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スリーピング・ドール の商品レビュー

3.9

66件のお客様レビュー

  1. 5つ

    12

  2. 4つ

    28

  3. 3つ

    14

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

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2011/02/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

結局犯人は支配したいという感情に "支配"されていたんですね。 ウォッチメイカーで活躍したダンス捜査官が 主人公なのでまだウォッチメイカーを読んでな場合は是非 そちらも読んでみてください。

Posted byブクログ

2018/10/15

警察もの。あまり警察ものは読まないし、アメリカの警察組織のことはほとんど知らないので初めは手探り状態だったけど、そのあたりは気にしなくても充分面白かった。 ストーリーはかなり読ませる。追いかける側、逃げる側の駆け引きは手に汗握りスリリング。なのだが・・・ところどころ腑に落ちないと...

警察もの。あまり警察ものは読まないし、アメリカの警察組織のことはほとんど知らないので初めは手探り状態だったけど、そのあたりは気にしなくても充分面白かった。 ストーリーはかなり読ませる。追いかける側、逃げる側の駆け引きは手に汗握りスリリング。なのだが・・・ところどころ腑に落ちないところがある。そのあたりの要素が短絡的なのか、自分の理解力が足りないのか。 アメリカが背景なので当然アメリカの文化・社会の記述がごく普通に書かれている。日本とは異なる社会の日常の描写が大好きな自分としては、その点で大満足。 ・タイトルのスリーピング・ドールだが、ちょっとはったり気味。物語中の役割としてそこまで重要だったのだろうか。 ・スリーピング・ドールの尋問からレベッカの本性にたどり着いた過程がよくわからない。というか飛躍しすぎかもしれない ・ケロッグの事件はどういう意味が? 続編への布石? ・ダンス母が家の裏で感じた異変は結局どういうこと?

Posted byブクログ

2011/01/17

あのウォッチメイカーで活躍した”人間嘘発見機”キャサリン・ダンスが主人公のミステリ。 カルトを舞台にした本書もウォッチ・メイカー同様読み応え充分。

Posted byブクログ

2017/06/03

「ウオッチメイカー」に登場した尋問の天才、キャサリン・ダンスを主人公とした作品。 刑務所から脱獄した人の心を操る天才、ダニエル・ペルを追いかけるというストーリーですが、著者の代表作「リンカーン・ライム」シリーズとは異なる方法で犯人に迫っていき、そして犯人側もそれを紙一重でかわして...

「ウオッチメイカー」に登場した尋問の天才、キャサリン・ダンスを主人公とした作品。 刑務所から脱獄した人の心を操る天才、ダニエル・ペルを追いかけるというストーリーですが、著者の代表作「リンカーン・ライム」シリーズとは異なる方法で犯人に迫っていき、そして犯人側もそれを紙一重でかわしていく展開は緊張感があり、興奮せずにはいられません。 最後には得意のどんでん返しが待っていて、最後の最後まで展開が全く読めませんでした。 読み終えた後に爽快な読後感が残る素晴らしい作品です。

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2010/12/22

久しぶりに挫折・・ 主人公は好きなんだけど、なぜか読み進めず。 きっと今はダメなんだろう・・・っと思う。 そのうちに、再読して最後まで読めたらいいな。

Posted byブクログ

2010/11/24

前半は脱獄したペルとそれを追うダンスにハラハラしながら、後半は二転三転する展開に翻弄されながら読んだ。

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2010/11/24

ディーヴァーお得意の2転3転のどんでん返しが真犯人判明時点でなくて、どう展開させるんだ、この残りのページ数!! と思ってしまった。そうくるか。やっぱりオマエか。というラストでした。 しかしなんだかなーあらすじに釈然としない。 あらすじには事件のカギを握るのは根源の事件の唯一の...

ディーヴァーお得意の2転3転のどんでん返しが真犯人判明時点でなくて、どう展開させるんだ、この残りのページ数!! と思ってしまった。そうくるか。やっぱりオマエか。というラストでした。 しかしなんだかなーあらすじに釈然としない。 あらすじには事件のカギを握るのは根源の事件の唯一の生存者のスリーピング・ドール!スリーピング・ドールの心をダンスは開かせることができるのか!?と 言うような内容で煽っているが、スリーピング・ドールが出てくるのは4分の3以降という肩透かしっぷり。もう!面白いけどさ!期待とは違った。

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2010/11/07

『ウォッチメイカー』で登場したキネシクスの達人、キャサリン・ダンスを主人公としたライムシリーズのスピンオフ作品。二転三転する逃走と追迹のドラマはまさにディーヴァー節。ライムシリーズに比べ、生活感あふれる登場人物たちも魅力的。 例の刑事の死は『ロードサイド・クロス』への伏線?

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2010/09/09

 世紀の傑作『ウォッチメイカー』で忘れがたい活躍をしたキャサリン・ダンス主演作品第一号。キネシクスという尋問手法を操る彼女の前では誰もウソを突き通すことは出来ない。一昔前の刑事ドラマみたいな人情(カツ丼とか田舎のお袋さんとか)ではなく、科学であるところがまたツボだ。その点で私の意...

 世紀の傑作『ウォッチメイカー』で忘れがたい活躍をしたキャサリン・ダンス主演作品第一号。キネシクスという尋問手法を操る彼女の前では誰もウソを突き通すことは出来ない。一昔前の刑事ドラマみたいな人情(カツ丼とか田舎のお袋さんとか)ではなく、科学であるところがまたツボだ。その点で私の意見はライムと同じ。 (続きはブログで)http://syousanokioku.at.webry.info/200908/article_16.html

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2010/08/15

●以前レンタルしたものの諸般の事情で放置→1年ぶりに再読したら一気読み。やっぱりディーヴァーはうまかった。 ●『ウォッチメーカー』で登場した“キネシクス”尋問の天才キャサリン・ダンスの物語。 彼女は優秀な捜査官ですが、同時に二人の子供を持つ母親(※夫は交通事故死)でもあるため、...

●以前レンタルしたものの諸般の事情で放置→1年ぶりに再読したら一気読み。やっぱりディーヴァーはうまかった。 ●『ウォッチメーカー』で登場した“キネシクス”尋問の天才キャサリン・ダンスの物語。 彼女は優秀な捜査官ですが、同時に二人の子供を持つ母親(※夫は交通事故死)でもあるため、そちらの描写もしばしば出てきます。 子持ちでバリバリ働く女性にとって、物分りのいい実家の両親が近所にいる(&夫の両親は遠隔地・・・)となにかと便利ってのは、日米共通なんだなあ。 閑話休題。 本作はカルト集団の中心的存在であり一家惨殺事件の主犯として投獄された男ダニエル・ペルが脱獄したため、尋問を行っていたキャサリンが捜査の指揮を任され、追跡する展開。 今回の犯人の特徴はコントロール中毒ってとこですが、よりポイントなのはペルを取り巻く女性たちの心理。別に誰にも共感はできませんけどね・・・。 オチの構造はディーヴァーらしい解決。 ●ものすごく爽やかとは行かないが、キャラクターのいきかたに(若干の留保はあるけど)それなりにカタはつけてくれてます。ちゃんと小説を読み終わった感があるので満足。

Posted byブクログ