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悪夢のドライブ の商品レビュー

3.5

78件のお客様レビュー

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    8

  2. 4つ

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  3. 3つ

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  4. 2つ

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  5. 1つ

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2023/04/07

作中に出てくる女の子がとにかく凄かったです。数々の騙し合いから最後にダイヤモンドを手にするのは誰なのかもとても気になりました。登場人物が関西のお笑い芸人のことからギャグもあり読んでいて思わず笑ってしまいました。

Posted byブクログ

2022/06/13

「木下半太」の傑作コメディサスペンス第三弾『悪夢のドライブ』を読みました。 「木下半太」作品は『悪夢の観覧車』以来なので約4年振りですね。 -----story------------- 売れない芸人「クマ」は、運び屋のバイトを始める。 新たな依頼は、ピンクのキャデラックを高...

「木下半太」の傑作コメディサスペンス第三弾『悪夢のドライブ』を読みました。 「木下半太」作品は『悪夢の観覧車』以来なので約4年振りですね。 -----story------------- 売れない芸人「クマ」は、運び屋のバイトを始める。 新たな依頼は、ピンクのキャデラックを高級ホテルまで届けること。 ただ運転すればいいはずだったのに、途中で命を狙われたり、謎の家出女子高生に追われたり、トランクから巨大な麻袋が出てきたり…。 相次ぐ騙しあいと、怒涛のどんでん返しで、驚愕の結末へ! 一気読み必至の傑作サスペンス。 誰が一番狡いのか? 最後にびっくりするのはどいつだ? ----------------------- 相変わらず、むっちゃテンポが良くて、一気に読んでしまいました。 これまでの2作品と同様に、複数の登場人物の視点から語られるカタチで物語が展開しますが、視点が切り替わるタイミングが絶妙… 本作品では、売れない貧乏芸人「クマ」と、2億円の借金を抱え一流のペテン師を目指す16歳の少女「桜」の二人の視点で展開しますが、、、 同じ人物やモノを見ていても、視点が切り替わると違う印象を感じたりするので、それが微妙なミスリードを生むような展開となっており、愉しみながら読めました。 個性的な登場人物たちが関西を舞台に、ピンクのキャデラックで疾走しながら、騙し騙され大活躍、、、 気の良い通りすがりのタクシー運転手だと思っていた「山田幸夫」の正体が暴かれたとき、その真実に驚きました! 結婚詐欺に遭い、多額の借金を抱え、父親が自殺という哀しい過去を持った少女「桜」、、、 オープニングからミスリードさせる展開になっていたんですねぇ… これまで読んだ「木下半太」作品の中では、エンディングの意外性では劣る感じがしましたが、それでも面白かった。 そして、本シリーズ、、、  -登場する人物の個性的なキャラ、  -その陰に隠された≪復讐≫というテーマ、 という共通性もあり、読み比べるのも愉しみのひとつです。 騙されても、心地良く感じる、そんな不思議な魅力のある作品、、、 「木下半太」作品… 病みつきになりますね。 本作品は昨年テレビドラマ化されていたらしい… 観たかったなぁ、、、 でも、この世界観を映像化するなんて、ちょっと信じられないですね。

Posted byブクログ

2021/10/24

何か読んだことない作家読みたいなと古本屋に入り100円で購入。「悪夢のエレベーター」を映画で観ていたので多少期待するも、もしつまらなくても100円だからいいや的な気持ちで。 結果、とても面白くて一気に読んでしまった。 悪夢シリーズ読み始めます。

Posted byブクログ

2020/11/16

売れない芸人クマが運び屋のバイトをすることをきっかけに起こるドタバタ劇。車を届けるだけのはずが、当然そんなはずはなく…。運び屋の相棒となるネコは普通じゃないし、もぐりの美人医師や、父親が結婚詐欺師に騙された女子高生など絡んで、一気に読ませます。狭い舞台に慣れてしまっているのもあっ...

売れない芸人クマが運び屋のバイトをすることをきっかけに起こるドタバタ劇。車を届けるだけのはずが、当然そんなはずはなく…。運び屋の相棒となるネコは普通じゃないし、もぐりの美人医師や、父親が結婚詐欺師に騙された女子高生など絡んで、一気に読ませます。狭い舞台に慣れてしまっているのもあって、エレベーターや先に読んだ観覧車と比べるといまいちかなあ、などと中盤は思っていたのですが、後半一気に持っていかれました。あの人はきっと裏があるに違いない、とちゃんと思っていたのに!ああ!そうか!さすがの木下ワールドでした。

Posted byブクログ

2020/07/04

「悪夢のドライブ」というタイトルを忘れて読み進めていたが、途中一度だけ『悪夢のドライブ』というセリフが出てタイトルを思い出した。確かに読み終えてみれば車に乗っているシーンが多かったな。 ストーリーとしてはなかなか2組が結びつかないので「まだ?」という思いがあったが後半はドンデン返...

「悪夢のドライブ」というタイトルを忘れて読み進めていたが、途中一度だけ『悪夢のドライブ』というセリフが出てタイトルを思い出した。確かに読み終えてみれば車に乗っているシーンが多かったな。 ストーリーとしてはなかなか2組が結びつかないので「まだ?」という思いがあったが後半はドンデン返しに次ぐドンデン返しで面白かった。 それにしてもラストは全く予想していない結末で『桜チャンのペテンにまんまと引っかかってしまった』。

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2020/03/31

テンポが良くて思わず笑えて面白い。登場人物たちの誰もかれもが個性的でイイ。中でもペテン師桜ちゃんが最高にイイ。

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2020/01/05

悪夢シリーズの二作目です。 前作同様とても面白く、先が読めないスピーディーな展開に、最後まで翻弄されっぱなしでした。 とにかく、登場人物が多いのですが、描き分けもしっかりされているので、混乱することもありません。 前作の登場人物が、さりげなく出てくるところも良いですね。 なの...

悪夢シリーズの二作目です。 前作同様とても面白く、先が読めないスピーディーな展開に、最後まで翻弄されっぱなしでした。 とにかく、登場人物が多いのですが、描き分けもしっかりされているので、混乱することもありません。 前作の登場人物が、さりげなく出てくるところも良いですね。 なので、前作を読んでいると、更に楽しめると思います。 デンボが良くて読みやすい文章に、作品自体が持つ疾走感が加わり、一気に読ませる勢いを感じました。 映像化しても、きっと面白いでしょうね。 シリーズ三作目も期待しています。

Posted byブクログ

2018/08/24

軽いノリで読みやすく、相次ぐどんでん返しで最後まで飽きさせない。これ一冊で完結している話だが、「悪夢」シリーズの他の作品に登場する人物がチラリと出てくるのは、シリーズを読んでいる人にしかわからないサービスになっている。

Posted byブクログ

2018/06/17

売れない芸人・クマは、運び屋のバイトを始める。新たな依頼は、ピンクのキャデラックを高級ホテルまで届けること。ただ運転すればいいはずだったのに、途中で命を狙われたり、謎の家出女子高生に追われたり、トランクから巨大な麻袋が出てきたり…。相次ぐ騙しあいと、怒涛のどんでん返しで、驚愕の結...

売れない芸人・クマは、運び屋のバイトを始める。新たな依頼は、ピンクのキャデラックを高級ホテルまで届けること。ただ運転すればいいはずだったのに、途中で命を狙われたり、謎の家出女子高生に追われたり、トランクから巨大な麻袋が出てきたり…。相次ぐ騙しあいと、怒涛のどんでん返しで、驚愕の結末へ!

Posted byブクログ

2017/11/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

タイトルからホラーかと思っていましたが、読んでみると正反対のコメディ要素が強く文章も簡単で読みやすく、明るく爽快感のある本でした。シリアスな本が続いた時の息抜きに丁度良いと思います。

Posted byブクログ