彼女のこんだて帖 の商品レビュー

角田光代(著者)

2011/10/26

１５の小話とそれにまつわるご飯のレシピ。
それぞれの話の人たちがつながっていっているのが、ほほえましい。
空腹のときに読むのは危険です。

2011/10/23

ご飯は食べる、だけじゃない。
想いで作ることがとても、とても大切なんだ。
やばい、久しぶりにぶわっと心つかまる本に出会って嬉しい。

小さな小さなストーリー。
体の栄養だけじゃなくて、心の栄養にしみる物語。
全部、全部つくってみたい、食べてみたい。
お料理って本当に素敵だな。

一年前の自分の枕元にそっと置いてあげたい一冊。
なんか、ちょっと前向けそうな、背中おしてくれるから。

やっぱし私はごはん作るの好きだなて再確認できた。
ありがとうございます。

2011/08/11

料理にまつわるショートストーリーとそのストーリーに出てくるレシピの本。主人公は大好きなカレにプロポーズされた女の子だったり、妻を亡くしたオジサマだったりと様々だけどどの話もジーンとくるものがある。
誰かのため(時には自分のため)に作る料理には、その人を元気にする力があるってことに改めて気付かされた。

2011/06/11

料理にまつわる１５のお話。
すごく短い話だけど、どれも心にじんわりと来る優しい話ばかり。

話の中に出てくるレシピがわかり易く記載されている。
中には難しそうな料理もあるけど、その料理を作る主人公が
気負わずに作っているので、自分にも出来るような気になる。

一つの話の登場人物がまた別の話に絡み合っているのも、
読んでいて見つけるととっても面白い。

食事というのは毎日何気なくとっているものだけどそこには愛情や
悲しみや喜びや色々な気持ちがまじりこんでいるんだなぁってしみじみ思った。

人の為に食事が作れる幸せはもちろんだけど、自分の為にきちんと
料理をするって事もとっても大事で幸せな事なんだ。
そういう生きていく中で当たり前すぎて忘れてしまっている気持ちを思い出させてくれる本でした。

2011/06/03

食事をするって、こんなことだったと気づかせてくれる本。

一人でおいしいものを楽しむ。大好きな人のためにおいしいものを作ってあげる。好きなものを好きなように食べる。人それぞれいろんな想いはあるけれど、食べるって本当に楽しくて素敵なこと。

おいしいものを食べたくなると同時においしいものを作りたくなる本。読んでも見ても作っても楽しめる一冊。

2011/03/21

うーん…

料理が魅力的に感じられなかったし
（レシピの写真もぜんぜんそそられない）
物語も…

料理と小説という組み合わせは
おもしろいけれど
料理単体も小説単体もイマイチで、
それが組み合わさったときの
相乗効果もあんまりという感じ。

途中から、
話の中に無理やり料理を
組み込んでいるように思えてしまったり。

なんだか無難な感じがしました。

2011/02/02

ブクログ内の談話室でオススメされていた一冊。

短編集からなる物語で、その物語に出てくる料理のレシピが短編毎の最後に紹介されている。
この中の短編も良かったけど、あとがきにぐっと来る物がありました。

この本を読み始めて、また、最近していなかった自炊をしています。

2011/07/04

これシリーズ化してほしいな、料理本としても良いしいいね
同じような気持ちの時に、自己満足的に料理を作って

2011/01/12

読み終わった後に「かぼちゃの宝蒸し」を作りました！
大切な人にプレゼントしたくなる本です。ちなみに私は母にプレゼントしました・・・
「ベターホーム」についても知る機会になって本当によかったです。

2010/12/19

私は料理はあまり得意ではないですが
料理の本をみるのは大好きです！！

そして食べ物の描写がおいしそうな小説も好き！

さらに毎回違った人が主人公なのに
実はどこかで繋がっているという話も大好き！

すべてを兼ね備えているのが
この本★☆

おいしそうな上その料理に合わせたお話も良い！

あとがきがまたしみじみといい味だしてます。