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いっちばん の商品レビュー

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117件のお客様レビュー

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2023/11/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

<目次> 略 <内容> 短編です。だんだん登場人物が増えて、つながって。さらに妖が増える。テングやキツネ、狛犬…。お菓子屋の栄吉の活躍談も。お雛が白粉お化けから脱出し、苦労の末…

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2023/08/18
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

天狗や狐というのは存外ややこしいし、プライドも高く、まるで人間みたい。 栄吉さんは頑張ってて、めげずに頑張ってて、尊いなと思う。そこまで好きなものに出会えるのも、素晴らしいことと感じた。 冬吉の再会や、厚化粧をやめたお雛ちゃんのその後も知れてうれしかった。それにしても、志乃屋はお雛ちゃんが来ないのが気に食わなくて、一色屋の千代紙袋を真似て売り出すなんて、江戸時代のビジネスも大変なんだなぁ(正三郎を蹴落として、縁談を申し込むためってのもあるだろうけど、そんなことしたらお雛ちゃんに嫌われそう) 家鳴り、うちにも居そうな気がするけど、会って話せたらいいのになぁ。 脳内配役は変わらずSnowMan。 若だんな:ラウールさん 仁吉:岩本照さん 佐助:宮舘涼太さん 松之助:目黒蓮さん 三春屋の栄吉:向井康二さん 本作では、諦めずに菓子修行を重ねる姿がスノまでのデビューに重なる 屏風のぞき:渡辺翔太さん 秋英:阿部亮平さん

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2021/09/26

一太郎の友達,三春屋の栄吉くん,いくら不器用だろうが,不味い餡子しか作れないなんて設定はあり得ない。絶品の餡子は難しくても,材料の分量が正しくて焦がさないように煮てやれば普通に甘い餡子は誰でも出来るはず。いくらなんでも,無理筋の設定にしか思えない。

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2020/08/11

しゃばけシリーズ第7弾。 私は若だんなの親友三春屋の栄吉が和菓子作りを辞めそうになる「餡子はあまいか」と妖怪塗り壁と言われていたお雛ちゃんが白塗りをやめて可愛くなってしまったから起こる(笑)騒動の「ひなのちよがみ」が好きでした。 特に栄吉の真っ直ぐで努力を惜しまない性格は大好きで...

しゃばけシリーズ第7弾。 私は若だんなの親友三春屋の栄吉が和菓子作りを辞めそうになる「餡子はあまいか」と妖怪塗り壁と言われていたお雛ちゃんが白塗りをやめて可愛くなってしまったから起こる(笑)騒動の「ひなのちよがみ」が好きでした。 特に栄吉の真っ直ぐで努力を惜しまない性格は大好きで、今は妖の鳴家しか好んで食べてくれない栄吉の作ったお菓子もいつかきっと本当に美味しく作れる時が来る、と信じています。 世の中、要領の良い人が得をすることが多いけど、見てる人は見てるし、本当の喜びは努力した人だけがわかるのだろうな、と思いました。 このお話、泣けます。 でも、みんなが驚いた時 「へ?」 「はっ?」 「きゅわっ?」 ってさりげなく鳴家の驚きの声も書いてあったところは 笑っちゃいました。 畑中さん、時々ユーモアのある文章を盛り込まれるので そういうところも楽しみです。

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2020/01/07

表紙をめくったところ、薬がモリモリ入った桶を持つ仁吉の顔。 若だんなの代わりに菓子を食べる鳴家「誠に働き者であります」屏風のぞき「妖ってぇのは、いるだけで若だんなの役に立つんだろうよ」

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2018/05/18

シリーズ第七弾 短編集。 いっちばん 親分を助けるため出掛ける若だんなに佐助が顔を顰め、籠を薦め 「…長崎屋が少し小さく見えてますよ」 「つまりは家の近所じゃないか!」 笑った。 いっちばん 三途の川であった冬吉と再会。 餡子は甘いか 栄吉が修行に出てる安野屋の主が良いこと...

シリーズ第七弾 短編集。 いっちばん 親分を助けるため出掛ける若だんなに佐助が顔を顰め、籠を薦め 「…長崎屋が少し小さく見えてますよ」 「つまりは家の近所じゃないか!」 笑った。 いっちばん 三途の川であった冬吉と再会。 餡子は甘いか 栄吉が修行に出てる安野屋の主が良いことを言った。 美味いと思った菓子を贔屓にする。修行何年目で作れるようになったなんて気にしない。 ひなのちよがみ 若だんなが手代達に合格をもらえず沈んでいたら、鳴家や屏風のぞきに鈴彦姫たちは甘いものを勧める。鳴家なんて、若だんな用のお菓子をわけてもらったのを、更に若だんなに勧めてるっぽくて微笑ましすぎる。

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2020/08/11

○いっちばん しゃばけシリーズ第7弾 「いっちばん」 スリが多発し親分が一太郎の元へ知恵を借りにやってくる時、妖たちはそれぞれ一太郎を喜ばせる品を用意しようと出かけるが… みんな可愛く、上手く絡み合い楽しい。 「いっぷく」 鳴家を探しているものがいるという噂がある中、京都から...

○いっちばん しゃばけシリーズ第7弾 「いっちばん」 スリが多発し親分が一太郎の元へ知恵を借りにやってくる時、妖たちはそれぞれ一太郎を喜ばせる品を用意しようと出かけるが… みんな可愛く、上手く絡み合い楽しい。 「いっぷく」 鳴家を探しているものがいるという噂がある中、京都から新たな店がやってきて、3店での品比べをしようという事になり… 途中で気がつくが、前の巻の登場人物が出てきて嬉しい。 「天狗の使い魔」 管狐と酒を飲みたい天狗、狐にいなくなってほしい狛犬が、一太郎を人質にしようと衝突する 一太郎の頭のキレぐあいが流石である。 「餡子は甘いか」 菓子職人栄吉の修業先に泥棒が忍び込む!しかし彼には砂糖を見分ける才があり… 「ひなのちよがみ」 商売のために一太郎にお店を紹介して貰ったものの、婚約者がいる身でありながら新たに婚約を申し込まれてしまい… 久しぶりの登場で楽しかった。

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2016/10/05

シリーズ7作目,連作短編5編 安心した妖達や家族友人知人とのあれこれ.安定した面白さである.それぞれの人が,少しずつ成長していく姿が微笑ましい.

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2016/04/07

いっちばん→妖怪たちが、若だんなにプレゼントを考える いっぷく→長崎屋、西岡屋と小乃屋と品比べを行う。家鳴りを風呂敷の中に捕まえた小乃屋の七之助、家鳴りたちが見えるのか? 天狗の使い魔→若だんな、天狗に拐われる! 餡子は甘いか→あまりにも菓子作りが下手な栄吉は奉公に出たが、奉公先...

いっちばん→妖怪たちが、若だんなにプレゼントを考える いっぷく→長崎屋、西岡屋と小乃屋と品比べを行う。家鳴りを風呂敷の中に捕まえた小乃屋の七之助、家鳴りたちが見えるのか? 天狗の使い魔→若だんな、天狗に拐われる! 餡子は甘いか→あまりにも菓子作りが下手な栄吉は奉公に出たが、奉公先でライバル出現!栄吉は菓子職人を諦めてしまえのか? ひなのちよがみ→以前は分厚く白粉を塗り立てていた娘、紅白粉問屋一色屋のお雛さんが可愛くなって再登場。火事でダメージを受けたお店の再建と、許嫁の正三郎さんとの仲はいかに。 の5話。

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2016/03/04

しゃばけシリーズ7作目。短編集。 相変わらず面白い。 離れに集まる妖たちが若だんなを励まそうと騒動を起こしたり、天狗と狐、狛犬のもめごとに巻き込まれたり、栄吉の挫折、三途の川から一緒に戻ってきた者との再開、雛さんたちの話などバラエティー豊か。 また、再読しよう。

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