土井徹先生の診療事件簿 の商品レビュー
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安定している職として公務員になった令子。父は警察官で殉職。その父を慕うかつての部下たちによって、ある警察署の副署長となる。だけど、仕事は何もなし。くるのは、猫屋敷へ行くことなど誰もがやりたがらないこと。力を貸してくれるのは、獣医の先生。 最後までテンポよく進むのですが、なんか不消化。一つは、物語が進んでも、主人公が「あたしは仕事がない」というスタンスを崩さないことと、大きな事件が起きないこと。起きたとしてもすぐ解決してしまう。主人公は関わらない。 自分の父親を殺した犯人はまだ捕まっていないという大きな謎を解ける立場にいるのにそうしようとしないのはなぜ?そして、最後の最後にあんな大きな謎を残すのはなぜ?続きを期待。
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タイトルとカバー絵で借りたわりに面白くて当たりだった。先生をもっと若くして連ドラになりそう。最後のは先生じゃなくてもわかることじゃないかな。
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五十嵐貴久『土井徹先生の診療事件簿』、これは昨日読了。孫の桃ちゃんいわく、獣医の土井先生は動物とお話ができるとか。24歳にして副警察署長にされてしまった主人公が直面した事件を土井先生が動物の生態から鮮やかに解き明かす。最後の「え、ここで終わるか!?」を除けばまずまず面白かった。
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かなりライトで読みやすく、サクサク進むのだけれど、その内容はと言うと、どの物語もちょっと微妙。中でも猫好きとして気になったのは「笑う猫」。これって、ほとんど問題が解決していないように思います。色々と疑問の残る物語でした。出て来るキャラも立っているようで、いないような…? そして...
かなりライトで読みやすく、サクサク進むのだけれど、その内容はと言うと、どの物語もちょっと微妙。中でも猫好きとして気になったのは「笑う猫」。これって、ほとんど問題が解決していないように思います。色々と疑問の残る物語でした。出て来るキャラも立っているようで、いないような…? そして何と言っても終わり方が中途半端過ぎること、この上ない!ラストであんなに大きな謎を持って来て、置いて行くなんて…。これって続くのかしら?
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お勉強のできる殉職刑事の娘が特になりたかったわけでもなかったけど公務員試験に受かっちゃったので警察署の副署長になり、ひょんなことで知り合った獣医のおじいちゃんの推察でいろいろな謎が解明されていきます。 副署長が主人公とはいえ、血なまぐさい事件はほとんど出てこないし、ほんわかした軽...
お勉強のできる殉職刑事の娘が特になりたかったわけでもなかったけど公務員試験に受かっちゃったので警察署の副署長になり、ひょんなことで知り合った獣医のおじいちゃんの推察でいろいろな謎が解明されていきます。 副署長が主人公とはいえ、血なまぐさい事件はほとんど出てこないし、ほんわかした軽い読み物としてはいいと思います。 ただ、いくら父親が立派な刑事だったからといって、そこまで娘が優遇されるか?と警察の内情を知らないのでなんとも言えませんがちょっとやりすぎの感があったような気もします。
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動物と話せる(孫談)獣医の土井先生と孫にたすけられて、やることのない24歳立花玲子副署長が事件を解決
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私はふだん小説を読むときは、背後にあるもろもろの「大人の事情」については一切考慮しない。作者の意図とか世間的な流行とか出版社の思惑とか、そういった事柄はまったく関係なく、ただその物語の世界だけを楽しもうと思っている。 五十嵐さんの作品はどのジャンルでも読みやすいし、面白いし、楽し...
私はふだん小説を読むときは、背後にあるもろもろの「大人の事情」については一切考慮しない。作者の意図とか世間的な流行とか出版社の思惑とか、そういった事柄はまったく関係なく、ただその物語の世界だけを楽しもうと思っている。 五十嵐さんの作品はどのジャンルでも読みやすいし、面白いし、楽しめるのだが、本作に限っていえばかなりモヤモヤしたものが残った。 作者が書いているいろんなジャンルから少しずつ材料を寄せ集めて、ささっとミステリ風味をつけてみました、というような感じがしてしまう。 土井先生が動物と話せるというモチーフが関連してくるのは第1話だけだし、令子さんはまったく魅力のない女性なので、ナレーターとしての役割でしかなかったりする。 最後の「警官殺し」でようやく話が動き出すのかと思ったところで終わっているあたり(しかもこれだけ掲載誌が違う)、どうしてもなんらかの事情を勘ぐってしまうではないか。 令子さんのキャラからいって、この先あんまり役に立たなそうだし、土井先生にも出番がなさそうな展開になっているので、もしかしたらもう続編は出ないのかも……と裏読みしてしまった。 読みやすさは折り紙つきだけど、内容はやや薄い感じがする。 初読後、初めての再読だったのは、そのあたりに原因があるようだ。
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南武蔵野署の副署長、若き立花令子ちゃんが最初に登場するから、彼女が主人公かと思っていたら、獣医の土井先生がいいところで活躍するのね。確かに、タイトルがそうなっているな(笑)。 土井先生のような人がいたら週1回会うのもわかる。年齢・性別を超えた知人っていいものだと思う。
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ミステリーにしてはほのぼのしてます。 主人公は警察官なりたてなのに、仕方なくキャリア組として配属された先は副署長の肩書き。でもペーペーだからできることもなくて、肩書きだけは上だから親しくできる人も署内にいないというかわいそうな身分。 知り合った獣医の土井先生の推理で事件を解決して...
ミステリーにしてはほのぼのしてます。 主人公は警察官なりたてなのに、仕方なくキャリア組として配属された先は副署長の肩書き。でもペーペーだからできることもなくて、肩書きだけは上だから親しくできる人も署内にいないというかわいそうな身分。 知り合った獣医の土井先生の推理で事件を解決していきます。 でも獣医なだけに事件解決のきっかけは全部動物。 事件が完全に解決されてめでたしめでたしという類の話ではありませんが、最後の話の警官殺しだけは続きそうです。
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わたしは軽く読めて楽しかったかな お父さんの縁故的な感じで副署長になった女が仲良しの獣医さんとともに事件を解決していく。 ほんわり、あくまで自分から自首させるような感じで。 するどい土井先生、キャラ的にもいいかな~
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