トンコ の商品レビュー
【第15回日本ホラー小説大賞短篇賞】 表題作のトンコもせつないし、「ぞんび団地」はどうしようもない悲しみ。 「黙契」はあたたかい涙がこぼれた。 これがホラー? 私好きかも ホラー。
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【第15回日本ホラー小説大賞短編賞】 表題作の『トンコ』は、不思議なホラーでした。3つめの『黙契』は少しウルルって来た。「帰りたい」って一言が難しいんだよなぁ。 補足:黙契、ウルっとは来たけど、うわぁ;;;というか、う〜ん。ホッとした?とも違うし、良かった、とも違う。妹死んでるわけだし・・・。なんとも言えないけど、食後には読まないほうがいい、と思います。
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ダ・ヴィンチ2009年1月号 「今月のプラチナ本」 第15回(2008年)日本ホラー小説大賞短編賞受賞作品。 2008年12月29日(月)読了。 2008−122。
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3作とも、ホラーというイメージとは違っている気がした。 静かに流れる空気、哀しみ、苦しみ、切なさがうまく入り混じり、独特の雰囲気をかもし出している。 トンコの豚といい、ぞんび団地のあっちゃんといい、黙契の絢子といい、自分の中で、辛く、苦しみもがくしかすべがない弱さが共通点なのだ。...
3作とも、ホラーというイメージとは違っている気がした。 静かに流れる空気、哀しみ、苦しみ、切なさがうまく入り混じり、独特の雰囲気をかもし出している。 トンコの豚といい、ぞんび団地のあっちゃんといい、黙契の絢子といい、自分の中で、辛く、苦しみもがくしかすべがない弱さが共通点なのだ。
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「トンコ」はもの悲しい話ですが、怖くはありません。 「ぞんび団地」は怖い話なのに、ゾンビに愛嬌さえ感じてしまいます。 「黙契」はこんな文体も書けるんだと驚きましたが、ラストで納得しました。 雀野日名子の紡ぎ出す物語は、いずれも私の心にしっくりくるものばかりでした。
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短編集。『怖い』より『グロい』と思う。 すべて読み終えた後に解説を読んだら「食前食中を避けて楽しめ」とあった。まあ、そんな感じです。
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怖くないっす。どのお話にも、悲しさ・哀しさ・切なさ・愛情の希求、切望が感じられて…三つ目のお話のラスト、すごい印象的。
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