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その日のまえに の商品レビュー

4.3

674件のお客様レビュー

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2010/07/11

余命宣告を受けた後、「その日」に向けて、子供たちの将来のことなどを考えたり、かつて結婚当時に暮らした街を訪ねたり、残り少ない日々を工夫しながら送る日常があまりにリアルで胸が痛みました。 何度も何度も本を閉じて泣きました。

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2010/06/21

いろいろな形で存在している家族における『死』 自分にとって『死』は全く身近なものではない。 未だに実感したことがない。 祖父母も元気だし、ペットもまだ生きてる。 現実味がないながらも、この本を読むといろいろと考えさせられる。 もしも自分が死んだら残された家族はどうなるのか...

いろいろな形で存在している家族における『死』 自分にとって『死』は全く身近なものではない。 未だに実感したことがない。 祖父母も元気だし、ペットもまだ生きてる。 現実味がないながらも、この本を読むといろいろと考えさせられる。 もしも自分が死んだら残された家族はどうなるのか。 余命を知らされた後の自分の生き方は。 家族が死んだら自分はどうするのか。。。。 答えは出ないと思うけど、心構えみたいなものが漠然と出来た。 多分時間がたてば読了後のこの気持ちも忘れるだろうけど、「その時」に なったら漠然と思い出すのだと思う。 「日常」を噛みしめて生きる必要がありそう。

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2010/06/12

「その日」 それは誰にでも必ず訪れるもの。 でも、実際に近づいてくるまで自分とは関係ないと思ってしまいがちかもしれない。 自分や大切な人の「その日」が見えてしまったとき、自分はどうするだろう。そんなことばかり考えてしまった。 「その日」の前後の本人や周りの人の気持ち、考え、後悔…...

「その日」 それは誰にでも必ず訪れるもの。 でも、実際に近づいてくるまで自分とは関係ないと思ってしまいがちかもしれない。 自分や大切な人の「その日」が見えてしまったとき、自分はどうするだろう。そんなことばかり考えてしまった。 「その日」の前後の本人や周りの人の気持ち、考え、後悔…。 色々なものを垣間見ることができた。 辛いことの後、前を見るのは難しいし辛い。 それでも、前を見なければならない。そう感じられる本だった。

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2010/06/09

泣けた~。 自分と同世代の人たちが死んでいく話・・・ 身につまされるものがありました。 特に最後のその日・・・のところは感情移入してしまいました。 今思い出しても涙がでそうです。

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2010/06/01

5月31日読了。癌で余命わずかとなった妻と迎える「その日」のまえ、「その日」、「その日」のあとと、それぞれに生きる周囲の人たち。・・・言っちゃあなんだが辛気臭い話だ。「つらい現在から、今考えれば美しかった過去を省みて涙を流す」みたいなお話の構造の繰り返しなんだよな・・・お話のテー...

5月31日読了。癌で余命わずかとなった妻と迎える「その日」のまえ、「その日」、「その日」のあとと、それぞれに生きる周囲の人たち。・・・言っちゃあなんだが辛気臭い話だ。「つらい現在から、今考えれば美しかった過去を省みて涙を流す」みたいなお話の構造の繰り返しなんだよな・・・お話のテーマから仕方がないのだが。癌をテーマにした短編たちが最後に交錯しあう展開はなかなか読ませるし、ラストに「その日のあと」を置いていることで救われてはいるが。私にはイマイチだった。

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2010/05/16

身近なヒトの死について考えさせられる作品でした。 自分がガンを宣告されたら、逃げ出したり投げやりにならず 最後の日まで戦えるだろうか? そして残された家族に、何かひとつでもしてあげられる事は ないだろうか?

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2010/05/09

余命をあるいは病気を宣告されてからの日々と、『その日』の後に残された人々が書かれてます 短編で、子供~大人・男女いろいろな立場での物語になってますが、最後にちょっとしたつながりがあります 本人の無念さや残される家族を憂う気持ちもさることながら、家族や友人も葛藤したり悔い...

余命をあるいは病気を宣告されてからの日々と、『その日』の後に残された人々が書かれてます 短編で、子供~大人・男女いろいろな立場での物語になってますが、最後にちょっとしたつながりがあります 本人の無念さや残される家族を憂う気持ちもさることながら、家族や友人も葛藤したり悔いを残しながら懸命な姿にじぃ~んときます やがてくる親の『その日』についてちょっと考えました この世に心残りないよう送り出したいと思います

Posted byブクログ

2010/05/04

生きることと死ぬことについて、じっくり考えてしまう一冊。 家族とか、恋人とか、友だちとか。 大切な人との別れを受け入れるには時間がかかりますね。

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2010/05/03

重松清さんを初めて読んだ作品。「その日」=「死」を前にした人たちの物語。 これはアホみたいに泣ける。 もう嗚咽、ウエンツです。 電車で読んでいて途中下車しそうになりました。泣きたい人におススメの一冊です。この本をきっかけに重松さんの作品をたくさん読むようになりました。 で、...

重松清さんを初めて読んだ作品。「その日」=「死」を前にした人たちの物語。 これはアホみたいに泣ける。 もう嗚咽、ウエンツです。 電車で読んでいて途中下車しそうになりました。泣きたい人におススメの一冊です。この本をきっかけに重松さんの作品をたくさん読むようになりました。 で、映画化もされていたので、そちらも拝見しましたが・・・ 本のがいいね。間違いない。

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2010/04/27

久しぶりに重松氏の本を手に取った。普段縁遠いものと思いながらもすぐ側にいる 死 というものをテーマにした短編集。不摂生だったわけでもない、悪い事をしたわけでもない普通の人が突然迎える死という理不尽さが、いつ自分に起こることかもしれないと感じさせた。自分がその日を迎える時にどんなこ...

久しぶりに重松氏の本を手に取った。普段縁遠いものと思いながらもすぐ側にいる 死 というものをテーマにした短編集。不摂生だったわけでもない、悪い事をしたわけでもない普通の人が突然迎える死という理不尽さが、いつ自分に起こることかもしれないと感じさせた。自分がその日を迎える時にどんなことを思うのか。。。最低限悔いのないよう日々を過ごしていきたいと思った。

Posted byブクログ