モニタールーム の商品レビュー

山田悠介【著】

2012/01/23

「面白さ」ってひとそれぞれだとは思うけど
共感はできなくてもどこが面白いのかとか、どこに共感するのかとか、それくらいわかってもいいと思う

2009/10/04

図書館にて。
いかにもこの人の作品って感じの、不条理で残酷な作品。
でもすっきりシンプルで嫌いじゃなかった。

2009/10/07

高額の給料につられ、無事就職する事ができた男。
彼の仕事内容は、犯罪者の監視と犯罪者が見ている『映像』の監視。
たかだか刑を執行するだけにしては、奇妙なまでのそれら。
一体真の目的は…？？

作者が作者なので、またすごい落ちがあるだろうと
予測しつつ読んでいましたが…。
途中までは予測できたのですが、途中からが！
このパターンは、前の短編にもあったような…。
人間、お金がからむと色々です。

2009/11/11

やはり山田悠介の作品は一気に読めるのがウリだと思う。ただ「非人道的表現」や「グロイ表現」が多いので、小学生や「非人道的表現」にいらだちを覚える人、「グロイ」表現が苦手な人には、おすすめできない。しかしこの作品もグロクて、人間が追い込まれいるような、「バトルロワイヤル」的な、山田悠介らしい作品だなぁって思いました。アマゾンのレビューでも見てわかるとおり酷評がたえません。そして、前作の「オール」に似ているとも言われている作品です。

2009/10/04

ネタバレあり

可愛らしい表紙とは裏腹に後味が悪い作品。
でも、山田悠介らしいといえばらしい。
彼の作品が好きなら好きだと思う。
ハッピーエンドが好きな人は向きません。

でも、中盤は展開が気になってしょうがなかった。
ヒカルとシロが死んじゃったときは呆気なくて・・・・。
一番、涙腺を刺激したのはやはりゲンキの死。
アリサとゲンキが最後残って、ゲンキが死んじゃうのかな・・・とは思ったけど。
まさか、ダイチと残るとか・・・。
ダイチはダイチで気が狂ってしまうし。
あんなんなっても仕方ないよ・・・。

主人公正也は何だかんだで言いなりになってしまう。
所々、熱い感情を表に出しても行動に移せない。
最終的にはこの仕事を止められない。

とても人間くさい小説です。
描写がさらさらしているからすぐ読み終わります。

2009/10/13

恐ろしい話だった。。。
でも何故だろう、きっと日本にも世界にも自分の知らない世界・知らないことが行なわれていても不思議ではない。過酷な環境に置かれた人間がどんどん狂っていく様子が怖い。冷酷な看守も狂ってしまった人間のひとりだと思う。

2009/10/07

またまた理不尽な設定。セイおじさんにはがっくりです。エンディングも思っていたよりはよくなかったかな。
『スイッチを押す時』と関わりがあるところはよかった。

2009/10/04

広大な寂しい土地にある熱帯地方の小さな村。ここには１５歳になる日本人の男女４人と、６０歳に近い男の５人が平和に暮らしていた。ただし彼らの安全は半径３キロメートルまで。そこから外には１００万個の地雷が埋まっており、一歩踏み出すだけで死が訪れるのだ。だがそんな地雷地帯を抜けないと、彼らに未来はないとしたら―？山田悠介が放つ、最高の絶対不可能ゲーム。 （e-hon）

文章がうまくなったかもｗ
昔の作品よりも、読みやすくなりましたね。
「スイッチを押すとき」の続編？
新しい刑罰がまたもや発明された模様。
モニタールームで、その刑罰が執行される模様を見ている、というストーリーの流れ。
地雷だらけの危険地帯を抜けて、日本にたどりつく子供はいるのか？
その子供の姿を独房の中のテレビ画面で見つめ続ける親の姿・・・。
あと数日。あと数日待ってくれたら、刑期が終わる。あの子を迎えに行けるのに・・・。
残酷だし、好き嫌いはわかれると思う。

2009/12/30

「モニターを見ているだけで月収100万円」
不審に思いながらも覗き込んだ画面に写っていたものは・・・

映画の「ＳＡＷ」とか「ヴィレッジ」が好きな方は
面白いと思います。

ジャンルはサイコ系かな。
自分の地元が出てきたのはチョイ嬉しかったです。

2009/10/04

スイッチを押すときの続きのような話でした。

やっぱ人間極限状態になるとこわいなって思った。

スリル満点です(・∀・)

ﾎﾗｰっていうよりスリルもの。