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チャイルド44(下) の商品レビュー

4

192件のお客様レビュー

  1. 5つ

    50

  2. 4つ

    82

  3. 3つ

    48

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

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2016/01/24

次々と逮捕されては処刑されていく無実の容疑者たちと、「ない」はずの犯罪を追求するがゆえに追い込まれていくレオとライーサ。映画では割と流されていたようなくだりがしっかり描かれていたので、心理的な緊迫感は大きい。そしてレオに隠されていた秘密の衝撃度と言ったら!映画がイマイチだったと言...

次々と逮捕されては処刑されていく無実の容疑者たちと、「ない」はずの犯罪を追求するがゆえに追い込まれていくレオとライーサ。映画では割と流されていたようなくだりがしっかり描かれていたので、心理的な緊迫感は大きい。そしてレオに隠されていた秘密の衝撃度と言ったら!映画がイマイチだったと言われるのもわかるし、後追いであっても読んでよかった。

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2016/01/22

いや〜面白かった。 上巻では、スタートの暗いそして陰惨な場面に、読み進めなかった私だが、再度読み出してからは、テンポアップ。 読まずにはいられないくらいに加速して、下巻はあっという間に最後の衝撃の場面に。 続編是非読んでみたい。

Posted byブクログ

2016/01/13

おもしろかった。 上巻の感想でも書きましたが、 とにかく、読むことを強いられるように、 先を読み進めさせられました。 ちょっと、都合よく物語が進みすぎているところもありましたが、最後はスッキリした感じでよかったです。 続編もあるみたいですが、どうしようか 迷うところです。

Posted byブクログ

2015/12/16

上巻はなかなか話が進まず犯人像も見えずといった状態だったが、下巻から一気にヒートアップ。真犯人も犯行理由も粗っぽいが、追われるものの緊迫感がいい感じにちりばめられていて一気に読めた。

Posted byブクログ

2015/11/23

話の本筋にいくまでが長いこと長いこと。ソ連の暗鬱とした雰囲気や、そこに生きる人々の息苦しい生活を批判的な目でリアルに書き出しているのはすごいと思ったけれど、本筋の子供の連続殺人事件にはなかなか触れないし、ただの脱出劇みたいなところも多くあるしで、一体なんなのか?と思うところが多々...

話の本筋にいくまでが長いこと長いこと。ソ連の暗鬱とした雰囲気や、そこに生きる人々の息苦しい生活を批判的な目でリアルに書き出しているのはすごいと思ったけれど、本筋の子供の連続殺人事件にはなかなか触れないし、ただの脱出劇みたいなところも多くあるしで、一体なんなのか?と思うところが多々あった。 話は進まないけれど、訳者さんがすごいのか、さくさく読めたのは事実。

Posted byブクログ

2015/11/09

アンドレイの動機付けをほぼ終盤のレオとの対峙の時に「話す」と言う下りをもう少し「殺人犯」の妄執として作中に散りばめられていたらなぁ、と思わないでもない。実在の連続殺人犯チカチーロをモデルにしてる事は読む前から解っていたが、アンドレイの殺戮に対する動機を「心の壊れた人」のした事に頼...

アンドレイの動機付けをほぼ終盤のレオとの対峙の時に「話す」と言う下りをもう少し「殺人犯」の妄執として作中に散りばめられていたらなぁ、と思わないでもない。実在の連続殺人犯チカチーロをモデルにしてる事は読む前から解っていたが、アンドレイの殺戮に対する動機を「心の壊れた人」のした事に頼っている印象もあった。レオとライーサが仮面夫婦から同志になり、そこから互いに改めて恋をするその二人の関係性の変遷の方がとても読み応えがあった。

Posted byブクログ

2015/11/04

下巻に入り、途中で中だるんだ。 どうもこの作家さんは短く物語を纏められないひとらしい。 それでも、まあ楽しめたと思う。 列車から脱出を図るシーンなど、ちょっとドキドキもして読める。 映画になっても面白いシーンになるかもしれない。 最後、夫婦関係の再生と償いのための行動に出ると...

下巻に入り、途中で中だるんだ。 どうもこの作家さんは短く物語を纏められないひとらしい。 それでも、まあ楽しめたと思う。 列車から脱出を図るシーンなど、ちょっとドキドキもして読める。 映画になっても面白いシーンになるかもしれない。 最後、夫婦関係の再生と償いのための行動に出るところが、いかにも続編を見越してという感じがしないでもないが良い終わり方だった。 これ位無いと、子供は沢山死んでいるし、犯人はだし、いいところが無くなってしまう。 ただひとつ気になるのはアンドレイの娘ナージャのその後だ。 続編を読むかどうかは少し考える。

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2015/10/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

連続殺人事件の捜査が始まると期待していたレオは、ネステロ人民警察署長の同性愛者摘発事件に巻き込まれ、150人も逮捕者を出すことになり、殺人事件の捜査から外れていくことに、焦りを覚える。それでも、レオはネステロ署長と協力関係を築き、ついに44人の子どもが失踪している事実を掴み、妻ライーサと共に、真犯人を捜し始める。真犯人の殺害動機やレオとライーサの夫婦関係さらにはワシーリー・ニキーチン捜査官との確執まで、後半一気に解決していく展開は見事である。また、「上巻」に掛かった読書時間の長さに比較して、「下巻」はまさに一気読みといえるほど、面白かった。

Posted byブクログ

2015/10/10

おもしろかった。最後ちょっとだけしゃーっと流れた気がするので★×4.5。 点と点がつながるストーリ展開はお見事。

Posted byブクログ

2015/10/05

読みやすく、はらはらととても楽しんだ。主人公と犯人の関係は、もっとわかりやすいメッセージが残されていたならともかく、偶然がすぎるかなと思うし、あそこまでした主人公があっさり許されるのもどうだろうとか、思うところはある。ただそれを打ち消す迫力とか、勢いのある舞台設定だった。国家の妨...

読みやすく、はらはらととても楽しんだ。主人公と犯人の関係は、もっとわかりやすいメッセージが残されていたならともかく、偶然がすぎるかなと思うし、あそこまでした主人公があっさり許されるのもどうだろうとか、思うところはある。ただそれを打ち消す迫力とか、勢いのある舞台設定だった。国家の妨害がなければすぐに解決した事件だし、ミステリーというよりはサスペンスの良さがある気がする。

Posted byブクログ