うそうそ の商品レビュー
「しゃばけ」シリーズ! 箱根編です。 温泉入りたくなりました~。 次々と話が展開していくので読んでいて楽しいです。 長編は大の苦手なんですが、楽に読むことができる小説ですね。 もっと話掘り下げてもいいんじゃない?と思ったりもしますが、そうでなくても面白いです。
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久々の長編。 なんと、若旦那が旅に出ます!そして事件に巻き込まれます(やっぱり 笑) これ、ドラマにもなったんですよね。ドラマとは終わりかたがちょっと違いますが、個人的には原作の方が好きです。
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今回は長編です。日本橋を離れ湯治に出かけた若旦那の一行に襲いかかる災難。こんな肝心なときに兄やたちの姿が見えない!!さぁ〜ど〜なる ど〜する若旦那!! いつもながらの「しゃばけワールド」に安心して浸れます。こういう安心本も人生には必要です。ほっとします♪ そしていつも以上に可愛い...
今回は長編です。日本橋を離れ湯治に出かけた若旦那の一行に襲いかかる災難。こんな肝心なときに兄やたちの姿が見えない!!さぁ〜ど〜なる ど〜する若旦那!! いつもながらの「しゃばけワールド」に安心して浸れます。こういう安心本も人生には必要です。ほっとします♪ そしていつも以上に可愛い 家鳴りたち。大満足♪
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TVドラマ第二弾にもなっていた「しゃばけ」シリーズ第五弾。 TVの方を先に見たせいか、少しだけ見劣り。 映像の力ってすごいね~。 ただ、心の内面を描く視点からだと断然、小説!! 若旦那やお姫ちゃんの心の機微、存分に楽しんで欲しいなぁ。
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「しゃばけ(娑婆気)」とは俗世間の名誉やさまざまな欲望が離れない心。 「うそうそ」とは、うろうろと落ち着かないでたずねまわるさまをいう。 今回の若旦那は・・・なんと!旅に出ちゃいますよ~~しかも箱根。 体の弱い若旦那が、せめて人並みに丈夫になる為に「湯治」に行くのですが、途中で...
「しゃばけ(娑婆気)」とは俗世間の名誉やさまざまな欲望が離れない心。 「うそうそ」とは、うろうろと落ち着かないでたずねまわるさまをいう。 今回の若旦那は・・・なんと!旅に出ちゃいますよ~~しかも箱根。 体の弱い若旦那が、せめて人並みに丈夫になる為に「湯治」に行くのですが、途中で手代とはぐれたり、天狗に襲われたり、誘拐されたり・・・災難続きでかなりの冒険活劇です(笑) 最初の「しゃばけ」以来の長篇なのですが、若旦那が江戸を出る!って広がりもありですね。 いつものあやかし達のほんわかさや、兄の松之助が手代達化してる所なんて、読んでてニヤリとしてしまいましたが、今回は手代達が途中全然出てこなかったのがちょっと悲しかったです(ちなみに私は佐助が好きです) なんだかんだと言って、若旦那は体はとっても弱いけども、心根がとっても強い。そのチグハグさが魅力の一つですね。 体の弱い己の事を嘆き「私はずっとひ弱なままなのでしょうか」「他に何もいらぬほどの思いに出会えますでしょうか」・・・人は“うそうそ”己を探し続けている生き物。 「明日のことなど分からぬほうが、面白かろうに・・・」 そうは言っても、知りたくなるのが人の常ですね・・・。
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知人から借りて。 若だんな初めての旅行。湯治に箱根へ。 山神や天狗といった地方ならではの妖も現れ、今までの嗜好とはまた異なる。 新しい喪物神も生まれ、ますます賑やかに。 『しゃばけ』以来の一冊分長編。 旅人のように人生に迷う人生だけれども、何かの形で必ず決着は付く。そして必ずしも...
知人から借りて。 若だんな初めての旅行。湯治に箱根へ。 山神や天狗といった地方ならではの妖も現れ、今までの嗜好とはまた異なる。 新しい喪物神も生まれ、ますます賑やかに。 『しゃばけ』以来の一冊分長編。 旅人のように人生に迷う人生だけれども、何かの形で必ず決着は付く。そして必ずしも不幸ではない。それは誰しもあること。そんなことをしみじみ思う。 やさしい文章はそれを優しく伝えてくる。
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面白い!面白すぎる!! 若だんなが箱根に湯治に行くなんて何かあるとは思ったが、はじめから大騒動で兄やはいなくなるしハラハラした。 生け贄にされたお比女ちゃんの恐怖は想像を絶する。姫神だとしてもずっと人間として生きてきたのだもの、彼女のアイデンティティはとても不安定であろう。生け贄...
面白い!面白すぎる!! 若だんなが箱根に湯治に行くなんて何かあるとは思ったが、はじめから大騒動で兄やはいなくなるしハラハラした。 生け贄にされたお比女ちゃんの恐怖は想像を絶する。姫神だとしてもずっと人間として生きてきたのだもの、彼女のアイデンティティはとても不安定であろう。生け贄にはなりたくないが、生け贄を差し出す村人の1人にもなりたくない。自分がその状況にいたら・・・と想像し、悩む。人間の汚い部分だ。 勝之進もそうだ。藩のためとは聞こえは良いが、新龍を犠牲にし、今度は朝顔のために水脈を壊そうとしてる。その犠牲になるものの気持ちをわかってほしいと思うが当事者には目の前しかみえないのだ。 みんなが良くなる方法というのは無いのだろうか。 無いわけではないが欲望、ねたみや嫉妬、裏切りなど人間の悪い部分があるからこそ争いは絶えず、みんなが良くなることから遠ざかっているのではないだろうか。戦争がなくならない理由でもある。 新龍はのたれ死にそうになった時いろんな人間の嫌な部分をそぎ落とし悟りを開いたような状態かもしれないと思った。金に執着しているがそれも仲間と暮らす家を建てるため。仕事をして人と関わり楽しく生きること、simple is beautifulであると思った。
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若だんなの温泉旅行。 いろいろな人とであったり。ちょっと、不思議な話。 江戸時代の旅グッズの話もあり、面白い。
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薬種問屋の病弱な若だんなが箱根へ湯治に行くことに。 世話をしてくれる兄やはいなくなるし、地震は起こるし、おまけに誘拐されちゃうし! 山神の娘、お比女ちゃんの自信のなさが騒動を起こして、それを気に病むからますます事態が悪くなるスパイラルに陥ってるところ、誰にもあるよねって言いに行...
薬種問屋の病弱な若だんなが箱根へ湯治に行くことに。 世話をしてくれる兄やはいなくなるし、地震は起こるし、おまけに誘拐されちゃうし! 山神の娘、お比女ちゃんの自信のなさが騒動を起こして、それを気に病むからますます事態が悪くなるスパイラルに陥ってるところ、誰にもあるよねって言いに行ってあげたい気がした。 かわいい妖たちが飛び跳ねる、お江戸が楽しくなるシリーズ。
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いつに変わらぬほのぼのストーリーでした。このシリーズは、いつも文庫で買ってます。電車読みに本の大きさや話のテンポがぴったり。時代小説としての体裁はとりつつも、うまく現代語を混ぜて話を進めるのってさじ加減が難しいのですがはしゃばけの按配は私にはぴったりです。今回少し脇役が多すぎたか...
いつに変わらぬほのぼのストーリーでした。このシリーズは、いつも文庫で買ってます。電車読みに本の大きさや話のテンポがぴったり。時代小説としての体裁はとりつつも、うまく現代語を混ぜて話を進めるのってさじ加減が難しいのですがはしゃばけの按配は私にはぴったりです。今回少し脇役が多すぎたかな。
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