日日是好日 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
お茶のお稽古を続けることによって、筆者が何をどんな風に得られたかが綴られているエッセイ。 【印象に残った言葉】 「気づくこと。一生、自分の成長に気づき続けること。 「学び」とは、そうやって、自分を育てることなのだ。」 「結局、私が「お茶」だと思っていたものは、私の目に見えるほんの一部にすぎず、全体像は、まだほとんどつかめていない。私は、やはり今も、何も知らないのだ・・・・・・。 しかし、その一方で、こうも思う。お茶は、無数の面からなる多面体だ。」
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何十年もかけてお茶から学ばれたこと。 深くて、揺るぎない。 自分にすぐできるわけじゃないだろうけど、 今ここにいる、そのときは今を生きることに目を向けて変に不安を感じなくていいこと。一期一会、つぎにこの瞬間があるとは限らなくて、その瞬間の気持ちは大事に扱うこと。自分が不安に思う...
何十年もかけてお茶から学ばれたこと。 深くて、揺るぎない。 自分にすぐできるわけじゃないだろうけど、 今ここにいる、そのときは今を生きることに目を向けて変に不安を感じなくていいこと。一期一会、つぎにこの瞬間があるとは限らなくて、その瞬間の気持ちは大事に扱うこと。自分が不安に思うほど、いまのままでいることは悪くないこと。 そのあたりが心に残った。
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生きるということ、全てのものはいずれ朽ちてなくなること、そういうことは分かっているけれど意識から外れてしまっている。改めて生きること、愛することを全力で行いたいと思った。
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映画が気になってたけど見る前に本を読んじゃった。ところどころホロリ。私がお茶をならったらきっとはじめの頃の作者と同じ心境で、やっぱりそのうち辞めちゃいそう。私もお茶を初めて続けたら毎日セカセカしなくなりだろうかしら。
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著者が「お茶」を習い続けてきた人生の中での、気付きや想いの紆余曲折が綴られた本書。 自身にとってすごく大切にしたいフレーズで溢れていた。読み手を敬虔な気持ちにさせてくれる、きっと人生で大切にしなければならない、本質的な学びが数多くあるように思う。 「お茶」とは生き方だなあとしみ...
著者が「お茶」を習い続けてきた人生の中での、気付きや想いの紆余曲折が綴られた本書。 自身にとってすごく大切にしたいフレーズで溢れていた。読み手を敬虔な気持ちにさせてくれる、きっと人生で大切にしなければならない、本質的な学びが数多くあるように思う。 「お茶」とは生き方だなあとしみじみ。 折に触れて読み返し、大切にしたい。
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これまでに三度読みました。 お茶のお稽古に通ってる人に読んで欲しい一冊。 お稽古行くのがめんどくさいなぁと思うけど、行ってみると毎回発見があったり、お茶菓子を美味しくいただいたり…共感できるポイントがいくつも散りばめられてます。
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お茶の世界とは無縁で 興味もありませんでした。 樹木希林さん、黒木華さんで 映画化されてるし 好きな女優さんが演じてるし きっと素敵な本だろうな〜 ぐらいでした。 想像を超える良い本で 心に響く言葉がたくさん。 付箋付けてメモして… 今後も手もとに置いておきたい本です 無頓...
お茶の世界とは無縁で 興味もありませんでした。 樹木希林さん、黒木華さんで 映画化されてるし 好きな女優さんが演じてるし きっと素敵な本だろうな〜 ぐらいでした。 想像を超える良い本で 心に響く言葉がたくさん。 付箋付けてメモして… 今後も手もとに置いておきたい本です 無頓着だった、二十四節気をもっと詳しく知りたいと思いました。 今年の1冊目 感動しました✨
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ふと猛烈に読みたくなって図書館で借りた 「会いたいと思ったら、会わなければいけない」 いつでも戻れる場所というか、自分を解放できる空間があるのはいいなと思った 決まった正解がなく、自分のペースでそれを見つけるのって途中で不安になりそう、でもそのぶん壮大、、、 腑に落ちた瞬...
ふと猛烈に読みたくなって図書館で借りた 「会いたいと思ったら、会わなければいけない」 いつでも戻れる場所というか、自分を解放できる空間があるのはいいなと思った 決まった正解がなく、自分のペースでそれを見つけるのって途中で不安になりそう、でもそのぶん壮大、、、 腑に落ちた瞬間、「言えばきっと、言葉の空振りになるのがわかる。思いや感情に言葉が追いつかないのだ」っていう感覚、わかるなあ、、、 言葉にすると陳腐ひなっちゃう気がするの、でも言語化できたらなあとも思うよね お茶の世界を初めて少し知って素敵だなと思った 私は着物が好きだから、いずれ何かしら和のことできたらいいかも 今に集中するって私の恩師も言ってたなって思い出しながら読みました
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私も茶道の心得がないので、ゼロからお茶を習い始めた森下さんと一緒になって、茶道の世界が広がっていくのを体験したような気がして、心が震えました。お茶を立てることも、森羅万象のゆったりとした佇まいに繋がっていくのですね。お茶を習いに行こうかな…。
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お茶を本当の少し嗜む程度だけれど、習い始めの戸惑う様子にとても共感し、段々と自然の移ろいを感じてながら、お茶を習い進めていく様子に、静かに気持ちが昂った。 雰囲気がとても好きな作品。
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