空飛ぶタイヤ の商品レビュー
いつもの『池井戸モノ』なんだけど、なんだろう、より迫力があった。三菱リコール隠しというかなり話題性のある事件を扱っているからか…?
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池井戸作品やから、きっとこのままじゃないとは分かっていたけど、後半まで読んでて辛かった。 最後まで読んですっきり。 最後の銀行員と週刊誌記者のくだりが腹黒い感じで、一番良かった。
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我想,那里事故是母题(motif)。人人的心情(mosic mask?)写很好。我感动了。不过,很多页ww。
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いやあ長かった~。でも飽きることなく一気に読めた。心が揺さぶられた。それにしても、ホープ自動車って実在する企業を連想してしまうのは私だけではないはず。大企業の内情ってこんなひどいのか・・・など思ったり。 池井戸作品の中で3本の指に入るくらい好きな小説です。
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この作品はあからさまに三菱をモデルにしていますよね。幾ら仮名でフィクションとはいえ、リコール隠しは現実にあった話だし、財閥系の奢りもいかにもありそう。 そんなリアリティがあるだけに、小説としての面白さは抜群。モンスターペアレント撃退のデザートまで付いて満腹です。
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池井戸潤さんは裏切らない。丁寧な人物描写とジェットコースターのようなストーリー展開は読み手をグングン物語の中に引き込んでいく。
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タイヤ脱落死亡事故の嫌疑を負わされた運送会社社長の赤松。財閥系自動車会社の不具合に対して論証すべく立ち向かう姿は圧倒されます。メモ。(1)悪意と正義は紙一重だ。不満が言えるのも会社あってのこと(2)いつか風向きが変わる時が来ますって。それまで歯を食いしばってやれることは全てやる。...
タイヤ脱落死亡事故の嫌疑を負わされた運送会社社長の赤松。財閥系自動車会社の不具合に対して論証すべく立ち向かう姿は圧倒されます。メモ。(1)悪意と正義は紙一重だ。不満が言えるのも会社あってのこと(2)いつか風向きが変わる時が来ますって。それまで歯を食いしばってやれることは全てやる。今はそれしかない。(3)俺は納得出来ない。割り切れないんだ(4)この男もまたサラリーマンだな、と思った。会社の都合と個人の都合を使い分け、体良くつつがなく定年まで勤めようとするサラリーマンだ。
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サクサク読める内容。一つの事件に関して、立場が違う人物毎の世界が描かれている。主人公の努力がなかなか実らない点にヤキモキしたり、大企業で働く人物の考え方から自身の仕事観を考えたりと、その人物に投射しながら作品の世界観が楽しめる一冊。
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半沢直樹のようで次が気になる展開。 中小輸送企業の社長が、自動車欠陥による運送事故が起こしてしまい、巨大自動車企業と戦う物語。 だんだけ対策をしても、新たな問題が次から次へとでてくる。 自動車企業だけでなく、融資の銀行、社員の退職、家族の問題さまざまな場面に直面する。 多くの問題をかかえつつ懸命に生き、対応していく様が勇気をもらえる。 問題から逃げずにひたむきに立ち向かう勇気をもらえる小説です。
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池井戸潤らしい、大企業のいざこざと最後に正義が勝つスッキリできる話でした。途中は手詰まり感と閉塞感でイヤになりかけたけど、最後まで休まず読めました。おかげで休日一日つぶれました。 この人の本読むと疲れるんですよねー。たまに、でいいな。
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