チーム の商品レビュー
駅伝好きだがあまり学連選抜というものを意識して観た記憶がないので、フィクションとはわかってるが新鮮だった。 三浦しおんさんの『風がつよく吹いている』とは違って他の出場校は実在してる大学。 …同じ大会だったら、と妄想してかなり楽しくなってみた。 浦をめぐるキャラクターがそれぞれい...
駅伝好きだがあまり学連選抜というものを意識して観た記憶がないので、フィクションとはわかってるが新鮮だった。 三浦しおんさんの『風がつよく吹いている』とは違って他の出場校は実在してる大学。 …同じ大会だったら、と妄想してかなり楽しくなってみた。 浦をめぐるキャラクターがそれぞれいい(青木主務推し)。しかし山城の走ってからの変わり方はカワイイ…(笑)。
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箱根駅伝の学連選抜の話なんだけど、ツンデレが分かりやすくツンデレで、笑いそうになった。女子にはない関係なんだよなー。
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箱根駅伝が好きな方はぜひ。学連選抜が主人公。今までのTV観戦では、学連選抜はたいてい下位を走っていて時には襷を繋げずにいる印象があった。かわいそうだけど寄せ集めのチームだから仕方ないのかなと漠然と思っていたのだけど。考えてみれば能力の高い(でもチームとしては出場できない)人が集ま...
箱根駅伝が好きな方はぜひ。学連選抜が主人公。今までのTV観戦では、学連選抜はたいてい下位を走っていて時には襷を繋げずにいる印象があった。かわいそうだけど寄せ集めのチームだから仕方ないのかなと漠然と思っていたのだけど。考えてみれば能力の高い(でもチームとしては出場できない)人が集まっているのだから、もっと上位を走っても良さそうなものなのに・・・、そこがチーム力なのか・・・。不調の時は、濃厚なゼリーの中を泳いでいるような気分になるものだが、今日は違う。目の前に立ちはだかる風の壁が真っ二つに割れ、真空の中に吸い込まれるような気分だった。自分の力に関係なく、どんどん先に進んでいける。中略 俺が理想のイメージとする走り。風を敵にするのではなく、従わせる。文句は言わせない。これが10区を走る浦大地の気持ち。今年観たテレビの中の、颯爽と力強くグングン走る選手と重なり感慨深い。最後の最後に浦がボロボロになりながらゴールする頃には、私ももう息をすることもできなくなって、頭の中も真っ白になりながら一緒にゴールして…泣いた。
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陸上部所属の母としては楽しく読ませていただきました。 箱根駅伝って想像以上に「高嶺の花」なのですね。 でもこんな「高嶺の花」がローカル大会だったとはこれを読むまで知りませんでした。 関西の有名大学が出場していない理由がやっと分かりました(^^ゞ そして陸上・長距離って自分...
陸上部所属の母としては楽しく読ませていただきました。 箱根駅伝って想像以上に「高嶺の花」なのですね。 でもこんな「高嶺の花」がローカル大会だったとはこれを読むまで知りませんでした。 関西の有名大学が出場していない理由がやっと分かりました(^^ゞ そして陸上・長距離って自分との闘いだけど団体競技ってこと、再認識しました。
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箱根駅伝をいつもみていてきになる,学連選抜のチームが主役の物語。どうして,誰がこの学連選抜チームを考え出したのだろうか・・・・学連選抜に選ばれる選手たちの葛藤が心にずっしりと伝わってきた・・・・今年も箱根駅伝をみるのが楽しみ・・・
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三浦しをんさんの『風が強く吹いている』で箱根駅伝にハマり、それからこちらの作品を読んだという方、多そうですね。 私もです。 『風が~』ほどの派手派手しさはありませんが、こちらは誠実に誠実に、箱根駅伝に向かう選手たちを描き出そうとする姿勢が伺えて好感を持ちました。 母校の看板...
三浦しをんさんの『風が強く吹いている』で箱根駅伝にハマり、それからこちらの作品を読んだという方、多そうですね。 私もです。 『風が~』ほどの派手派手しさはありませんが、こちらは誠実に誠実に、箱根駅伝に向かう選手たちを描き出そうとする姿勢が伺えて好感を持ちました。 母校の看板を背負うわけでもなく、むしろ出場できない仲間たちを尻目に自分は箱根を目指して練習していく。 学連選抜チームとは、その後ろめたさからの出発なんですね。 うぅ、つらいなぁ。 しかも考え方が違う者同士でも、チームメイトとしてつき合っていかなきゃならないし。 や、やりづらいことこの上ないわ。 でも、それでも彼らはやっぱり走るんですよね。 一人ひとり、胸の中にある想いは異なるのだろうけど、箱根を走りたいってストレートな気持ちは変わらないんじゃないかな。 今まで注目した事のない学連選抜チームでしたが、年明けの箱根からは見る目がちょっと変わりそう。 母校を応援するのはもちろんだけど、学連選抜も応援しよっと。 この2校が競ったら・・・、 あ、ごめん、やっぱり母校を応援しちゃうかもww
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箱根駅伝をめざして、頑張ってきた大学陸上部の面々。箱根には自分の大学で出ることはできないが、選抜チームを組んで「学年選抜」として大会に出場しないかと選ばれた選手たち・・・・・。ついに駅伝当日がやってくる。 もう、最高によかった。スポーツ小説にハマるきっかけをくれた本です。読んで...
箱根駅伝をめざして、頑張ってきた大学陸上部の面々。箱根には自分の大学で出ることはできないが、選抜チームを組んで「学年選抜」として大会に出場しないかと選ばれた選手たち・・・・・。ついに駅伝当日がやってくる。 もう、最高によかった。スポーツ小説にハマるきっかけをくれた本です。読んでる間自分も走ってる気分だったのか、読み終えた頃には、自分も筋肉痛になるほど、力いれて読みました。三浦しをんの「風が強く吹いている」という作品があるとは知らずにいた頃で、これが一番のスポーツ小説だと思い込んでいた位 これ読んで「学生選抜チーム」を注目して観るようになりました。
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ピックアップチームとは、”学生選抜”のこと。意外な視点で描く駅伝小説。小説の出だしが、秋のEKIDEN大会の会場。「みんなの原っぱ」なんかが登場して、思わずニンマリ!? 同作家による「標なき道」もオススメ。
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箱根駅伝、いいねえ。 それよりもっと泣けるのが予選会。 力があっても10人のタイムやそれまでの記録で予選落ち。 そんなエースたちの寄せ集め。ドキドキします。 思わず学連選抜応援しちゃいます。
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箱根駅伝2冊目です。 面白かったーーー! もともとブクログでしった1冊でした。 「風強」を読んで初めて駅伝を知ったわたしとしては目からうろこ。 リアル…というか、自分ひとりが早くてもチームが良くなきゃダメで、 それで自分だけ選抜で選ばれて、でもちょっと複雑で……みたいなとことか...
箱根駅伝2冊目です。 面白かったーーー! もともとブクログでしった1冊でした。 「風強」を読んで初めて駅伝を知ったわたしとしては目からうろこ。 リアル…というか、自分ひとりが早くてもチームが良くなきゃダメで、 それで自分だけ選抜で選ばれて、でもちょっと複雑で……みたいなとことか こういうこと、あるんだろうなーって思うリアルさがありました。 監督の目線っていうのも凄く面白いなーと思いました。 選手は4人しかちゃんと描かれないからそれ以外の区間が飛ぶのは ちょっと物足りなさもあるんだけど、その分4区間がクッキリ浮きだってていいかも。 正直え、ここから始まってこの登場人物で1冊やるの?と思ったけど ちょうどよかったかなー。あっという間に読めました。 マラソンに詳しい父が「5区っていうのはドラマがすごくある!」 と力説してた意味がこれをよんで分かりました^^ 門脇すごくよかった!!感動! これ読むともう1度「風強」の箱根を読みたくなります。笑
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