1,800円以上の注文で送料無料

少しだけ欠けた月 の商品レビュー

3.5

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    17

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2010/10/25

静かな、静かな、ひとりぼっちの月。ぼくたちは明日から、もう家族じゃない。澄んだ光に満ちた秋が、かけがえのない時間を連れてくるものがたりの歳時記―「秋」の巻、12編(「BOOK」データベースより) オニババと三人の盗賊 サンマの煙 風速四十米 ヨコヅナ大ちゃん 少しだけ...

静かな、静かな、ひとりぼっちの月。ぼくたちは明日から、もう家族じゃない。澄んだ光に満ちた秋が、かけがえのない時間を連れてくるものがたりの歳時記―「秋」の巻、12編(「BOOK」データベースより) オニババと三人の盗賊 サンマの煙 風速四十米 ヨコヅナ大ちゃん 少しだけ欠けた月 キンモクセイ よーい、どん! ウイニングボール おばあちゃんのギンナン 秘密基地に午後七時 水飲み鳥、はばたく。 田中さんの休日 の秋のお話12編。 今回はぶわーっと泣けるお話はゼロ。 ちょっとしんみりして、人恋しくなるお話が多かったかな。 ものすごく心に残る話はなかったけれど、もう友達なんかいらないという、転校生活が長い少女の決心から始まる「サンマの煙」と、おとこのひとっていつまでも少年のままなんだよねと思った「秘密基地に午後七時」のラストがちょっと好みでした。

Posted byブクログ

2011/01/09

短編集「秋」の巻、12作。すべての作品が、結論はあるんだけどその先は想像にお任せしますの形をとっています。子どもに焦点が当たる作品と、3・40代の大人のこれからの不安がテーマになったものが多いですね。「オニババと三人の盗賊」「サンマの煙」「少しだけ欠けた月」「風速四十米」「ウイニ...

短編集「秋」の巻、12作。すべての作品が、結論はあるんだけどその先は想像にお任せしますの形をとっています。子どもに焦点が当たる作品と、3・40代の大人のこれからの不安がテーマになったものが多いですね。「オニババと三人の盗賊」「サンマの煙」「少しだけ欠けた月」「風速四十米」「ウイニングボール」「おばあちゃんのギンナン」「秘密基地に午後七時」など。

Posted byブクログ

2010/07/18

オニババと三人の盗賊 サンマの煙 風速四十米 ヨコヅナ大ちゃん 少しだけ欠けた月 キンモクセイ よーい、どん! ウィニングボール おばあちゃんのギンナン 秘密基地に午後七時 水飲み鳥、はばたく。 田中さんの休日 重松さんと私が同年代ということもあるのだろうけれど 重松さんの...

オニババと三人の盗賊 サンマの煙 風速四十米 ヨコヅナ大ちゃん 少しだけ欠けた月 キンモクセイ よーい、どん! ウィニングボール おばあちゃんのギンナン 秘密基地に午後七時 水飲み鳥、はばたく。 田中さんの休日 重松さんと私が同年代ということもあるのだろうけれど 重松さんの書くものには時々ものすごく懐かしくその時代を 一瞬のうちに思い出させるものが出てくることがある。 今回は水飲み鳥。 なんとなく昭和の風情を思い出します。 一番好きだったのは「オニババと三人の盗賊」 さびれた文房具店の店番であるオニババと小学生三人の ちょっと人情味あふれるお話。 季節的には秋のほうが物悲しい感じがするけれど 夏のミシシッピの方が切ない話が多かったような気がする。

Posted byブクログ

2010/02/28

2008年春から、3ヶ月毎に季節の始めに刊行されている季節風シリーズ第3作目。何気ない日常の一コマを切り取った感じの重松清さんの作風って良いなあ。読んでいて癒されます。 (2008年10月読了)

Posted byブクログ

2011/09/10

■重松清さんの全作品を感想文にしてブログで挑戦中です。 重松清ファン必見! http://wwjdkan01.blog68.fc2.com/

Posted byブクログ

2009/10/04

「オニババと三人の盗賊」こういうタイトルのセンス好き! どこか憎みきれない 人間ってやっぱり関わらないと分からないよなぁ 「横綱大ちゃん」どこかかわいらしいな 主張も分かるんだけど 家族の形って難しい!

Posted byブクログ

2009/10/07

定番重松節。内容・展開がわかっていても、読んでいないと借りてしまう。不思議な魅力。この本も老いた親など、私の身近な話が満載。考えたくない、でも、正視しなきゃいけない、そんなことたくさんあるんだよね。

Posted byブクログ

2009/10/04

季節が「秋」のせいか、いつもよりはちょっぴり切ないお話が多かったような気がします。「年老いた親」をテーマにした話も多く、他人事とは思えないところもより切なさに拍車をかけたのかもしれません。ホント、他人事じゃないよなぁ…

Posted byブクログ

2009/10/04

貸し出し期間が過ぎたし、延長するのも面倒だったので途中で返した。 表紙が綺麗だし、重松さんだし。ということで借りてみた一冊。 引越しのお話しが好き。

Posted byブクログ

2009/10/04

「サンマの煙」 転校先で友達ができるか不安がっている娘に自分の小さい時も同じだったと話す母親の物語。 友達ってやっぱりいた方がいいよね。 「少しだけ欠けた月」 両親が離婚することになり最後の夕食をとることになったアキラ。 3人での時間が終わって欲しくなくてついつい時間を引き延ば...

「サンマの煙」 転校先で友達ができるか不安がっている娘に自分の小さい時も同じだったと話す母親の物語。 友達ってやっぱりいた方がいいよね。 「少しだけ欠けた月」 両親が離婚することになり最後の夕食をとることになったアキラ。 3人での時間が終わって欲しくなくてついつい時間を引き延ばそうとする。 読み終わった後にアキラの気持ちが伝わってきて思わず涙した。

Posted byブクログ