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少しだけ欠けた月 の商品レビュー

3.5

36件のお客様レビュー

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2012/10/07

短編集。 やっと涼しくなり、衣替えの季節になったので、 春夏秋冬シリーズの秋編から借りてみた。 大きく物語が動く話もあり、 かといって現実がそれまでと変わらない話もあり、 でもやっぱり彼の本はいろいろ考えさせられます。 家で夜、暖かい飲み物を飲みながら、ゆっくりゆっくり読み進...

短編集。 やっと涼しくなり、衣替えの季節になったので、 春夏秋冬シリーズの秋編から借りてみた。 大きく物語が動く話もあり、 かといって現実がそれまでと変わらない話もあり、 でもやっぱり彼の本はいろいろ考えさせられます。 家で夜、暖かい飲み物を飲みながら、ゆっくりゆっくり読み進めたい本です。

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2012/05/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

秋にちなんだ12編。同窓生と友だちの壁、昔の思い出と今の状況、言えない・聞けない言葉などなど。同じような感性に安心して肯きながら、取り戻すことのできない寂しさの中にもどこか希望を感じることができた。 12-63

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2012/05/19

短編集ですが、主人公が だいたい同年代で、 直面していることも 感じていることも だいたい 同じようなことなので、 かなり 入り込んで読んでしまいます。

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2011/10/16

季節風シリーズ秋編。人生の秋、『中年のオジサン』が登場する短編が多かった気がします。個人的には『おばあちゃんのギンナン』と『水飲み鳥、はばたく』がぐっと来ました。

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2011/09/02

子供の頃の思い出がよぎる短編ばかり。 「風速四十米」小さいとき台風が来ると窓が飛ばないように、壁が落ちないように雨に打たれながらお袋が補強していた。家が飛ばされるようで本当に怖かった思い出がある。小生の大好きな裕次郎のこの歌を物語のお父さんが昔、台風のときに子供たちを安心させる為...

子供の頃の思い出がよぎる短編ばかり。 「風速四十米」小さいとき台風が来ると窓が飛ばないように、壁が落ちないように雨に打たれながらお袋が補強していた。家が飛ばされるようで本当に怖かった思い出がある。小生の大好きな裕次郎のこの歌を物語のお父さんが昔、台風のときに子供たちを安心させる為に歌っていたのだろう。 どの短編もさすが重松清というものばかりだ。

Posted byブクログ

2011/09/02

秋を舞台にした短編集。 これといって印象に残ってる作品が無いw さらさらと読みやすさはさすがなのですが、ずしんと心に残るようなものは無かったように思います。

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2011/08/12

どのおはなしも、完結というかたちでおはなしを終えていない。まだ先があるから。まだまだ続くんだ、とおもった。 ウイニングボールのツルちゃんに自分を重ねてしまったね。ツルちゃんは一歩を踏み出したけど、はたしてあたしはどうなんだろか。

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2011/01/23

「カッコいいっていうのは、自分で自分が好きになる瞬間のことだ。他人の前に、まずは自分だ。他人の目を気にしてやせたいなんて言っているうちはダメだ。ダイエットなんてうまくいくわけないし、へたすりゃ病気になっちまうだけだぞ」(「ヨコヅナ大ちゃん」より) 秋、なんと人が現在進行では、ほ...

「カッコいいっていうのは、自分で自分が好きになる瞬間のことだ。他人の前に、まずは自分だ。他人の目を気にしてやせたいなんて言っているうちはダメだ。ダイエットなんてうまくいくわけないし、へたすりゃ病気になっちまうだけだぞ」(「ヨコヅナ大ちゃん」より) 秋、なんと人が現在進行では、ほとんど死なない物語ばかりで、 切なくて、悲しいところもあるんだけど、それでも読後は爽やかで気持ちが良かったのだ。 表題作は、離婚前夜の家族の話。 悲しい、切ないのだけれど、それでも明日はやってくるのだ、家族は終わってしまうけれど、未来は明るいかもしれない、みたいな優しいまとまりかたをしていて、これだこれ!まさに重松清の物語だ!! と嬉しくなる。 やっぱり、この人の短編は凄い、好き。 また、ちょっとずつ読んでいこう。 これでひとまず季節風シリーズはおしまい。 物凄く素晴らしいシリーズだった。どれも大好きでした。 【1/21読了・初読・市立図書館】

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2011/01/17

■やっぱり、読み切ってみると、四季の順番でーよみたかったな、と思う。。 秋は、切なめのが多いかなぁ。夏の終わりの花火とか、台風とか、さんま、銀杏の秋の味覚とか、月とか、その辺? 「オニババと3人の盗賊」、「ヨコズナ大ちゃん」、「ウィニングボール」とか、子供が出て来るの、久々な感じ...

■やっぱり、読み切ってみると、四季の順番でーよみたかったな、と思う。。 秋は、切なめのが多いかなぁ。夏の終わりの花火とか、台風とか、さんま、銀杏の秋の味覚とか、月とか、その辺? 「オニババと3人の盗賊」、「ヨコズナ大ちゃん」、「ウィニングボール」とか、子供が出て来るの、久々な感じで良かったな。この3つ好き、大ちゃんの話でおじいちゃん、おばあちゃんが「なんでお腹が空いちゃうの?」に「明日、がんばるため」とか「今日より元気で幸せにするため」とか「カッコいいっていうのは、自分で自分が好きになる瞬間のことだ」とか、いい言葉が多かった。 それ以外は切ないお父さんとか、家族のこと思っているのにうまく表現できないお父さんがおおくて、家族感は、「おばあちゃんのギンナン」が好き。親戚付き合いはめんどくさいけど、優しいお兄ちゃん、やっぱり1番娘のことみてて、思いやってくれるお母さん、寡黙だけど、やさしいお父さん。 大人の秘密基地もなんかいいよねw 四季通して、近いとこにの話だから(住所とか名前にてた)繋がってたらちょっろ楽しいのにな、と思ったけど実は繋がってらりしたのかな?

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2010/11/07

否定しない強さ を感じた一冊 ぎんなんで感じました 結末ははっきり書いていないけど きっとこうなったらいいな、という キラキラした想いを感じさせてくれた

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