む毎に面白かった。 ありえないはずの動物を演じるところで失敗するなよ~って妙に心配したりして・・
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軽快な筆致で描かれる日常的な非日常の短編集。 気軽な一人旅の電車の中などに適した本。 それほど身をいれず、楽な気持ちで楽しめる。 「文学」を求めている人には物足りないだろうが、物語を楽しみたい人には楽しめると思う。 特に動物園の話と最後の話は面白い。 エンタメ小説全般に言...
軽快な筆致で描かれる日常的な非日常の短編集。 気軽な一人旅の電車の中などに適した本。 それほど身をいれず、楽な気持ちで楽しめる。 「文学」を求めている人には物足りないだろうが、物語を楽しみたい人には楽しめると思う。 特に動物園の話と最後の話は面白い。 エンタメ小説全般に言えることだけれど、あとは文体が自分に会うかどうかの問題。
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