サンクコスト時間術 の商品レビュー

斎藤広達【著】

2009/10/04

過ぎ去った時間に拘泥していてはダメ
使える時間は　今　と　未来しかない

過去に捕らわれず　とらわれるくらいならばっさりと切り
今と　先を考えましょうという主旨

その今と　未来を考える手法として
S・TiBA　エスティーバ
　S Situation 状況判断
　Time Left 残り時間
　Beat Answer 最善の答え
　Action アクション
というモノが書かれていた

提案型コンサルタントらしい考えだなっと思った
つまり　問題解決　改善の提案が欲しいと思っている人に
使える手法である　

過去に引きずられ　現状のままでは
結果が見えている　そんな時間枠の時　の打開策に有用であると感じた。

2009/10/04

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限られた時間で最高の成果を上げるための
サンクコスト時間術
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1　Situation
今の自分が置かれている状況を瞬時に判断する
-ゴール意識
-逆算式情報収集
-シナリオ構成
2 Time Left
残された時間内で結果を出すことがもっとも重要なルール
-時間を量として意識
-残り時間は分割して考える
-自分の作業時間を把握する
3 Best Answer
正解ではなく、最善の答え
-オプション比較によって導く
4 Action
方針さえ決めたら、後は動くこと。PDCAを回す
-視覚化、成功のイメージを構築
-集中のリリースキー(引き金)
-成功の儀式(同じ内容)

◆

TIPS
・工数管理と時間確保型スケジュール
-自分の仕事処理能力を把握
-googleカレンダーの10分前アラートを自分の秘書として
・おいしい時間活用法
-集中力を伴った初動のoutputは高い
-煮詰まったらちがうことをして、頭をリスタート
-とにかく５分走れ
・使った時間は発酵する
\"それまで以上に時間を投入し、大量の情報を体にインプットして、待つ。
脳の中で投下した時間と情報が発酵して、アイディアに進化するのを期待する\"

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コンサルやってた人が書いた本。
時間管理の考え方としてはかなり近かったなぁ。
まだまだ自分も工数管理が甘いなと思うときもあるので、戒めに。
最近はタイマーともお友達です。
これまた継続的に実行できるかどうかが鍵だ。
【15分で作成】

2009/10/04

エッセンスは過去や失敗に目を向けるのではなく、未来に向けて
アクションを起こすことをゴールをした発想。その中で、具体的な思考のフレームワークとして、
S-TiBA発想を提示されている。Situation（状況確認）、Time Left(残り時間)、Best Answer（最良の答え）、
Action（実行）の頭文字の4つ。中身としては従来の時間管理に比べて特段ユニークというわけでは
ないものの、S-TiBAという暗記しやすい/わかりやすい切り口は非常に有効だと思う。
著者はコンサルタント出身であるが、本書では説明や例えも非常に分かりやすい。
PHPビジネス新書は内容が小難しくならない程度にまとまっているので、すき間時間にはちょうど良い本

2009/10/04

原価計算の意思決定に通ずるものがあるので、すっと理解することができた。
後ろを振り返る間にできることがある。

2009/10/04

S-TiBA（エスティーバ）
−状況を判断し（Situation）、残り時間を計算し（Time left)最善の答え（Best answer）を出す。そして実行（Action）
・ゼロベース思考

2009/10/04

この作者は天才ではなくて、試行錯誤をしながら、ビジネススキルを理解し身につけていった人だと思った。
この考え方は、今後かなり役に立つように思った。