いっちばん の商品レビュー
いっちばん いっぷく 天狗の使い魔 餡子は甘いか ひなのちよがみ 5篇の短編集。 今作も楽しく読んだ。
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「いっちばん」 犯人は分かっている。 誰が主犯なのか気付けたとしても、どうやって手にしているのか不明だと捕まえようにも無理だからな。 目的のものは買えなかったが、楽しんでもらえたのならば十分来た価値はあるだろう。 「いっぷく」 存在を知られていた。 有名な妖であれば聞き流してし...
「いっちばん」 犯人は分かっている。 誰が主犯なのか気付けたとしても、どうやって手にしているのか不明だと捕まえようにも無理だからな。 目的のものは買えなかったが、楽しんでもらえたのならば十分来た価値はあるだろう。 「いっぷく」 存在を知られていた。 有名な妖であれば聞き流してしまうだろうが、そうでないからこそ何故なのか尋ねるのが難しいのだろ。 一緒に帰ってきたのだから、世のどこかで生きているとはいえ再会など予想外だろう。 「天狗の使い魔」 拐われた先で聞いた。 特別なことはしていないというのに、突然空へと連れられたら逃げようもないし抵抗も出来ないだろう。 互いに嫌なことがあったとしても、どこかで妥協点を作らねば誰かの一人勝ちだよな。 「餡子は甘いか」 上手く出来ないけど。 どれだけ才能があったとしても、盗みを働くような者が直ぐに改心して新たな道をいくのは難しいだろ。 向いていないと諦めるのも一つの道ではあるが、少しずつ進むのも悪くはないだろう。 「ひなのちよがみ」 薄化粧をした途端に。 今までも存在を知っていたというのに名乗りでなかったのは、見た目しか気にしてなかったからだろ。 どれだけ嫌な相手であったとしても、誰かのために頭を下げられるのは素晴らしいな。
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いっちばん 畠中恵 しゃばけシリーズ⑦ ∞-———————∞ 妖たちが若だんなに喜んでもらえるものを競う「いっちばん」。鳴家はやっぱりお菓子を選ぶが自ら食べちゃう。 三途の川で出会った冬吉と再会する「いっぷく」。鳴家は見えていなくても捕まえられるらしい。 「餡子は甘いか」栄吉の餡子は相変わらず。自分に合っていないのではと思ったりもしたけど、やっぱり菓子作りは好き。盗人だけど味覚が確かな奴って魅力はあるだろうけど人としては思った通り。それはそうと若だんなが鳴家について栄吉に説明してる。 「ひなのちよがみ」は薄化粧になったお雛に許嫁がいるにも関わらず言い寄って来る男が。商いは難しい。厚化粧の女性が誰かを判別するのも難しい? 2025/05/26 読了(図書館)
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この巻の印象をお雛にガッツリ持って行かれる。 大活躍じゃん。 前回のひたすら耐えていた印象とはかなり違う気がするけど、この芯が通ってるのもまた良いな。いやでもこんな感じだったか。
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<目次> 略 <内容> 短編です。だんだん登場人物が増えて、つながって。さらに妖が増える。テングやキツネ、狛犬…。お菓子屋の栄吉の活躍談も。お雛が白粉お化けから脱出し、苦労の末…
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天狗や狐というのは存外ややこしいし、プライドも高く、まるで人間みたい。 栄吉さんは頑張ってて、めげずに頑張ってて、尊いなと思う。そこまで好きなものに出会えるのも、素晴らしいことと感じた。 冬吉の再会や、厚化粧をやめたお雛ちゃんのその後も知れてうれしかった。それにしても、志乃屋はお雛ちゃんが来ないのが気に食わなくて、一色屋の千代紙袋を真似て売り出すなんて、江戸時代のビジネスも大変なんだなぁ(正三郎を蹴落として、縁談を申し込むためってのもあるだろうけど、そんなことしたらお雛ちゃんに嫌われそう) 家鳴り、うちにも居そうな気がするけど、会って話せたらいいのになぁ。 脳内配役は変わらずSnowMan。 若だんな:ラウールさん 仁吉:岩本照さん 佐助:宮舘涼太さん 松之助:目黒蓮さん 三春屋の栄吉:向井康二さん 本作では、諦めずに菓子修行を重ねる姿がスノまでのデビューに重なる 屏風のぞき:渡辺翔太さん 秋英:阿部亮平さん
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一太郎の友達,三春屋の栄吉くん,いくら不器用だろうが,不味い餡子しか作れないなんて設定はあり得ない。絶品の餡子は難しくても,材料の分量が正しくて焦がさないように煮てやれば普通に甘い餡子は誰でも出来るはず。いくらなんでも,無理筋の設定にしか思えない。
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しゃばけシリーズ第7弾。 私は若だんなの親友三春屋の栄吉が和菓子作りを辞めそうになる「餡子はあまいか」と妖怪塗り壁と言われていたお雛ちゃんが白塗りをやめて可愛くなってしまったから起こる(笑)騒動の「ひなのちよがみ」が好きでした。 特に栄吉の真っ直ぐで努力を惜しまない性格は大好きで...
しゃばけシリーズ第7弾。 私は若だんなの親友三春屋の栄吉が和菓子作りを辞めそうになる「餡子はあまいか」と妖怪塗り壁と言われていたお雛ちゃんが白塗りをやめて可愛くなってしまったから起こる(笑)騒動の「ひなのちよがみ」が好きでした。 特に栄吉の真っ直ぐで努力を惜しまない性格は大好きで、今は妖の鳴家しか好んで食べてくれない栄吉の作ったお菓子もいつかきっと本当に美味しく作れる時が来る、と信じています。 世の中、要領の良い人が得をすることが多いけど、見てる人は見てるし、本当の喜びは努力した人だけがわかるのだろうな、と思いました。 このお話、泣けます。 でも、みんなが驚いた時 「へ?」 「はっ?」 「きゅわっ?」 ってさりげなく鳴家の驚きの声も書いてあったところは 笑っちゃいました。 畑中さん、時々ユーモアのある文章を盛り込まれるので そういうところも楽しみです。
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表紙をめくったところ、薬がモリモリ入った桶を持つ仁吉の顔。 若だんなの代わりに菓子を食べる鳴家「誠に働き者であります」屏風のぞき「妖ってぇのは、いるだけで若だんなの役に立つんだろうよ」
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シリーズ第七弾 短編集。 いっちばん 親分を助けるため出掛ける若だんなに佐助が顔を顰め、籠を薦め 「…長崎屋が少し小さく見えてますよ」 「つまりは家の近所じゃないか!」 笑った。 いっちばん 三途の川であった冬吉と再会。 餡子は甘いか 栄吉が修行に出てる安野屋の主が良いこと...
シリーズ第七弾 短編集。 いっちばん 親分を助けるため出掛ける若だんなに佐助が顔を顰め、籠を薦め 「…長崎屋が少し小さく見えてますよ」 「つまりは家の近所じゃないか!」 笑った。 いっちばん 三途の川であった冬吉と再会。 餡子は甘いか 栄吉が修行に出てる安野屋の主が良いことを言った。 美味いと思った菓子を贔屓にする。修行何年目で作れるようになったなんて気にしない。 ひなのちよがみ 若だんなが手代達に合格をもらえず沈んでいたら、鳴家や屏風のぞきに鈴彦姫たちは甘いものを勧める。鳴家なんて、若だんな用のお菓子をわけてもらったのを、更に若だんなに勧めてるっぽくて微笑ましすぎる。
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