日日是好日 の商品レビュー
春になると読みたくなる本のひとつ。 読み終えたとき、温かい気持ちになる精神安定剤のような一冊。 普段、忙しなく淡々と日々を過ごしているけれど もっと長い目で、ゆっくりと今を大切に生きようって 今のままでもいいんだって、 読む度にたくさんのことを気づかせてくれる。 もっと五感を...
春になると読みたくなる本のひとつ。 読み終えたとき、温かい気持ちになる精神安定剤のような一冊。 普段、忙しなく淡々と日々を過ごしているけれど もっと長い目で、ゆっくりと今を大切に生きようって 今のままでもいいんだって、 読む度にたくさんのことを気づかせてくれる。 もっと五感を使って、人生を楽しんでいきたいなぁ。
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仲良しの親戚にくっついて、興味のないお茶を始めた著者。決められた作法や手順をひたすら繰り返すだけの稽古にがんじがらめになりながら、自分なりの自由に気づいていく物語。 五感や季節をテーマにしていることもあって、語彙の豊富さ、比喩の巧みさが際立って感じた。あとがきに「追いつけない」思...
仲良しの親戚にくっついて、興味のないお茶を始めた著者。決められた作法や手順をひたすら繰り返すだけの稽古にがんじがらめになりながら、自分なりの自由に気づいていく物語。 五感や季節をテーマにしていることもあって、語彙の豊富さ、比喩の巧みさが際立って感じた。あとがきに「追いつけない」思いが綴られていた通り、著者の実体験を最大限に言葉に落とし込もうとした熱量が伝わってきた。 毎回変わる掛け軸や食器の情景が浮かんで、機微を感じられる日常に憧れた。身の回りのものを丁寧に選んで使っていきたいと思った。 著者たちが「一期一会」のキーワードから利休の時代に思いを馳せたように、地に足つけて現代を生きつつ、昔の人の感性も受け継いでいきたい。
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目に見えない何かに追われる日々。急がなきゃ急がなきゃって。仕事もプライベートも。目にはいる景色が右から左に流れ続ける日々で、心ここに在らず状態だった。魂だけが身体を置いて先に行っちゃってた。 この本読んだらさ、昨日でも明日でもなくて、今を全身で感じれるようになった気がする。雨の日...
目に見えない何かに追われる日々。急がなきゃ急がなきゃって。仕事もプライベートも。目にはいる景色が右から左に流れ続ける日々で、心ここに在らず状態だった。魂だけが身体を置いて先に行っちゃってた。 この本読んだらさ、昨日でも明日でもなくて、今を全身で感じれるようになった気がする。雨の日も悪くないなって。日々自分を成長させたい。ひとりの人として。精神安定剤な一冊。毎年読みたいね。
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またまた精神安定剤のような本を見つけることができて良かった。 余計な焦りに囚われすぎず、自分の成長だけを楽しめばいいんだなと改めて思った。
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お茶を習ってみたいと思えた。 季節を感じる事、今置かれている状況をそのまま受け入れること。 日々生きていく中で意識していないが気がつけばそこにある大切な事を茶道のエピソードから気づかせてくれる。 なんだか優しい気持ちになる内容でした。 「自分は自分のままでいいんだ」と考えさせてく...
お茶を習ってみたいと思えた。 季節を感じる事、今置かれている状況をそのまま受け入れること。 日々生きていく中で意識していないが気がつけばそこにある大切な事を茶道のエピソードから気づかせてくれる。 なんだか優しい気持ちになる内容でした。 「自分は自分のままでいいんだ」と考えさせてくれて、そっと抱きしめられたような気分にさせてもらえる。
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これを初めて読んだとき衝撃的だったのを覚えてる。 人生がかわった一冊。 私の世界に、音が、香りが、やわらかさが、色が、パッとひろがる感じ。丁寧に生きようって、大切にしようって、こころから気付かされた。
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読み終えた時、何か温かい感じがした 自分と重ね合わせるものがあるっていいな と思った わたしも季節を感じて生きていきたいな
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ものの見方や人生の捉え方などなど、お茶を通して見えてくるところが良かった。茶道は全くわからないけど和菓子や風景の描写が綺麗だった。
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私も大学生の時にお茶のお稽古に通っていて、もうすっかり忘れていたのに、読みながら先生のご自宅のお庭、静かなお茶室、お湯が沸く音、炭の匂い、畳の上を歩く音‥鮮明によみがえってきました 森下さんのお茶を通して見える景色がとても清々しく凛としていて、心に響きました。 季節とともに生きて...
私も大学生の時にお茶のお稽古に通っていて、もうすっかり忘れていたのに、読みながら先生のご自宅のお庭、静かなお茶室、お湯が沸く音、炭の匂い、畳の上を歩く音‥鮮明によみがえってきました 森下さんのお茶を通して見える景色がとても清々しく凛としていて、心に響きました。 季節とともに生きていること、今ここにいることを大切にすること。. . 「会いたいと思ったら、会わなければいけない。好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。花が咲いたら、祝おう。恋をしたら、溺れよう。嬉しかったら、分かち合おう。」 私も今を全力でかみしめて、大切にしようと思いました。
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習い事のお茶はまったく知らないド素人だが、本棚の中から呼ばれたかのように手が伸びて読み始めた。 読みやすいエッセイ調。 先生の出てくる部分を読むと、何故かきちんとした掃除を始める気分になる(掃除苦手)。掃除の話なんて出てこないのに。先生の空気感、すごい。おかげで部屋がキレイになっ...
習い事のお茶はまったく知らないド素人だが、本棚の中から呼ばれたかのように手が伸びて読み始めた。 読みやすいエッセイ調。 先生の出てくる部分を読むと、何故かきちんとした掃除を始める気分になる(掃除苦手)。掃除の話なんて出てこないのに。先生の空気感、すごい。おかげで部屋がキレイになったw 季節を感じること、「今」に居ることなど、最近好きだと感じる世界観というか論調というか教えというか……うまく言えないけど、とても良かった。 単行本を図書館で借りたのだけど、途中で自分の手元に置いて頻繁に読み返したくなるだろうと予測して文庫本を購入。
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