シャイロックの子供たち の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白かったけど、章によって主人公が変わり登場人物がとにかく多くて把握するのが大変でした。 かなりネタバレですが、、、 ストーリー全体のキーマンは西木と滝野です。
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初めての池井戸潤の小説を読了、惹き込まれた。組織への忠誠心が強かった時代のちょっと昔話的な組織像・人物像だけれども、非常に面白かった! どいつもこいつも闇が深い。。むしろ金融業界という闇の深さか…。登場人物が多くて、誰だったっけ…、と若干混乱したけど、無問題。 最後の余白で、また...
初めての池井戸潤の小説を読了、惹き込まれた。組織への忠誠心が強かった時代のちょっと昔話的な組織像・人物像だけれども、非常に面白かった! どいつもこいつも闇が深い。。むしろ金融業界という闇の深さか…。登場人物が多くて、誰だったっけ…、と若干混乱したけど、無問題。 最後の余白で、またさらなる闇へと連れ込まれる…。
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池井戸さんのお話はハズレがないです。途中まで「連作短編」と思わせて、実は長編という構成の妙も詰まっておりました。
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昨年出張の際に飛行機の中で何気なく映画を観て面白かったので、改めて本を手に取って読んでみた。 色々なバンカーにスポットが当たる短編集かと思いきや、それぞれが実は一つの大きな事件の伏線になっている、という展開。 自分はバンカーではないけど、会社に所属していふサラリーマンとして、...
昨年出張の際に飛行機の中で何気なく映画を観て面白かったので、改めて本を手に取って読んでみた。 色々なバンカーにスポットが当たる短編集かと思いきや、それぞれが実は一つの大きな事件の伏線になっている、という展開。 自分はバンカーではないけど、会社に所属していふサラリーマンとして、切なくなる、というか重くなる話しもありつつ、全体的に楽しんで読めた。 個人的には賛否両論ありそうだけど、映画のほうが好きかな。
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子どもの日に読了。子どもが活躍する話でなく、 社会の荒波に揉まれた大人の世界でのお話。 主役は東京第一銀行の長原支店で働く銀行員たち。 全10章すべて、異なる人物の視点で進行する。 物語序盤は、理不尽なノルマに直面しながらも、 己の出世のため、家族のために働く労働者たちの 短編...
子どもの日に読了。子どもが活躍する話でなく、 社会の荒波に揉まれた大人の世界でのお話。 主役は東京第一銀行の長原支店で働く銀行員たち。 全10章すべて、異なる人物の視点で進行する。 物語序盤は、理不尽なノルマに直面しながらも、 己の出世のため、家族のために働く労働者たちの 短編集かと思っていたら、ある事件をキッカケに、段々とミステリーになっていくという面白さ。 個人的にも、初の池井戸潤作品。 登場人物が多く個性的で、まるで自分もその職場にいるような感覚になりながら、夢中で読めました。 遠藤さんの話が、哀しくも笑っちゃいました。 映画も観ましたが、原作と色々異なっていながら、原作よりも救いがあるような最後で良かったです。
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動画で見た 銀行内で起こる不正 その不正、自分1人が起こしたものだと思っていたら実は組織の上からはめられていたという事実 それを暴こうと動き出す西本 だが、その西本をもシャイロックの1人となってしまう 連鎖が起こる人の弱さを思う
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私自身が銀行で勤めていたので、全ての登場人物の現状が起こり得ることであってハッとさせられました。 ミステリーとしても楽しめたし、家族をもっと大切にしたいなと思える1冊でした。
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あまりハマらなかった、というか難しすぎた。 登場人物の仕事面と家庭面が詳しく描写されてて人物としてはわかりやすいけど、人物が多いのと話数も多く、誰が誰だか覚えられなかった。後半は各話のつながりが見えてくるけど、前の話がどんな話だったかうろ覚えで本質の面白さには気づけなかったという...
あまりハマらなかった、というか難しすぎた。 登場人物の仕事面と家庭面が詳しく描写されてて人物としてはわかりやすいけど、人物が多いのと話数も多く、誰が誰だか覚えられなかった。後半は各話のつながりが見えてくるけど、前の話がどんな話だったかうろ覚えで本質の面白さには気づけなかったという印象。読むのも時間がかかった。
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いくつかの短編が一本のミステリになっていました。最後まで気が抜けないストーリーです。 会社員の顔と、家庭の顔、その違いに切なくなります。
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ドラマと映画を見て、1番印象に残ってる西木の結末が違っていたので、答え合わせのために読んだ。 それにしても、登場人物のなんと多いことよ。 記憶力があまり良い方でない私は、ドラマと映画を思い出しながら辛うじて「あ、あの人のことか」と理解できたが、そうでなかったら頭こんがらがってたな...
ドラマと映画を見て、1番印象に残ってる西木の結末が違っていたので、答え合わせのために読んだ。 それにしても、登場人物のなんと多いことよ。 記憶力があまり良い方でない私は、ドラマと映画を思い出しながら辛うじて「あ、あの人のことか」と理解できたが、そうでなかったら頭こんがらがってたな。 章ごとに主人公が変わるから、西木(ドラマや映画では主役っぽい)とどう関わってくるのか考えたりもしたが、最終的には一人一人の背景を知るのが面白かった。 肝心の答え合わせは……ドラマの方が7割型原作通りっていう印象だったな。どちらも面白かったけど。
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