チーム の商品レビュー
箱根駅伝を題材にした「風が強く吹いている」を読み、その流れで本作を読んだ。「風が強く~」と違う点は学連選抜にスポットを当てた所。出場できない大学から選手を集めたチームだが、寄せ集めの集団といえ、優勝を目標にする。駅伝限定のチームというのもあり、キャプテンは同じ大学のようににいかな...
箱根駅伝を題材にした「風が強く吹いている」を読み、その流れで本作を読んだ。「風が強く~」と違う点は学連選抜にスポットを当てた所。出場できない大学から選手を集めたチームだが、寄せ集めの集団といえ、優勝を目標にする。駅伝限定のチームというのもあり、キャプテンは同じ大学のようににいかないこともあり、次の年も出場できるかわからない中、短期間でチームを引っ張っていく大変さも感じられる。優勝するのかドキドキを感じながら、各選手が学校の代表という誇りを持ち、襷を繋ぐ姿、TVさながらの臨場感が良い。ゴールは感動もの。
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箱根駅伝の予選会で出場を逃した選手の寄せ集めで作られたチーム。序盤からチームワークに乱れの感じるこのチームがどう戦っていくか…。選手それぞれ駅伝に対する思いが違って、それが本番の走りにどう反映されるか…。ただひたすら走るレースの展開がどのように文章で表現されるか…マラソンも駅伝も...
箱根駅伝の予選会で出場を逃した選手の寄せ集めで作られたチーム。序盤からチームワークに乱れの感じるこのチームがどう戦っていくか…。選手それぞれ駅伝に対する思いが違って、それが本番の走りにどう反映されるか…。ただひたすら走るレースの展開がどのように文章で表現されるか…マラソンも駅伝も見たことがなかったので、区間ごとに違う見せ場もあるのでワクワクしました。選手の思い、気持ちとともに展開されるレース運びもスピード感やドラマ性があって、ぐいぐい引き込まれました。次巻も読みます!
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久しぶりに仕事関連で大阪に出張。行き帰りの新幹線の中でのお供に選んだのが堂場瞬一氏の『チーム』。箱根駅伝を舞台にした小説は三浦しをん氏の『風が強く吹いている』が2006年に初版が出てちょっとばかり話題になったのだが、何とその二年後2008年に同じ駅伝のチームをテーマにした小説とし...
久しぶりに仕事関連で大阪に出張。行き帰りの新幹線の中でのお供に選んだのが堂場瞬一氏の『チーム』。箱根駅伝を舞台にした小説は三浦しをん氏の『風が強く吹いている』が2006年に初版が出てちょっとばかり話題になったのだが、何とその二年後2008年に同じ駅伝のチームをテーマにした小説として世に出たのが堂場瞬一氏の『チーム』だ。三浦しをん氏の作品はレースそのもののシーンが強く残るというより、チーム内での人間模様が印象に残る作品だったが、『チーム』では本当に行き詰まるレースシーンそのものが印象に残る。もちろん走る選手達や学連選抜というチームであってチームでないチームをまとめるキャプテンの苦悩だったり、彼が経験するドラマティックなエンディングといった人間ドラマもきっちり描かれているのだが、やはり堂場瞬一氏のスポーツの現場を微にいり細にいり観察し尽くし人の動き、心の動きを描き出す能力の高さが発揮されたレースシーンが本当に素晴らしい。読みながらも本当に目の前のテレビでレースが展開されているような気になるくらいだ。涙腺が弱い方は眼に水が溜まってしまうかも。大阪の往復もとても短く感じるくらいのスポーツ小説でした。
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学連選抜が主役という変わった観点からですが、各メンバーのキャラも様々で面白く最後まで読めました。 毎年の箱根駅伝がいつも以上に楽しめそうです。 今年はコース変更、開催の有無とか問題がありそうですが、是非とも続けて欲しいです。選手の事を考えると、もっとゆるいコースの方がいいのかな⁉...
学連選抜が主役という変わった観点からですが、各メンバーのキャラも様々で面白く最後まで読めました。 毎年の箱根駅伝がいつも以上に楽しめそうです。 今年はコース変更、開催の有無とか問題がありそうですが、是非とも続けて欲しいです。選手の事を考えると、もっとゆるいコースの方がいいのかな⁉︎
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読む時期間違えました。こんな春真っ盛りに読むなんて。箱根までが遠すぎます。学連選抜のにわかチームが、本当のチームとなりはこねを戦う物語。どうしても「風が強く~」と比べてしまいますが、こちらも読みごたえありました。山城の存在がイライラしますね。いつかはチームを意識するのだろうとは思...
読む時期間違えました。こんな春真っ盛りに読むなんて。箱根までが遠すぎます。学連選抜のにわかチームが、本当のチームとなりはこねを戦う物語。どうしても「風が強く~」と比べてしまいますが、こちらも読みごたえありました。山城の存在がイライラしますね。いつかはチームを意識するのだろうとは思っていましたが、そこまで時間かかるのか!と苦笑。浦さんの頑張りが光りました。彼がキャプテンじゃなければチームはまとまりなかったでしょうね。実際の学連選抜はどうなんだろう…。最終区、ゴールの間際の間際のドラマは必須なのかしら!?
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2015年2月21日 青山大学原晋さんが協力してると書いてあった。今年の優勝校だよね。 様々な努力、性格、作戦、故障。気持ちが伝わる。
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箱根駅伝、三浦しおんの『風が強く吹いている』も 面白かったが、この本は、学連選抜チームの話でまた 少し違った面からの箱根駅伝のドラマが見れた。 選抜制度は今年で廃止らしい。 何故かは分からないけど、なんか残念。
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お正月の風物詩。舞台は箱根。彼らは二日間だけの寄せ集めチーム、学連選抜。別々のユニフォームで同じ一本のタスキを繋ぐ彼らに、チームワーク はひつようか。必要派と不必要派に分かれた時、箱根の魔物は彼らを見逃しはしなかった。様々な視点から表される登場人物の胸の内。能力はあっても心のない...
お正月の風物詩。舞台は箱根。彼らは二日間だけの寄せ集めチーム、学連選抜。別々のユニフォームで同じ一本のタスキを繋ぐ彼らに、チームワーク はひつようか。必要派と不必要派に分かれた時、箱根の魔物は彼らを見逃しはしなかった。様々な視点から表される登場人物の胸の内。能力はあっても心のないチームが一つの方向へ向かう時、ついつい応援してしまうことに気づく。
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予選落ちした大学の中から選りすぐりを集めた学連選抜。箱根駅伝という二日間だけのために作られた即席チームで、彼らが背負うのはユニフォーム?襷?自己記録? う〜ん、おもしろかったけど、『風が強く吹いている』の方が好きだなぁ。ストーリー展開もだけど、感情的になるシーンでの言葉選びが雑に...
予選落ちした大学の中から選りすぐりを集めた学連選抜。箱根駅伝という二日間だけのために作られた即席チームで、彼らが背負うのはユニフォーム?襷?自己記録? う〜ん、おもしろかったけど、『風が強く吹いている』の方が好きだなぁ。ストーリー展開もだけど、感情的になるシーンでの言葉選びが雑に感じて入り込めなかった。
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