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ねじ式/夜が掴む の商品レビュー

3.8

26件のお客様レビュー

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2022/10/19

鬼才ですね。 ストーリーのインパクトも然ることながら、画のインパクトで全てを持っていかれます。 たったの1ページで引き込まれ入り込んでしまう。

Posted byブクログ

2022/02/14

全くわけがわからなかった。 が、独特な言い回しとか唐突な展開とか一度癖になると抜けられなさそうな雰囲気がそこかしこから感じられる。

Posted byブクログ

2021/01/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第1回 ねじ式/夜が摑む (↓別格2作) ・ねじ式 1968 まさかこんなところにメメクラゲがいるとは思わなかった。 ・ゲンセンカン主人 1968 グエッ。ギョッ。ギョッ。ゲッ。グフッ。グフッ。 (↓夢もの9作。女のまたぐら志向。) ・夢の散歩 1972 あんなにパンツがずりおちて……。 ・アルバイト 1977 この狸うるさいな。 ・雨の中の慾情 1981 このまま平泳ぎで。 ・夜が掴む 1976 ああ夜だ……うわーっ。 ・コマツ岬の生活 1978 ひゃッ。ちめたい。 ・外のふくらみ 1979 こんな所で誰にも知られず死んでしまうのか。ああ……。 ・必殺するめ固め 1979 私ダメになりそう。 ・ヨシボーの犯罪 1979 うまそうな女かまずそうな女か……ピンセットで一センチほど刺してみるとほぼわかる。 ・窓の手 1980 グロリアさようなら。この入歯はぼくが大切にするよ。 (↓若夫婦もの5作。女のまたぐらへの懐かしさ。) ・夏の思いで 1972 みたんです。わりと毛深い。/あの奥さんだ。なつかしいな。 ・懐かしいひと 1973 タッ。あたしなに着て行こう。/恥ずかしいわね、あんなところでボッキするなんて……。 ・事件 1974 水なら裏にドブ川があるじゃない! ・退屈な部屋 1975 あたし脱いじゃった。 ・日の戯れ 1980 わかったでしょ手にぎったの。あたしドキドキしちゃったよ。 (解題・高野慎三 解説・つげ義春の場末趣味 川本三郎)

Posted byブクログ

2019/11/09

つげ義春氏の作品『つげ義春コレクション ねじ式/夜が掴む』を読了。 「紅い花」に引き続き・・・ つげ義春氏の作品を読んだ。 今回の作品も凄い世界観だなー。 特に”退屈な部屋”と”日の戯れ”が大好きだなー。

Posted byブクログ

2019/06/27

不思議な漫画としかいいようがない。百年後には名作になっているかもしれない。(今も名作だと思うが)この作者はオチをどうしようか、とか考えてないのか?それとも意図的?夢の断片的な部分とか、でたらめだけど夢の中ではでたらめと思わないとか、そこの表現がすごい。

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2020/06/30

夢の大半は悪夢だという説があるが、つげ義春の漫画を読んでいると、なにか悪い夢でも見ているような気分になってくる。とくに、表題作の「ねじ式」に代表されるような、シュールな作品群がそうである。事実この作品は、作者自身が見た夢が元になっていたと記憶している。 主人公は医者を探しているの...

夢の大半は悪夢だという説があるが、つげ義春の漫画を読んでいると、なにか悪い夢でも見ているような気分になってくる。とくに、表題作の「ねじ式」に代表されるような、シュールな作品群がそうである。事実この作品は、作者自身が見た夢が元になっていたと記憶している。 主人公は医者を探しているのだが、助けを求めた相手はこう言う。「つまりきみの言いたいのはこういうことでしょう。医者はどこだ!」途中、生まれる前の母親(?)が出てきたりする。となり村へ行こうとして汽車に乗るが、元の村に戻ってきてしまう。挙げ句の果てに、主人公は腕を怪我しているのに、シリツ(手術)するのは外科医ではなく産婦人科医である。もうわけがわからない。 まさに夢とは、このようにわけのわからないものである。もちろん、作者は自分の見た夢をそのまま描いたわけではないだろうが、こうした作品に仕上げるのはじつは簡単ではない。私も夢から覚めたあとで、「この夢を小説にしたら面白いのではないか!」といった経験が何度もあるが、実際にやってみると全然うまくいかない。夢とは、まさに「話にならない」からである。 いくら夢を下敷きにしているといったって、こんな話は考えて作れるものではない。これはある種の文学的才能ではないか。著者の頭の中がどうなっているのか、気になって仕方がない。

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2018/10/19

なんか買ってしまった。  ねじ式とか、まぁ読んでしまふ。 『ゲンセンカン主人』水木しげる系だなぁとちょっと思った。(つげ先生は、他の人の影響を受けまくってゐるので、画風がころころ変るのである)  『雨の中の慾情』 なんか、つげ先生へ、エロ書かすとこんなん書くのかーといふ感想と、愚...

なんか買ってしまった。  ねじ式とか、まぁ読んでしまふ。 『ゲンセンカン主人』水木しげる系だなぁとちょっと思った。(つげ先生は、他の人の影響を受けまくってゐるので、画風がころころ変るのである)  『雨の中の慾情』 なんか、つげ先生へ、エロ書かすとこんなん書くのかーといふ感想と、愚息がなんか言ってる感想。  うむうむ。

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2016/10/26

久々に読んだ。面白かった。 後半の若夫婦の私小説風の話は別として、起承転結がなく、あっても ぼんやりとしていて、殺風景な景色、唐突に欲情する登場人物。 これを面白いと感じるのはなぜだろうか? 普段、慣れ親しんでいるモノと比較して「なんだコリャ」的なおかしさなのか?はたまた誰...

久々に読んだ。面白かった。 後半の若夫婦の私小説風の話は別として、起承転結がなく、あっても ぼんやりとしていて、殺風景な景色、唐突に欲情する登場人物。 これを面白いと感じるのはなぜだろうか? 普段、慣れ親しんでいるモノと比較して「なんだコリャ」的なおかしさなのか?はたまた誰もが夢の中で体験していることからなのか? 前半の現実からかけ離れた内容から、後半の若夫婦モノで現実に戻される構成が良い。

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2016/01/18

昔、中野で 面白いな。と思って購入した、「眼科」という文字と目が描かれた赤い缶バッジは、「ねじ式」の一場面でした。 そういう縁ってある。

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2014/07/13

印象的なセリフ、カットがたくさん。どこまでも不条理な世界。 高校生のとき読んでなくてよかったと思った。あの頃ほど感受性が鋭いときに読んでいたら、きっと取り込まれてしまっていただろう。

Posted byブクログ