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私という運命について の商品レビュー

3.7

281件のお客様レビュー

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女性の最大のジレンマ

仕事に生きる女性にとって、結婚と出産(それと天秤にかける自身のキャリア)は尽きないジレンマだ。この物語は、ひとりの働く女性の10年間を描く。運命とでも呼ぶべき、大きな力に翻弄される彼女の姿を……。

かんだ

2026/04/22

三車線またぐバスのような本 バス停から発車と同時に跨る堂々たる姿に惹きつけられる。線に従い生きてきたと言い張る姿と同時に跨り止まる不器用さの混在が愛おしさたるものを生む。あなたの後に続く人々や横連なるにいる人々に目もくれず、だが優しくそのまま進んで欲しくなりました。 目の前...

三車線またぐバスのような本 バス停から発車と同時に跨る堂々たる姿に惹きつけられる。線に従い生きてきたと言い張る姿と同時に跨り止まる不器用さの混在が愛おしさたるものを生む。あなたの後に続く人々や横連なるにいる人々に目もくれず、だが優しくそのまま進んで欲しくなりました。 目の前にいる人間の深い決断や想いを前にして、同じように昂りを覚えるどころか、どんどん平坦になっていく自分の気持ちを持て余し、そうした自分に酷く失望する。 あなたは幸運だ。類似した言葉でさえこの意味が含まれていると嫌悪が垂れる。たとえその事実が物差しの中で幸運と呼べるものであっても、それに伴う見せていない不幸たるものを同時に喰らうつもりはないくせに。 人と人の間にはきっと取り返しのつかないことばかり起きるけど、それを取り返そうとするのは無理なのだから、取り返そうとしないほうがいいんだ。 人は強さと弱さ両方を兼ね備えているんですね。 大きな川流れに沿うことが人生であり運命であるのならば、今の状況も全て一緒に流してしまってもいいのかと思い耽る。

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2026/03/31

小説ゆえのパターンなのですが、重大な事故に巻き込まれすぎです。 大人の二人のすれ違いやタイミング、そして別れを繊細に描いています。 事故多めですが、それでも面白く読むことが出来ました。

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2026/03/08

男性の作家が描く女性の気持ちは 複雑な気持ちなんだろうと感じ 取れたが女性から見た女性は アッサリしていると思ったけど。

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2025/12/27

大手メーカーの女性総合職という部分が自分と重なり購入。所々ん?となる部分はあったけど、小説として十分に楽しめた。分厚いので読後の満足感もあり。

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2025/12/19

男が女を主人公にするのはリスクがある。 勝手にそう思っているし、これを読んでもまだそう思う。 女の幸せに子と言うのがどれだけ含まれるのか、そんな事をどんな事で測れるのは分からない。 気分としては3、4冊読んだ気分で、最後は肩透かしからのボディのように聞いてくる結末で、残すと言うこ...

男が女を主人公にするのはリスクがある。 勝手にそう思っているし、これを読んでもまだそう思う。 女の幸せに子と言うのがどれだけ含まれるのか、そんな事をどんな事で測れるのは分からない。 気分としては3、4冊読んだ気分で、最後は肩透かしからのボディのように聞いてくる結末で、残すと言うことに関しては良くも悪くも残った作品。

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2025/11/18

ドラマで観てとても心に残ってたので永作博美さんと江口洋介さんを思い浮かべながら読んだ。 心がずんと重くなるというかもう一度読みたいとは思えないけれど、ドラマはまた観たいと思う。

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2024/10/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

32歳独身貴族女性の感想。 運命に思い馳せ過ぎ。人死に過ぎ。いい暮らししすぎ。 バリキャリという設定なのに残業してる風でもないし会社に固執してないしめちゃいい家住むし男への偏見もないし、どゆこと? 時代の違い?バブル? 結局全部読み切ったけど、、、なんとなく共感はできなかった。私もフィクションにしたらこんな感じの人生になるのかな。 とりあえず広い部屋に住みたくなったので不動産屋行ってくる。

Posted byブクログ

2024/08/19

この方の本を読むのは初めて。 近所のちょっとおしゃれな本屋でおすすめされていて、手に取った。 女性という性別を神聖視・特別視しすぎでは?としらけつつ、起承転結に富んだドラマを毎週それなりに楽しみに見るような気持ちで読み終えた。 たしかに私も妊娠出産を通じて、「いのちとは、ただ...

この方の本を読むのは初めて。 近所のちょっとおしゃれな本屋でおすすめされていて、手に取った。 女性という性別を神聖視・特別視しすぎでは?としらけつつ、起承転結に富んだドラマを毎週それなりに楽しみに見るような気持ちで読み終えた。 たしかに私も妊娠出産を通じて、「いのちとは、ただただ連綿と紡いでいくものなのだ。私も、私の先祖たちが連なる長い長い人間の営みの歴史を構成する1人に過ぎないのだ。」と、雄大な時間に思いを馳せたりした。 ただ、本作の描かれ方はちょっと綺麗事すぎる感じで、当事者の女性としては、もっともっと生々しくて苦しくてどうにも割り切れないどろどろした部分だってあるんだけど、男性からはそう見えるでしょうね、としらけてしまった。 (これは単に私の好みの問題だとはわかっている。) 選ばなかった未来などない、というフレーズは印象的だった。

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2023/09/24

30代という妙齢の女性の10年を通して、女性の幸福とは何か?を考えさせられる。 結婚・未婚の区別ではなく、出産・未出産の区別が幸・不幸を分けるとの仮説には共感できなかった。 幾度となく「運命」という言葉が出てくるが、この物語では感傷的な思い込みによって語られている印象が強く、...

30代という妙齢の女性の10年を通して、女性の幸福とは何か?を考えさせられる。 結婚・未婚の区別ではなく、出産・未出産の区別が幸・不幸を分けるとの仮説には共感できなかった。 幾度となく「運命」という言葉が出てくるが、この物語では感傷的な思い込みによって語られている印象が強く、自分の意思によらない一種の割り切りにも見えて、冷めてしまった。

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