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「残業ゼロ」の人生力 の商品レビュー

3.5

50件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

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  3. 3つ

    20

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2012/09/26
  • ネタバレ

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日々の仕事への取り組み方に共感できる点はあるが、定年後のために早くリタイヤすることを優先してしまうのは、若干、「働く価値」を低くとらえすぎているような感じがした。

Posted byブクログ

2012/09/11

定年後にこそ本当の人生「本生」が待っていること、その「本生期」に向けて今から準備が必要なことを説いた本。仕事期はあくまで人生の一部でしかなく、人生トータルでの価値は本生期の充実度で決まる。確かにいま急に定年を迎えたら、自分は何をして過ごせばいいものやらと困ってしまいそう。残業なん...

定年後にこそ本当の人生「本生」が待っていること、その「本生期」に向けて今から準備が必要なことを説いた本。仕事期はあくまで人生の一部でしかなく、人生トータルでの価値は本生期の充実度で決まる。確かにいま急に定年を迎えたら、自分は何をして過ごせばいいものやらと困ってしまいそう。残業なんかしている場合ではないのかもしれない。 :::::::::::::::::::::::::: 【読書メモ】 ●会社の業績をほっぽらかして、自分個人のワークライフバランスだけを考える。そんな甘っちょろい物の考え方では、人生力は上がりません。ワークができてはじめて、ライフの話に移れるのであり、ワークが充実するからライフも充実する。逆ではないというのが、私の考えです。 ●勝ち組、負け組に分けるなら、それは仕事という狭い範囲ではなく、あくまで人生全体の勝ち組をめざさなければ意味がありません。くれぐれも、仕事は勝ち組だったけど、人生をトータルで見たら負け組だったという過ちを犯さないことです。仕事は人生の一部でしかない。 ●残業をゼロにして、本生に投資するための三時間を確保することができれば、人生の充実度-人生力は必ず高まります。 ●日本のビジネスマンの場合は、ワークライフバランスを考えるとき、まずは「ワークライフバランス」に配慮する必要があります。 ●成果をともなわない努力は無駄なのかといったら、それも違います。そのときは、なぜ成果が出なかったのかを考えに考えて、それを次の仕事に活かせばいいのです。そうやって倦まずたゆまず努力を続けていれば、いずれそれは必ず成果に結びつく。だから、努力は決して無駄にはならないのです。 ●私は、決算数字だけでなく、すべての会社が社員の平均残業時間、有給休暇消化率、社員の健康診断の結果、在籍中の死亡者数とその原因、及び社員の平均寿命といったデータを公表することを、国が義務化すればいいと思います。そうすれば、就職活動中の学生もそれを見ることができる。当然、からだを壊したり早死するような会社は学生も敬遠するでしょうから、会社も社員の働き方を考えざるを得なくなるというわけです。 ●有給完全取得の経済効果は11.8兆円。148万人の雇用創出が見込める。 ●競争社会がいいとか悪いとかではなく、競争社会であることを前提にして、これからの社会を生き抜く力を身につけさせる。それが、いま求められる教育なのだと思います。 ●いまの日本人に足りないのは、ちょっとやそっとのことではへこたれない野性味。そして、それは無菌状態の環境で純粋培養されたら絶対に育ちません。 ●子どもには上下関係を教えよ-日本人が、なかなか「自立した個」になれないのは、幼年期に上下関係を乗り越える経験をしていないことも、一つの原因のような気がします。-反抗期を乗り越えることで、精神的に親から独立し、一人前の人間になっていくというのが、人間の自然な成長過程なのではないでしょうか。ところが、最近は子どもに、あたかも友だちのように接する親が増えてきているようなのです。友だちというのは横の関係ですから、乗り越えるべき上下関係がそこにはありません。 ●まず「親子の会話」を増やすことから始める ●子育てを楽しめるのは反抗期まで-反抗期になったら親子のコミュニケーションは、ほぼ不可能と思っておいたほうがいいでしょう。つまり、それまでにどれだけの会話を交わせるかが、子育てにおいて何よりも大事なのです。 ●仕事の人脈というのは、こちらが選ぶのではなく、選んでもらうのが基本ですから、知り合いになりたいと思う人の、少しでも近くにいたほうがいいに決まっています。 ●夫婦同伴がオフ人脈につながる-一対一だとどうしても仕事の話になってしまいます。そこで、お互いが自分のパートナーを同伴し、二対二で会うのです。 ●ソフトランディング作戦で「荷降ろし現象」を防ぐ-それまで何十年も、あるのが当たり前だった仕事のストレスやプレッシャーが突然なくなると、その状態にからだが順応できず、精神状態が不安定になったり体調を崩したりしてしまうそうです。それまでやってきたことをいきなりすべてやめてしまうのではなく、時間をかけてゆっくり減らしていく必要があるのだそうです。

Posted byブクログ

2012/08/15

●プライベートの人脈を広げたいなら 自立した人間、大人の教養・話術をみにつけること ●残業をゼロにし、毎日3時間を「本生」の準備に投資する

Posted byブクログ

2012/07/15

フランスやドイツでは当たり前の残業をしない生活についての本. 日本人のサラリーマンに染み付いた「残業が当たり前」の感覚に疑問を投げかけている. 自分が上司になるまではなかなか実践できないかな.

Posted byブクログ

2012/05/07

人生を通しての幸せとは何か。 それを考えさせられる本です。 日本にありがちなのが、自分の仕事が早く終わったとしても、自分だけ先に帰りずらい雰囲気があるため、あらかじめ残業を前提に時間配分をするということです。 その結果、残業することが当たり前になって、 仕事以外の時間を削って...

人生を通しての幸せとは何か。 それを考えさせられる本です。 日本にありがちなのが、自分の仕事が早く終わったとしても、自分だけ先に帰りずらい雰囲気があるため、あらかじめ残業を前提に時間配分をするということです。 その結果、残業することが当たり前になって、 仕事以外の時間を削っていき、結果、会社にとっても不効率だし、自分の人生にとってもマイナスという現象がおきる。 ただ、はきちがえてはいけないのは、仕事をおろそかにして、早く帰ることが目的ではなく、いかに効率的に仕事を終わらせる努力をして、自分の時間をつくること。

Posted byブクログ

2011/11/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

■問題解決 ・骨はロジック、身はGNN  日本人はGNN(義理・人情・浪花節)で解決するが、  解決の骨子はロジックでないといけない  その隙間をGNNで埋めるとちょうど良い  著者の奥さんはフランス人でロジックを重視する国民性 ・大きな問題は小さくして対処する  問題が大きいと対処方法がわからない  小さく細分化することで、対処が具体的になり  すぐに行動することができるようになる ・優先順位は必要ない  優先順位に悩むのは時間がある証拠  一分一秒も惜しい状況なら自然と仕事の効率も良くなる  仕事の能力 = 能力 × 時間 × 効率 ・デッドライン  「これくらいならできる」ではなく、  「会社にとって正しい」期限を設定する  これは問題解決のすべてに通じる ■残業ゼロへの取り組み ・残業ゼロにするにはトップの決意が不可欠  残業がなければ仕事ができないという現場の抵抗は強い  何があろうと達成する決意がなければできない  最初はノー残業デーを設定し、それを増やしていった  「残業は正しいことだ」の固定観念が最大の敵  トリンプ香港にいた時はだれも残業していなかった ・「二度と残業したくない」と思わせる仕組みづくり ①違反があった部署に反省会を義務づける  再発防止の対策を自分達で考えてもらう ②残業したら連帯責任 ・TTP(徹底的にパクる) ノー残業デーは他の会社の取り組みをマネしたもの  いい案は徹底的に取り入れる ■速くて強いチームを作る ・社内ITはすべて自社開発  単純作業はすべてIT化  他社に依頼すると内部がブラックボックスになるため、  すべて自社で開発した  仕事はゲーム  成功するまであきらめない  リーダーがやると言ったら絶対にやる  社訓とは過去できていないことを書いたもの  変化の早い時代には適応できない  どんな環境にも、変化にも適応できる「野性味」が不可欠  何が会社にとって正しいのか、論理的に考え、素早く判断し、  勇気をもって決断し、責任を取る覚悟を持つ  そして、その判断が圧倒的に正しいこと

Posted byブクログ

2011/11/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

引退しても続く趣味や地域をベースにした人間関係、健康とお金など、当たり前だけど、豊かな人生を送る上で必要なことをあらためて考えさせられた。 「競争に耐えられる自立した人間に育て、社会に送り出すことこそが本当の愛情」、この言葉には同感である。親として子どもにしてあげられる一番大事なことだと自分も思う。

Posted byブクログ

2011/09/09

「残業ゼロの仕事力」とセットで購入していた。 こっちの方がおもしろかった。 人生を3つのフェーズに分けるなら、 1, 勉強中心の学生期 2, お金を稼ぐ仕事期 3, 自由に生きる本生期 ここでいう本生(ほんなま)とは、定年後の期間のことで一般的には余生と言われている。しかし...

「残業ゼロの仕事力」とセットで購入していた。 こっちの方がおもしろかった。 人生を3つのフェーズに分けるなら、 1, 勉強中心の学生期 2, お金を稼ぐ仕事期 3, 自由に生きる本生期 ここでいう本生(ほんなま)とは、定年後の期間のことで一般的には余生と言われている。しかし、ここにこそ本当の人生があるという意味を込めて、本生と呼ぶ。 一般的な考え方として、1と2が大事と思う人が多いと思う。(だから定年後の期間を余った人生 "余生"と呼んでいる!?) 、本当の人生の価値は3の本生期によって決まると著者は主張する。 自分の定年後のことを今から考えるなんて、ジジ臭い、と今までなら私は思っていた。しかし、こうやって人生を俯瞰して、どんな本生期を過ごしたいのかとイメージすることは大切だと思った。 本生期の活動は配偶者と一緒に行う事が基本になる、という主張にも説得力がある。そうなると、仕事期のうちから良いパートナーを見つけ、良い関係を築いていく事が大事になるのは当然の事。 私は、学生期をすでに終えて、仕事期が残り30年程残っている。 30年後に、疲れ果てて"余生”を過ごす人生なんて嫌だ。 仕事なんて所詮ゲーム。楽しんで勝ち逃げするのが一番です。 本生こそ、本当の人生。

Posted byブクログ

2011/06/26

残業ゼロの仕事術に続く著作。 定年後の本当の人生について語っています。 正直、自分の定年後のことなどあまり考えたことが無かったので とても参考になった。 60歳になって、はい残りの人生楽しんでくださいっていってもいきなりは 難しい。だからこそ、今のうちからそのとき...

残業ゼロの仕事術に続く著作。 定年後の本当の人生について語っています。 正直、自分の定年後のことなどあまり考えたことが無かったので とても参考になった。 60歳になって、はい残りの人生楽しんでくださいっていってもいきなりは 難しい。だからこそ、今のうちからそのときの準備をしておくというのが著者の考え方。 やはり人生を一緒に過ごすのは妻であり、家族であるからコミュニケーションはとても重要。 定年後の人生についてネガティブな考えを持っているのは日本人だけで、米国ではハッピーリタイヤメントと言って祝われるくらいだ。やはり文化の違いだ。 有給休暇もとことん使ったほうがよい。長期休暇どころじゃなくて、2週間以上休んでバカンスしなさいと。なかなか普通の事業会社ではできないかもしれない。 でも、無理ではない。 そして子育てにも時間をかけ、小さいうちからたくさんコミュニケーションの時間をとる有益性。 なんというか、いろいろあったけど、まずは早く帰って家族との時間を大切にし、 バカンスを考えたり、先のことも計画的に考えて生きたいと思いました。

Posted byブクログ

2011/03/02

老後の人生こそ最大の楽しみとしている点が合わない。 その老後のために残業は絶対にするな、という教えだが、 そもそもそんな最大の楽しみの時間を、 若い時からする方法を考えるべきでは。

Posted byブクログ