パコと魔法の絵本 の商品レビュー

関口尚【著】

2017/06/20

まったく予備知識なく、たまたま手にとった本。
ファンタジーなタイトルと表紙とはだいぶイメージの異なる現実的なお話。

手放しにオススメできるタイプの本ではないけど、けっこう面白いぞ！

2016/06/27

何、このギャップ感？！
前半は前フリが長く、気分も晴れない。もう読むのを止めようかと思ったくらい。が後半はすぐに読めた。話しの流れは見え見えなのに涙腺が緩んでしまうのは歳だからか？

2016/05/02

映画で観るべきだった…。ストーリー自体は良いけれど、この現代のおとぎ話を小説にしたてた時の、説得力の弱さよ…。

2016/01/02

パコはみんなと幸せに暮らしました、おしまい。じゃないのが儚いですね。
ファンタジーかと思って読み始めたら全然そうでなく、でも素敵な人間活劇です。

2015/07/27

映画のノベライズ本。
久々に再読。
コレは映画がかなり好きで、何度も観ましたね。
そしてこのノベライズ本もかなり好きで何度も読みました。
意地悪なおじさんが純粋な少女と出会って心を入れ替えていい人になるという、まあベタなお話なんだけどさ、笑えるし泣けるのよ。
で、映画の方をいつかおくさんに見せよう見せようと思っててさ、結局見せられなかったのよね。
そこをずっと後悔しているのである。
なので再読して今までの倍泣いた。
また近々読みたい。
映画も観たい。

2015/07/21

映画になってるからタイトルは聞いたことがあったんだけど
これも何となくジャケ買いしてずっと読んでいなかった本
偏屈者のじいさんが少女パコとの出会いで
人間らしい優しさを取り戻す話
最後は意外な終わり方だけど、泣けるわ～
良い話！ほっこり　オススメしたい本です

2015/04/24

思わず感動しました。久しぶりに活字で泣きました。

交通事故で記憶障害になり、寝てしまうと前日の記憶をなくしてしまう少女パコと横柄な大人大貫とその仲間たちのお話。

映画化もされていたはずなので、そちらも見てみたい。

本当に良いお話です。

2015/03/02

大貫が改心することへの裏付けが微妙。でも、逆にそれが小さい頃読んでいた話がポーンと進む絵本のようりパコが愛おしくなってきて、後半はテンポよく読めた。

2014/07/26

38
一人の偏屈オヤジと、1日しか記憶のもたないパコ、そしてそれぞれに人生を思い悩む人達の織り成す奇跡の物語。
そして一冊の絵本をキーストーリーとして、物語は進む。
もう少しファンタジーな世界観かと思っていたが、映画のイメージが強かっただけか、意外とリアリスティックであるのが印象的であった。

2014/03/08

映画『パコと魔法の絵本』の原作となった後藤ひろひとの舞台『MIDSUMMER CAROL ガマ王子vsザリガニ魔人』のノベライズ作品。実家より拝借。

「どうせノベライズだから」とあまり期待せずに読み出したのですが、読みやすく、無理やりだと感じるストーリー展開も少なく、普通に小説として楽しめました。よくよく調べると作者の関口尚氏は受賞歴もある作家さん。失礼しました。

内容は全く知らなかったので、読む前は『ハリーポッター』みたいなバリバリのファンタジーだと思っており、そこは「あれ？」という感じでしたが(^-^;

実際には人情の詰まった作品。自分のことではなく、人のことに一生懸命になる、というのは頭で考える以上に難しくて、肉親や恋愛以外だとなおさら。そういう意味では、クソジジイだった大貫のスイッチが入ってからの行動は素晴らしいものですよね。だからこそ、周りのみんなも動かすことができたのだと思います。
自分も、いつか、ここまで打算なく行動することができるでしょうか。