1,800円以上の注文で送料無料

トリツカレ男 の商品レビュー

4.2

67件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    20

  3. 3つ

    16

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2012/03/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

大好きです。 いしいしんじは天才だ。 物事に極端にのめり込んでしまう男―トリツカレ男、ジョゼッペ。 彼が様々なものにトリツカレながら、巻き起こす事件の数々にきっと幸せな時間を覚えます。 ジョゼッペの爪の垢程度でも何かに熱中できたら、しあわせだろうなあ。。

Posted byブクログ

2012/03/05

「なにかに本気でとりつかれるってことはさ、  みんなが考えてるほど、  ばかげたことじゃあないと思うよ」

Posted byブクログ

2011/07/30

トリツカレ男のまっすぐな愛情。自分もこんな風にひとを愛したいと思える、とてもあったかい物語。 ジュゼッペはもちろん登場人物が皆愛らしい。 きっとこの先何度も読み返したくなるだろう 大好きな一冊になりました。 氷の上の私たちはいつか転ぶ。 タタン先生の言葉が印象的

Posted byブクログ

2011/06/30
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

自分の今の状況と関係あるかもしれないけど、読んでいてこんなに何度も泣いた本は初めて。そして最後にはじんわりと幸せになれた。ジュゼッペとペチカという名前。言葉づかいと、独特な世界観。いしいしんじさん天才かと思う。他の作品も読もう。全部。

Posted byブクログ

2011/02/12

童話のようなラブストーリー。 不器用なジュゼッペを思わず応援してしまう。 登場人物みんなが優しい、素敵な物語。

Posted byブクログ

2010/11/17

なんて素敵なラブストーリーなんでしょう。1時間ちょっとで読めてしまいました。 読み終えて、幸せな気持ちになれるっていい。また読み返したくなるかも。 初めて読んだいしいしんじさんですが、他の作品も読みたくなります。

Posted byブクログ

2010/03/31

なんでもかんでもにとりつかれてしまう、トリツカレ男のジュゼッペが、ある日ふうせん売りの女の子にとりついた♥ 優しくてかわいい童話風のお話。 心がほんわかしました。 「私のとりつかれているものは、とりわけきみさ。」

Posted byブクログ

2010/03/31

 一つのことに夢中になると取り憑かれたようにそれに没頭するが、他のことに取り憑かれるとあっという間にそっちに没頭するトリツカレ男が、一人の女性に「取り憑かれ」た! という王道ラブストーリー。  世界的な走り幅跳びの選手、グラサン集めに昆虫採集、名探偵にオペラ歌手と、取り留めのない...

 一つのことに夢中になると取り憑かれたようにそれに没頭するが、他のことに取り憑かれるとあっという間にそっちに没頭するトリツカレ男が、一人の女性に「取り憑かれ」た! という王道ラブストーリー。  世界的な走り幅跳びの選手、グラサン集めに昆虫採集、名探偵にオペラ歌手と、取り留めのないトリツカレ男の人生が結集する(伏線を回収する)手際が見事。  いしいさんにしてはめずらしく登場人物に固有名詞がついてる作品。

Posted byブクログ

2010/03/24

ゆったりして、純粋な話。 最初は感情移入できなくて、読むの辞めようかと思ったけど…読んだ後はほっこりする!

Posted byブクログ

2010/03/07

誰にでもちょっとしたマイブームなんてのは経験があると思うけど、 この物語の主人公ジュゼッペが「トリツカレ男」と呼ばれるのはその時々のマイブームに とり憑かれたように夢中になるが所以。 オペラ・三段跳び・サングラス集めに探偵ごっこ・・・エトセトラ 喋るハツカネズミと暮らすうち、 彼...

誰にでもちょっとしたマイブームなんてのは経験があると思うけど、 この物語の主人公ジュゼッペが「トリツカレ男」と呼ばれるのはその時々のマイブームに とり憑かれたように夢中になるが所以。 オペラ・三段跳び・サングラス集めに探偵ごっこ・・・エトセトラ 喋るハツカネズミと暮らすうち、 彼は一人の女の子にトリツカレ(魅了され)てしまい・・・・・・ さぁここからが彼のターン! ほぼ無意味だった今までのトリツカレ事を駆使して女の子の為に頑張るシャイボーイ(?) 正直、途中まで「コイツ、イイ奴すぎてとんだピエロだわ」と小バカにしたり、 彼が故人を真似するあまり目的を見失って  本当に成り代わろうとしてるんじゃないかしらと心配しながら読みましたが、 全てのことが円(わ)になる結末に心が温かくなった。 なんて言うのかな、優しい絵本を読んでいるようなかんじ。 この本を手に取った最初は、表題からエクソシストかイタコの話しかなぁと思ってたのがちょっぴり恥ずかしい。 あ、でもイタコは・・・あながち外れてないかも?

Posted byブクログ