つみきのいえ の商品レビュー
絵と色使いがやさしい。 ぼんやりとした絵と色合いは、記憶の中を見ているように感じました。想い出を積み重ねて今にいる、ということがジンとくるのは大人かも。よい絵本です。
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海水面が上がるたびに上に上に家を作ってきた、おじいさんのつみきのいえ。ある出来事から水中に潜水すると一つの家ごとに思い出が。絵も優しく、数々の思い出とおじいさんの人切なくも温かく読むことが出来ます。どちらかと言うと大人向けかもしれません。
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うみに しずむまち。 いえが しずんでしまうと、そのいえの うえに あたらしい いえを つくる。 どんどん つみきのように つみあがっていく いえ。 おじいさんが積み重ねてきた愛情に溢れた思い出を辿る、少し切なく、とてもあたたかなお話。 こんな素敵な絵本に出会えたことに感謝!...
うみに しずむまち。 いえが しずんでしまうと、そのいえの うえに あたらしい いえを つくる。 どんどん つみきのように つみあがっていく いえ。 おじいさんが積み重ねてきた愛情に溢れた思い出を辿る、少し切なく、とてもあたたかなお話。 こんな素敵な絵本に出会えたことに感謝! 8歳息子の絵本部門お気に入り第一位に躍り出ました。
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おじいさんが住んでいる家は、海の上にある。 水が上に上がってきて家が沈んでしまうと、その上にまた新しい家をつくって… こうして、何個も何個も積み上げた家で、ひとりで住んでいたけれど、またまた海の水が床まで上がってきて、新しい家を作らないとならないと…と。 海の中に大工道具を落とし...
おじいさんが住んでいる家は、海の上にある。 水が上に上がってきて家が沈んでしまうと、その上にまた新しい家をつくって… こうして、何個も何個も積み上げた家で、ひとりで住んでいたけれど、またまた海の水が床まで上がってきて、新しい家を作らないとならないと…と。 海の中に大工道具を落としたおじいさんは、慌てて潜って探したら… 思い出が、たくさん詰まった家が次々と… この家に住んでいたときは…と懐かしい風景が目に浮かんでくる。 積み重なって、積み重なって、そのたくさんの思い出とともに新しい家に住むおじいさんの笑顔は、最高だった。 海の上なのに暖かな温もりを感じる色の絵本。 その理由がわかる。 おじいさんの家族の思い出は、とても楽しくてあったかくて最高のものだったから、ほっこりさせてくれる優しい絵となったのだろう。
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私の家は海に沈みませんし、大工にもなりませんが、見えないところで思い出の積み木(空間)がどんどんどんどん高く高くなっているのかなと考えさせられました。
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おじいさんが住んでいる、海の上の「かわったいえ」。なんと、年々上がってくる海面の上に新しく家を建て続けたらこうなっちゃったのでした。井上直久さんが描く「イバラード」かと思ってしまいました。水の下に隠れているけれど、潜ってみると、家族と過ごした歴史がよみがえる、懐かしくも切ないお話...
おじいさんが住んでいる、海の上の「かわったいえ」。なんと、年々上がってくる海面の上に新しく家を建て続けたらこうなっちゃったのでした。井上直久さんが描く「イバラード」かと思ってしまいました。水の下に隠れているけれど、潜ってみると、家族と過ごした歴史がよみがえる、懐かしくも切ないお話でした。
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大人でも楽しめる絵本。たくさんの思い出、家、自然と共にひとりで暮らすお爺さん。お爺さんのように1つ1つ大切にし、孤独だと悲観せず生きていけたら素敵だな。
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回想する記憶は幸せなものばかりだけど、其れゆえに切なさも倍増、ちなみに環境についても考えさせられます。おじいさんにも幸せな余生を送ってほしいな...。 アニメーションもおすすめです。
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積み重なった家が人の記憶のようになっているのが面白かったです。もうこれ以上積まない家は屋根が三角形になっており、ラストシーンでもおじいさんの屋根は四角形だったので「まだまだ住んでやるぞ」という力強さを感じました!
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家の中に海の水がだんだんと上がってきて、家が沈んでしまいそうになるたびに、その家の上に新しい家を造って住んでいる、一人暮らしのお爺さんの大人のための絵本。・・・大事な大工道具を落としてしまい、潜水服を着て海に潜ったお爺さんが、家族と過ごした生活をしみじみと振り返る「つみきのいえ」...
家の中に海の水がだんだんと上がってきて、家が沈んでしまいそうになるたびに、その家の上に新しい家を造って住んでいる、一人暮らしのお爺さんの大人のための絵本。・・・大事な大工道具を落としてしまい、潜水服を着て海に潜ったお爺さんが、家族と過ごした生活をしみじみと振り返る「つみきのいえ」・・・よみがえる人生の郷愁に涙する感動の絵本。(アヌシ-国際アニメ-ションフェステバル最高賞受賞作)
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