乙女なげやり の商品レビュー
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『人生激場』で学んだはずだったのに! またしても通勤途中に電車のなかで広げてしまって(読み切れるペースと、朝の低調さを吹き飛ばす軽さがいいのでつい・・・)、後悔しきり。 笑いを堪えるのに必死で顔の筋肉がおかしなことに。 とくに三浦・母さまがキャスターつきの椅子にのってすっころび骨折してしまったくだりなんて笑わずにいられるかという! しゃべり方が市原悦子って。 かと気を緩めていたら、文学論なんかがふっと飛び出してくる。 半径何メートルかで発生する事柄をお腹がよじれるほどのオモロ事件やふむふむと妙に説得力のもつ話にしてしまう、彼女の鋭い観察眼と描写が好きだ。 つぎの『夢のような幸福』こそ、電車じゃなくてトイレで読もう。
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ああ、おもしろい。 小説とはまたちがった魅力がこの人にはある。 オタクぶり、妄想狂ぶりがとてもおかしい。友達にはなれないかもしれないけど、妄想をずっとつづけてほしい。
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やっとおもしろいエッセイに出会えた!! 心が疲れた時は馬鹿なこと(失礼)をダラダラ喋るエッセイに限る。 三浦しをん氏の著作は3冊ぐらいしか読んでないけど、小説とエッセイとは別人かってぐらい印象が違う。けどエッセイのしをん氏のほうが好きだ。 是非、私も少女マンガ談義に加えてほしい。 オタク話の他にも、いろいろと共感する分析の視点もある。 弟とジロウ君とのその後も非常に気になる(笑 早速、他のエッセイも買占めに行きます。
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「抱腹絶倒エッセイ」が読みたくて買った1冊。 数ある三浦しをん本の中からこれを選んだのは・・・ 今の私にピッタリすぎるくらいのこのタイトル(爆) これを皮切りにしをんエッセイを着々と買い揃えております。 私の2011年ベストエッセイになると思われます。 (まだ4月だけど)
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なんていうか一言でいうとしをんさんの爆笑妄想オタクエッセイーーというところでしょうか? オタクなんていうとご本人は不本意にお思いになるかもしれないが ガンダムネタで大笑いでき、漫画にめっぽう詳しい彼女は十分その世界に足を突っ込んでいる と言っても過言ではないと思う。 かといってジ...
なんていうか一言でいうとしをんさんの爆笑妄想オタクエッセイーーというところでしょうか? オタクなんていうとご本人は不本意にお思いになるかもしれないが ガンダムネタで大笑いでき、漫画にめっぽう詳しい彼女は十分その世界に足を突っ込んでいる と言っても過言ではないと思う。 かといってジメジメ感が全くなくて彼女の好きなことに対する妄想はとどまる所を知らずひたすら暴走しまくり それが膨らみすぎて読者は思わず爆笑してしまう爽快さがあるのだなァ。 哀川翔を崇拝し兄ィと呼び、白い巨塔の財前教授に入れ込みドラマ評にもかなりのマニアぶりを発揮している。 私にも思わず最終回の感動が蘇ってきましたよ(/_<) また文楽や歌舞伎など私には不案内なジャンルの話題もあるのだが 発想がぶっ飛びすぎていてイヤミがない。私もにわか知識をつけて彼女と盛り上がりたいとさえ思うほどだ。 彼女の周りにいれば笑に事欠かないだろうな~こんな人が側にいたら楽しそう♪ そしてまた彼女の家族がそれぞれ面白くて漫才のような掛け合いが笑える。 それにしてもジャニーズ系のアイドルはあまり背が高くない人が多いのはなぜかという疑問に対する答えに 妙に納得してしまった私。 そうそう、彼女のエッセイを読んでいろいろ読みたい本が出来てしまったし、 山岸涼子の『アラベスク』は1巻しか読んでないことも思い出した!!いかん!続きを探さないと! このような感じで遊びを含んだとっても実りが多い本でしたわ~(^O^)/
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ほんとにオタクな人だなぁ~(笑) 共感出来るハマリ事項はヴィゴ(・モーテンセン)だけなので分からない話題が多かったけど、熱意は熱すぎるほど伝わってきました! 同じものにハマったら、これほど語り合える人もいないだろうなぁ。ぜひとも語り合いたい、ヴィゴ・モーテンセン。 でもこれ読んで...
ほんとにオタクな人だなぁ~(笑) 共感出来るハマリ事項はヴィゴ(・モーテンセン)だけなので分からない話題が多かったけど、熱意は熱すぎるほど伝わってきました! 同じものにハマったら、これほど語り合える人もいないだろうなぁ。ぜひとも語り合いたい、ヴィゴ・モーテンセン。 でもこれ読んで共感してしまうってことは私も「乙女なげやり」なのかな。(苦笑)
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大好きな1冊なので定期的に手にするが、ブックカバーをせずに電車で読むなと男性の友人に言われた。 確かに。
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厳密には小説ではなく(というか厳密も何も、確実に小説ではない)エッセイなわけですが。 おなかが痛くて、涙がにじんで文字が霞み、ページをめくって文字を追ってもまださっきの笑いの余韻で口元が震え、最終的には思い出し笑いを公共の場でしてしまう。一言で言うと、とてつもなく面白いエッセイで...
厳密には小説ではなく(というか厳密も何も、確実に小説ではない)エッセイなわけですが。 おなかが痛くて、涙がにじんで文字が霞み、ページをめくって文字を追ってもまださっきの笑いの余韻で口元が震え、最終的には思い出し笑いを公共の場でしてしまう。一言で言うと、とてつもなく面白いエッセイでした。 ああ、面白かったがお腹が痛くて辛かったぞ。 漫画「アラベスク」の回が大好きでした。 三浦しをんとは仲良くなれそうな気がする!と思っている女性読者が何人いるかな……。私も、その内のひとりですが。
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数ヵ月、二階のトイレに置きっぱでやっと今朝、その任務を解かれた!アタマ使わず読めるし、たまに共感できるし。適材適所な采配、我ながら。
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つい、にやりとしてしまう。 オタクな女子の心情や、ちょっとした日常のことなど、「わかる」場面が多い。
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