まず石を投げよ の商品レビュー
命を預ける医者が医療ミスを隠蔽するのは怖い、許せない。しかし、医師でない我等も同様のことをやっていないだろうか。10.5.22
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外科医・三木達志は医療ミスを告白し、患者の遺族にみずから賠償金支払いを申し出た。これに究極の誠意を感じたライター・菊川綾乃は取材に乗り出すが、「あれは殺人だった」との手紙が舞い込む。不倫、自殺、テレビでの医師を使った心理実験、墜落願望。現代人の闇をえがく医療ミステリー。
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この筆者の作品は数作読んでいるが、その中でイマイチ。しいていえば、メディアの愚かなやり方が一番面白かったかも。三木がミス(?)を告白した理由も納得できない。 →2011・10・15 再読了 読み始め、「これ読んだことある」。が、他に読む本も無いのでそのまま読了。 感想は2年前と...
この筆者の作品は数作読んでいるが、その中でイマイチ。しいていえば、メディアの愚かなやり方が一番面白かったかも。三木がミス(?)を告白した理由も納得できない。 →2011・10・15 再読了 読み始め、「これ読んだことある」。が、他に読む本も無いのでそのまま読了。 感想は2年前と変わらない、かな。
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真っ正直なフリーライター(ここまで正直な人がいるかどうかは別として)が追いかける、謎の医師と患者たち。 これも精神をざわざわとかきたてるような神経戦で、この人何を考えてるんだろうという不安定な気持を ずーっと最後まで持ち続ける感じが、すごくいい。 久しぶりにじっくりのめりこむ...
真っ正直なフリーライター(ここまで正直な人がいるかどうかは別として)が追いかける、謎の医師と患者たち。 これも精神をざわざわとかきたてるような神経戦で、この人何を考えてるんだろうという不安定な気持を ずーっと最後まで持ち続ける感じが、すごくいい。 久しぶりにじっくりのめりこむ医療ミステリーを読みました。
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罪のないもの以外は、他人の罪を批判する資格がないというのは、単なる、いえ、悪質な、口封じではないでしょうか。 お互い罪深いのだから、黙っておこうという事なかれ主義
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題名から察する内容ではあるが、意図的に波紋を広げただけで終わらせたのだろうか?最後は読者が考えろと。 医者と患者の関係が強者と弱者との指摘は重い。対等になる為には双方に努力が必要というのには頷けた。 強者と弱者の間には憎悪しかないというこの医師は医者になってはいけない。どうも問題...
題名から察する内容ではあるが、意図的に波紋を広げただけで終わらせたのだろうか?最後は読者が考えろと。 医者と患者の関係が強者と弱者との指摘は重い。対等になる為には双方に努力が必要というのには頷けた。 強者と弱者の間には憎悪しかないというこの医師は医者になってはいけない。どうも問題提起だけで終わっていて読後感が良くない。
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60点。 途中まではハラハラしながら読んでいたけど、 最後の方で色々収集がつかなくて残念だった。 ムダに登場人物が多かった気がするし、テーマが絞りきれてないカンジがした。 (読了日:2009/05/05)
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医療ミスを扱った小説。 ひたすら隠そうとする医者たち、暴こうとするテレビクルー 掘り下げようと取材に走る医療ライター この作家さんはお医者様だそうです 読みやすく無駄のない文章で、一気に引き込まれて読んじゃいました。 ぶったぎったようなラストも後をひいていいのかも 面白かった...
医療ミスを扱った小説。 ひたすら隠そうとする医者たち、暴こうとするテレビクルー 掘り下げようと取材に走る医療ライター この作家さんはお医者様だそうです 読みやすく無駄のない文章で、一気に引き込まれて読んじゃいました。 ぶったぎったようなラストも後をひいていいのかも 面白かった!
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大まけにまけて星2個。 久坂部氏の作品を読んだのは初めてですが、物語は面白いのに最後が尻切れトンボ。 Lastは『読者に任せる』的なカンジなのでしょうか? そうしたら本当にもったいない。 コレ、最後まで書いて下さいよ。それとも続編に続くんですか? 石を投げたら その後も気にな...
大まけにまけて星2個。 久坂部氏の作品を読んだのは初めてですが、物語は面白いのに最後が尻切れトンボ。 Lastは『読者に任せる』的なカンジなのでしょうか? そうしたら本当にもったいない。 コレ、最後まで書いて下さいよ。それとも続編に続くんですか? 石を投げたら その後も気になる じゃないですか。
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久坂部羊さんの小説は、彼の医師としての知識と経験によるところが大きいのだと思いますが、医療小説ながら非常にリアリティーをもって読めるところが好きです。『廃用身』や『破裂』、『無痛』もよかったですが、本作は医者の良心とは何かというところにメスを入れており、素人ながら考えさせられる内...
久坂部羊さんの小説は、彼の医師としての知識と経験によるところが大きいのだと思いますが、医療小説ながら非常にリアリティーをもって読めるところが好きです。『廃用身』や『破裂』、『無痛』もよかったですが、本作は医者の良心とは何かというところにメスを入れており、素人ながら考えさせられる内容でした。ストーリーとしてはエンディングが何だかもやっとした感じではありましたが・・。
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