天使のナイフ の商品レビュー

薬丸岳【著】

2013/02/11

引き込まれる。読まずにはいられなくなる。
でも、内容が重いので考えさせられてしまう。
素晴らしい作品です。

2013/01/07

この著者の作品は、なんとなく余韻を残した感じが多くて好き。そして必ず善も悪も切なさが感じられる気がします。

2012/12/25

結構暗い話だけど普通におもしろかった。

作中ではいろいろな事件が起こっているのですが、それらが最後に一気に繋がりだしたときは爽快でした。

2012/12/12

中盤までの展開は面白い！
少年犯罪に焦点をあてた江戸川乱歩賞受賞作。
最後がよく分からなかった。

2012/11/26

誰が犯人たちを殺したのかと探っていくうちに、次から次へといろんな真相がわかってきて面白かったです～。
それに、少年法ということをテーマに書いてあって、
被害者の側から、加害者の側から的確に焦点をあててるところもすごいなー。と感心してしまいました～。
自分が少年法について言いたいころ、知りたいことがずばり書いてある！
この人はタダもんじゃないな～。

とっても実りある良い推理小説を読んだな～。って思わせてくれる一冊でした

2012/11/12

低年齢化する殺人事件。
自分の愛する人が、殺害されたら？
その犯人が少年であったら？

更生か贖罪か・・・

少年に妻を殺された男が探る事件の真実。
なぜ、彼女は殺されたのか？？

色々な立場からの意見が上手く混ざり
隔たることなく繰り広げられるのは
読むほうにも考えさせられるものがある。

2012/11/10

新しい作家の本を買う時、冠に頼るのは賛否だろうけど、7年前ぶっちぎりで江戸川乱歩賞だったという本作。

結果、アタリ。

いくつも張られた「伏線と気付かせながらその意味には気付かせない」伏線が、ひとつひとつわかる度にこの小説家を信頼してく、と。

個人的に少年犯罪については厳罰化派。

ひっくり返りはしないけど、この本を読む中で考えさせられる部分がいろいろあって、実はこの法制度へのすべての視点が盛り込まれていたことに、書き手の丁寧さと意志を感じた。

2012/10/17

犯罪は偶然には起こりえないのかもしれないが、連鎖的過ぎた感がある。
どれ位が適切ってことでもないけど。

過去の事件から現在へ、という傾向が江戸川乱歩賞のプロットなのか？

2012/10/09

読後感は、複雑です。少年犯罪の様々側面を、これでもかというぐらい普通のこれと言って特徴のない文章なのに伝えてきます。
目を背けさせてくれない苦しさと一緒に読み進めてください。
途中で、読むことをやめられない一冊です。

2012/10/07

生後五ヶ月の娘の目の前で惨殺された妻・祥子。夫・桧山貴志は耳を疑った。犯人は、十三歳の少年三人。四年後、犯人の少年の一人が殺され、桧山は疑惑の人となる。少年たちの事件後を追う桧山に付き付けられた、信じがたい真実、恐るべき過去――。