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空飛ぶタイヤ の商品レビュー

4.3

68件のお客様レビュー

  1. 5つ

    30

  2. 4つ

    26

  3. 3つ

    8

  4. 2つ

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2019/06/01

友達が絶賛していたので、読んでみた。上下巻に別れていても、読みやすく、そこそこ面白かったし、今回はまさにハッピーエンドで、長らく読み進めた甲斐があった。ただ、若干難しめの漢字が多く、気にしなきゃいいのに気になって辞書をひく、の繰り返しでなかなかに進まなかった。

Posted byブクログ

2013/12/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

面白いことは面白かった。でも、長いなあというのが実感です。どうしてもホープ自動車を某財閥系企業に読みかえてしまいます。

Posted byブクログ

2013/12/08

めっちゃ期待して読んだ。 まあ、おもしろいっちゃおもしろいけど、 期待していたほどでもなかった。俺には長めの小説はあまり向かないのかな? 下町ロケットや半沢シリーズの方が好きだな

Posted byブクログ

2013/11/01

今や、飛ぶ鳥を落とす勢いの池井戸潤氏の作品。下町ロケットと同様中小企業が大企業と対決する構図は変わらない。半沢直樹と同様、大が小に負けるというのは読んでいて気持ちがいいものだ。 そしてこの小説は実際の某自動車メーカーを思い起こさせてくれる。我が愛車もその某自動車メーカー製なのでホ...

今や、飛ぶ鳥を落とす勢いの池井戸潤氏の作品。下町ロケットと同様中小企業が大企業と対決する構図は変わらない。半沢直樹と同様、大が小に負けるというのは読んでいて気持ちがいいものだ。 そしてこの小説は実際の某自動車メーカーを思い起こさせてくれる。我が愛車もその某自動車メーカー製なのでホープ自動車と書いてあっても某自動車と読み替えてしまいそうになる。

Posted byブクログ

2013/10/16

企業の不正は何故行われるのか? 大手自動車会社、中小運送会社を基に描かれる企業群像。 非常に参考になりました。

Posted byブクログ

2017/12/17

おたくのタイヤは空でも飛ぶのか というセリフが印象的。三菱ふそうの事件懐かしい…以下に詳しい感想があります。 http://takeshi3017.chu.jp/file5/naiyou13003.html

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2013/08/28

今話題の池井戸作品を読みました。 この人の本、実は2作目です。 下町ロケットも読まず、ロスジェネの逆襲を発売当時に 読む(前の2作は全く触れずに)というよく分からない 読み方をしていました。 ロスジェネも、続編と知らずに読了する始末。。。 そんなこんなで、しばらく池井戸さんには...

今話題の池井戸作品を読みました。 この人の本、実は2作目です。 下町ロケットも読まず、ロスジェネの逆襲を発売当時に 読む(前の2作は全く触れずに)というよく分からない 読み方をしていました。 ロスジェネも、続編と知らずに読了する始末。。。 そんなこんなで、しばらく池井戸さんには触れてきません でしたが、この空前絶後の半沢ブームに乗っかり、 ドラマも毎週見ています。 そんでもって、ドラマの原作には手を出さずに、空飛ぶタイヤに 手を出しました。 この題名見て、最初はホンワカストーリーだと思っていたのですが、 まったくの間違い。 運送屋の配送トラックが、人身事故を起こすところから物語がスタートします。 そんでもって、この事故の責任はだれにあるのか?整備はちゃんとしていたの に。。。 という所から、トラックのリコール問題まで発展していき、、、 運送屋の人間関係、運送屋の社長の息子の学校問題、銀行、自動車会社、自動車販社 それぞれの立場の人間が、それぞれの立ち位置でこの問題に翻弄されている姿が 描かれて いますが、完全にこれ三菱自動車のリコール問題のお話です。 三菱重工、三菱UFJ銀行等々。。。 これを読んでしまうと、三菱の車乗りたくないわ!という人出てくるんじゃないかと 不安になるくらいインパクトがでかい。 いやーな奴も色々出てくるんですが、中でも一番ストレスたまるのが、主人公の 運送屋の 社長が、小学校のPTA会長をやっている(押し付けられてる)んですが、そこ に文句を 言ってくる女王蜂と呼ばれるおばさん。 こいつが完全におかしなおばちゃんなんですが、絶対にいるんですよね。どこに もこういう人。 子供が学校に入ると、どうしても出会うんだろうなぁと思いながら、なるべく避 けたい道ではある。 余分な話になりましたが、やっぱり人気出るには理由がある。 この作品おススメです!

Posted byブクログ

2013/08/24

大満足! これだけボリュームのある本を一気に読みきってしまいました。 勧善懲悪的なストーリー展開なのですが、懲悪まで行くまでのストーリがコレでもかというぐらい、たたいて、たたいて、たたかれまくる。 そんなわけで、後半では溜飲が下がってスッキリするとともに、ところどころで熱いもの...

大満足! これだけボリュームのある本を一気に読みきってしまいました。 勧善懲悪的なストーリー展開なのですが、懲悪まで行くまでのストーリがコレでもかというぐらい、たたいて、たたいて、たたかれまくる。 そんなわけで、後半では溜飲が下がってスッキリするとともに、ところどころで熱いものがこみ上げてきます。 ストーリーとしては、中小の運輸会社のトラックのタイヤが走行中に外れて、女性を直撃し死亡。主人公の会社は整備不良の疑いをかけられ、その疑いを晴らすべく、社長赤松さんが大企業のホープ自動車に戦いを挑む物語です。 そう、三菱のあの事故が物語のベースとなっています。 赤松社長VSホープ自動車のプロットだけでなく、企業経営で、銀行からたたかれ、資金繰りにいき詰まったり、大口顧客から取引中止になったり、はたまた、銀行から資金引き上げさせられそうになったり、経営のつらさが語られています。さらに、学校で子供がいじめられたり、PTA会長として巻き込まれたりと散々です。 これらを逃げずに直面し、解決していく赤松社長に熱く心打たれます。 ところどころで出てくる赤松社長の発言に胸打たれて、「よし」ってやる気が出てきます。 一方で、大企業のホープ自動車や銀行の傲慢な態度、そして、銀行の論理がそれを引き立てて、赤松社長同様に、ホープ自動車や銀行に「こんちくしょう」っという気持ちで感情移入してしまいます。 そんな中、良い味を出していて、やはりキーパソンだったのね。というのがホープ自動車の沢田。サラリーマンとしての生き方としての彼の葛藤がなんとも心に響きます。 そんなわけで、ステレオタイプのキャラも多いですが、それぞれのキャラが立っていて、すごく楽しく、ワクワク読むことができました。 ぐっと来てしまったのが、やはり子供のくだり。 自らの潔白を証明するために喧嘩した子供。その帰り道の台詞 「パパは勇気あるよ」 「ぼく、パパの真似をしてるだけだよ」 赤松社長同様、熱いものがこみ上げてしまいます。 ということで、赤松社長の熱い思いをそのまま引き継げるような熱い気持ちになれる物語でした 読み応えのあるすばらしい物語り。お勧め!! #ちなみに、本書にも「倍返し」の台詞が出てきます(笑)

Posted byブクログ

2013/08/21

実在の財閥系自動車会社の不祥事をイメージさせるストーリー。 財閥系の自動車、銀行、重工の大企業に務める会社員の非常識な態度がリアルで面白い。 逆に中小企業の社長を務める主人公の描写がカッコよすぎる。 最近の大企業の不祥事もこんな感じで起こっているとも考えてしまう。 最後に...

実在の財閥系自動車会社の不祥事をイメージさせるストーリー。 財閥系の自動車、銀行、重工の大企業に務める会社員の非常識な態度がリアルで面白い。 逆に中小企業の社長を務める主人公の描写がカッコよすぎる。 最近の大企業の不祥事もこんな感じで起こっているとも考えてしまう。 最後に色々とよいシーンがある。 過去に振り回されないことが大事なんだと感じて読了。 素晴らしい本に出会えました。

Posted byブクログ

2013/08/05

この夏、池井戸潤の作品を読み切る。 7年前の作品、「空飛ぶタイヤ」。 巨大企業ホープ自動車と中小企業の赤松運送。 一つの事故を巡って、両者のせめぎ合いが始まる。 大企業と中小企業、被害者と被疑者、銀行と企業、そして、警察・・・ 立場も境遇も違う人物を多岐にわたって登...

この夏、池井戸潤の作品を読み切る。 7年前の作品、「空飛ぶタイヤ」。 巨大企業ホープ自動車と中小企業の赤松運送。 一つの事故を巡って、両者のせめぎ合いが始まる。 大企業と中小企業、被害者と被疑者、銀行と企業、そして、警察・・・ 立場も境遇も違う人物を多岐にわたって登場させることで、 複数の世界観を分かりやすく表現しています。 赤松社長の憤りに共感しながら、 そして、それに自分も興奮しながら読める作品です。

Posted byブクログ