私という運命について の商品レビュー
この作者の文体と人物描写は好きだけど、このストーリーにはイマイチ乗れなかった。 好感は持てるけど、自分の結婚相手ではないと思った主人公の女性が、婚約相手を振ることから物語は始まる。ここから10年、彼女の仕事、新たな彼氏、彼女の家族、その彼氏の身辺、すべてに死にまつわる出来事が色々...
この作者の文体と人物描写は好きだけど、このストーリーにはイマイチ乗れなかった。 好感は持てるけど、自分の結婚相手ではないと思った主人公の女性が、婚約相手を振ることから物語は始まる。ここから10年、彼女の仕事、新たな彼氏、彼女の家族、その彼氏の身辺、すべてに死にまつわる出来事が色々と起こる。破談から10年後、元の彼と結婚し、幸せを満喫していると、彼が中越地震で死んでしまう。こんな不吉な女は近くにいるだけで嫌だろうけど、きっと綺麗なんだろうな。余計な想像をしてしまいました。
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「選ばなかった未来はない」というフレーズがとても印象的。その通りなんだけど、それでも、もしあのときああしていれば、と思わずにいられない私です。どこか哲学的で運命とか人生というものについて考えさせられました。でも一人の女性の10年間を描いた物語としては少し物足りなかったかなぁ。
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「運命の人に出会っているならまたどこかで会える」 というような、まどかの言葉に惹かれました。 恵まれてる世代の人だよな〜と思いつつ 康に再会して結婚した頃までは夢中で読みました。 この終わり方はいくらなんでも・・・と、残念です。
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作者の人生哲学嫌いじゃないです 哲学の正否まではまだわからないけれど 共感してしまいました (もちろんすべてではないけれど) 考えたり省みるキッカケになりました 点と点と生きている今 将来どんな線を描いているのか 自ら描く線と 時として自分の力では抗うことのできない人生 ...
作者の人生哲学嫌いじゃないです 哲学の正否まではまだわからないけれど 共感してしまいました (もちろんすべてではないけれど) 考えたり省みるキッカケになりました 点と点と生きている今 将来どんな線を描いているのか 自ら描く線と 時として自分の力では抗うことのできない人生 その狭間で私がどのような線を描いていくのか・・・ 答えを得られているわけではないですが 退屈しのぎの平凡な生活に ちょっとしたエッセンスを与えてもらった感じです
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選ばなかった未来はない http://www.touchingword.net/detail.php?id=726
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